久しぶりに一眼レフデジカメを持ち出してみた。 Nikon D70sに、SIGMAの18-200mmズームレンズ。 もう17年ぐらい昔の機種で、画素数は610万しかない。いつの間にかiPhoneの半分まで衰退していたのかー🤷♂️ D70sは、メインに使っていたころから、表現が暗め🕶だとは感じていた。 改めて使ってみると、現代のスマホのビビッドな画像に慣れてしまった目には、D70sの画像はなおのこと暗く、色味も落ち着き過ぎているようにしか見えない。 操作も忘れちゃって、ときどき露出の設定を間違えたりもしている。 スマホのカメラがどれだけ進歩しようとも、一眼レフやミラーレスのような大口径レンズの圧倒的な有利さは揺るがないと盲信しているが、やはりスマホより圧倒的に重いという一点だけで山には不向きだし、少なくとも今日のこの画像では、わざわざD70sを持ち歩く気にはならないなぁ。 最近Nikonはお手頃機種のラインナップをやめちゃったみたいだし、どうしようかなぁ。 あ、山のこと何も書いてないっ💦
南足柄市の矢佐芝のゲート前に車を停めさせてもらって出発。 電車利用の場合は、大雄山線の塚原駅か相模沼田駅から、このゲートまで5キロぐらい歩くことになる。
いい標識だが、指が1本多い? いや、親指で指している?
ここから山に入る。 二宮金次郎柴刈コースと呼ばれている。
はじめは杉林。 本日は花粉警報発令中。
最初の尾根に取り付くまで、ゆるやかに登る。 このコースは、全体的に最乗寺ルートよりゆるやかだし、足場もよい気がする。 あ、ちなみにこのあたりの杉林はトレイルが不明瞭で、下りは一つ南の尾根から下りてしまった。
スタートから45分で見晴台に到着。 丹沢や足柄平野を望めるが、花粉のせいで?霞んでいる。
見晴台から林道を200メートルぐらい歩いて、改めて山に入る。 過剰な趣のある標識だ。
階段の上から振り返ってみた。 あのカーブの先がさっきの見晴台。
杉林を抜けると、広々と気持ちいい雑木の道。
かわいいD70sくんです。
最後はクマザサのゾーンを抜ける。
金時〜明神〜明星の縦走ルートを進む。
大好きな縦走ルート。 今日も快晴だ。
最乗寺ルートへの分岐点。 ここの景色が特に好き。 しかし画像が暗い。露出間違ってるな。
スマホで撮ると鮮明!
明神ヶ岳の山頂に到着。 これは露出合ってると思うけど、やっぱり薄暗く感じる。
さすがに超望遠は光学ズームじゃなきゃ無理だろう。
200mmで金時山の茶屋を確認、できない〜。 ん?レンズの右端にゴミが付いてるな。
富士山の右には、冠雪の南アルプス、手前に三国山稜が見える。
南西側は箱根山の中心、神山と駒ケ岳と大涌谷の噴煙。
大涌谷も200mmで観察。
先月の明[星]ヶ岳の日記では、東麓の小田原側に山名の由来があるそうだと書いたが、明[神]ヶ岳は、西麓の箱根側に由来があるらしい。 この下にある碓氷峠(宮城野と仙石原の間)を通る旅人の安全を祈願して、この山に明神様を祀ったのだそうだ。 したがって、明神ヶ岳はこっちが表側ということになる、か?
明神ヶ岳の「裏側」に位置する小田原の市街地と相模湾。
壮大な景色の山頂から、鬱蒼とした笹藪の中を帰るのであった。
鳥さんは200mmじゃ厳しいね。
背景が簡単にボケるのが一眼レフのいいところ。