世界最大級のカルデラ(南北約25km、東西約18km、周囲約128㎞)を誇る、火の国熊本県のシンボル、阿蘇山。
カルデラの中央付近には、日本百名山に数えられる高岳(標高1,592m)を含む阿蘇五岳が連なり、登山道や山頂からは噴煙を上げる中岳火口や、新緑の緑・枯れススキの茶・雪の白・野焼き後の黒と季節毎にその色を変える草原景観など、阿蘇の雄大な自然を望むことができます。
この雄大な自然は私たちに年間3,000mmという膨大な量の雨の恵みをもたらし、その雨は広大な草原から地下へと浸透し、北部九州地方にくらす人々の大切な水資源となっています。しかし、このような多雨地域であるとともに、冬季は厳しい寒さを迎える阿蘇地方では、阿蘇五岳をはじめとする山々の登山道は、降雨や霜によって侵食されやすい環境下にあります。
今回のプロジェクトでは、集まった支援をもとに阿蘇五岳の一つである杵島岳の登山道を環境負荷の少ない近自然工法による登山道の修繕を実施し、あわせて、支援の一部を阿蘇特有の草原景観の保護のための草原保全活動にも役立てたいと考えております。
プロジェクト完了後はぜひ、阿蘇の山々を登り、雄大な火山の脈動や草原を駆ける風の足跡を感じていただけると嬉しいです。
どうぞご支援ご協力をお願いいたします。
支援プロジェクトURL
https://yamap.com/support-projects/694
関係団体
WakuWakuOFFICE あそBe隊
公益財団法人阿蘇グリーンストック
環境省阿蘇くじゅう国立公園管理事務所