足尾山地の山

  • 皇海山

    標高 2144 m

    • 栃木
    • 群馬

    群馬県沼田市と栃木県日光市の境界に連なる足尾山地の主峰。アクセスがよくないことから、関東の他の百名山のように登山者がどっと押し寄せることのない静かな山だ。日光開山の祖として知られる勝道上人の弟子たちが平安期から鎌倉期にかけて開山し、江戸時代には庚申山~鋸山~皇海山を歩く“三山駆け”の修行登山が行なわれていたという。登山道もかつては三山駆けと同じコースがメインだったが、沼田市側の林道が通行可能となったことで短縮路に登山者は集中した。しかし2019年の台風によって林道は崩壊し、復旧の見通しはまったく立っていない。その結果、山頂へは庚申山や鋸山を経由しなければならず、避難小屋での宿泊や危険な岩場の通過などが伴う上級者向きの山に戻ってしまった。

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