水呑岳・カクレグラ・入道ヶ原・スモトリコバ
綿向山
(滋賀)
2024.12.09(月)
日帰り
登山口に向かう途中で藤原岳を見たら頭の方が白くなっていたので、もしかしたらこれから登る山も雪があるかもと思った。
傾いだ橋を渡り急坂を中腹まで行くと雪が出始めた、天気もどんよりとした曇り空で周辺も鉛色で景色はモノトーン。
急登では濡れた落ち葉の上に雪があるので良く滑る。
それでも水呑岳を過ぎて稜線まではアイゼン付けずに行ったが、その先の下りに差し掛かってから危ないと思いアイゼン(4つ爪)をつけた。
その後緩い下りで左足が急に滑り転倒、根とか石とかがあった訳ではなさそう、で靴を見たら左足のアイゼンが付いて無いのに気付く。😣
探しに足跡を辿って逆戻りすると倒木を除けた所に落ちているのが見つかった、ああ良かった。😅
しかしアイゼンの爪に雪の下の落ち葉が刺さりすぐに一杯になり滑り易くなってしまうので、しょっちゅうストックで靴を叩いたり木に足蹴りして溜まったのを落としながら歩かねばならなかった。
カクレグラの後だったと思うがもう一度転んだ、直径15cmほどの松の木に手を掛けてグイっと身体を引っ張ろうとしたら手が滑りゴロンと谷側に1回転.何とかそこで止まったから良かったが.もう少し勢いがあったら何メートルも落ちて怪我したかもでしたが怪我も無く、ああ良かった。😅
左上田山にも行くつもりでピンテを見て下って行ったが地図を見たら方向が違っていて分岐まで戻った、しかし赤線の登山道が皆目分からずこの山は諦めた。😰
入道ケ原に着いて雪で座る場所も無いので立ったままオニギリをホウバった。
その後の急下りでは右足4頭筋が攣った、それが3回ほど繰り返したあとに今度は左足4頭筋が、攣るところはいつも同じ4頭筋だが又その後に右足の別の4頭筋が攣った、一度攣ると5分ほど痛みをじっと堪えるしかない。
1〜2回は攣ることはよくあつたがこれだけ何回も続いたのは始めてだった。
攣って弱った足で急斜面を下るのは辛かったが何とか国道に降りられて安堵した。
苦労してモノトーンの世界に入っただけで、今回はいいことが何も無かった山登りになってしまった。😭
モチロン一人にも会うはずもなく、動物さえ見かけなかった。