活動データ
タイム
09:04
距離
10.9km
のぼり
1497m
くだり
1501m
活動詳細
すべて見る厳冬期に一度あるかないかの快晴の週末。OMAME教官を主将とする鬼教官チームは前日までに山の選択を悩んでおりました。 ①焼山からの八幡平 ②岩手山焼走り直登 ③秋田駒の男岳直登 ④鳥海山稲倉山 雪崩リスク・爆風情報をwindyやGPVなどを頼りに選定。 見る限り爆風でないようなので、岩手山で双方合致、当日の朝を迎えることになりました。 7時前に登山口へ到着すると、意外と車が止まっている… 山好きの変態(いい意味で)がこんなにもいるのかと思ったら、どうやら写真撮影の方々のようで一安心(笑) 先行者は2名らしく、装備を整え溶岩流の景勝地を突っ切ります。 多くの人は夏道沿いに第一噴出口へ向かうようですが、ノートレース+急登マニアの我々は樹林帯を突き抜け、無駄に第二噴出口直下の急登を突っ切ります。 厳冬期に禁じられている滝汗状態で第一噴出口へ到着し、来たる行程2km高低差800mの急斜面、もちろんエスケープなしの区間へ備えてお腹と装備を整えます。 少し進むと木々はなくなり、斜面はサンクラストしてスピッツェの刺さりが浅くなってきました。 行く先に目をやるとお鉢直下の岩稜帯が見えて、意外とすぐに着きそうだなと思ったのですがこのエグい斜面は甘くはありません。 標高1,500mあたりまで高度を上げると、強風が北西から襲いかかり、時折10センチ台の小石も転がってくる状況。 北斜面側へトラバースしていき、落石リスクを回避すると、こちらは更に斜度がキツくなり、休み休み八甲田連峰と早池峰山にエールをもらいながら1,800m付近の岩稜帯へ取りつきました。 お鉢直下には登山者(変態)を遮る岩壁があり、北斜面へ岩と氷の岩稜帯をトラバースして、ルンゼ状の箇所を見つけ、そこから鉢へ上がることができました。 ここまでくると南に早池峰・焼石・栗駒、東には姫神・七時雨さらには太平洋。 そして北には前森から畚岳の稜線と奥には森吉山。 遠く八甲田連峰にマイホームの岩木山、その隣には田代岳から始まる白神の山々。 その更に遠くに目をやると、北海道の羊蹄山らしきシルエットも。 感無量。 まだ山頂じゃないのにね。 そんな大展望の中、ウィニングロードの先にある見慣れた看板へと進み、薬師岳山頂へ登頂。 眼下には鬼ヶ城から前森山までの50キロトレイルの稜線を全て見ることができ、個人的に思い入れのあるこの眺望に、思わず感極まってしまいました。 西方面には美しい烏帽子から秋田駒の稜線。 雪を湛える和賀山塊と、その先には名状し難い存在の鳥海山が。 このような大展望に目をやりながらゆく御鉢周りは、北東北の山行のよき締めくくりとなりました。 ※写真を撮ろうと思ったらiPhoneが職務放棄したので、KIMICさんのレポートをご覧ください。 見事な写真です! この日岩手山でお会いした東北のYAMAPでも有名かつ強者の皆様、無事の下山おめでとうございます。 これからも山好きの変態(いい意味で)な岳人レポートを楽しみにしております♪ 今回の山行はOMAMEさんと成し遂げれた貴重な1日となりました。 起案からコーラの乾杯まで、本当にありがとうございました。 ※相変わらずくどくどしい長文ですみません🙇♂️ ※下山後は安定の森乃湯で疲れを取りました😌 ※いつかは大白森方面の馬蹄縦走をしたい!✨ ※冬の50キロトレイル… いいな😍
メンバー
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。