14:03
30.2 km
2934 m
小春日和に易老渡サーキット
聖岳・大沢岳・光岳 (長野, 静岡, 山梨)
2025年11月23日(日) 日帰り
快晴の南アルプスはいつだって富士が美しい。 そんな富士に出会いたくて・・・困難な道を歩く。今回も・・・至極の時を過ごせたことに感謝して🗻✨✨✨ 聖、光とピストン日帰りで歩いたが、狭間の山々もそれぞれに個性があって魅力的。 遠山川の紅葉も見たくて秋にと思ったが、なかなかクリアに晴れる週末が得られず、11月中旬は雪も降った❄️ 例年、11月は天気が安定して晴れ空が広がることが多いのだが、今年は週末に向けて下り坂になるパターンが続きこれは来年に持ち越しかなと思った矢先のチャンス到来‼️ しかも、日曜日にかけて気温が上向く最高のコンディション🎶 日の出を拝みたくて1時半にスタートしたが、僅かに時間が遅く日の出の瞬間は逃したが、希望峰・仁田岳では素晴らしい朝日と共に時を過ごすことが出来た🌅✨✨✨ タラレバ言い出すとキリがないが・・・それも全て単純に足が遅いことに対する言い訳だ。 🔶ゲートから易老渡 今回一番の収穫は、ゲートから数キロ先の崩落道路が完全復旧していたこと。あの迂回路は地味に体力を削がれるのだが、今回はそれがないだけで易老渡までの道がとても短く楽に感じた。 未だに自転車を使う人がいるようだが、禁止されているのでマナーは守るべきだと思う。 南アはどうせ山深いのだから、自転車を使っても大した時短にならないだろう。 🟢易老岳 光岳を登った経験がある自分にとっては暗闇の中でも特に支障はないが、中間点の面平は迷いやすい。ピンテがもう少し多いと良いのだが、そこだけが注意点。他は単調だけれど急登。これにメンタルをへし折られる人も多いのではと思う。 何事も慣れが重要。 易老岳まで行っても眺望はないが、仁田岳の方に曲がると程なく景色がチラチラと見えだす。 むしろそちらの方が標高は高いのではと思うのだが、どうなのだろうか。 ⚫️仁田岳 標高2524mだが、眺望は素晴らしく360°全てが見渡せる大パノラマ。 すぐ側の希望峰は似たような標高なのだが木が邪魔して眺望はイマイチなので、それと同じだと思い込まず、ここまで来たのなら行くべき価値のある峰だ。 🟤茶臼岳 仁田岳よりは100mほど高く2604m 茶臼と名の付く山は全国に沢山があるが、その殆どが茶臼山。茶臼岳と付く山は4座あるらしいが、単に茶臼岳と言えば南アルプスの茶臼岳。 一番有名なのは那須の茶臼岳かなと思うが、一般人には那須岳として扱われている。標高も南アルプスだけに群を抜いて高いのだが、茶臼と付く山の最高峰は中央アルプスの茶臼山。中アの山が一番というのはなかなかないので貴重な存在かもしれない。中アの茶臼山も南アの茶臼岳も地味な存在なのだが、南アの茶臼岳は信州百名山にも選ばれている。隣の上河内岳の方が圧倒的に素晴らしい山なのだが、登山道が山頂をトラバースする形になっているから静岡県。何か釈然としないような気もするが、同様の判定で槍ヶ岳は長野県オンリーなのでその判定方法でよしとする。 北岳よりも奥穂より・・・まして間ノ岳より槍こそが日本アルプスにとっては特別な存在。 離れたところから見ると真っ直ぐな稜線から台形状に少し飛び出た感じの茶臼岳だが、希望峰から見ると、高さも形もさすがと思わせる山容で、それもその場に立たなければ感じられないものだと思った。 茶臼岳へのアプローチは仁田岳側も上河内岳側も湿原的な空間があるのでここを縦走するのは気持ちがよく、自分としてはまた歩きたいなと思う稜線だった。 ⚪️上河内岳 茶臼山のなだらかな山容とは打って変わって雄々しいピラミダル⛰️ 巨大な聖岳は桁違いのパワーを感じるが、そうであったとしても、上河内岳の素晴らしさが掠れてしまうわけではない。 南アルプスの山は本当に山深く、この山を目指そうとするには時間も体力も忍耐も必要だから、上河内岳を目指して歩こうという人は少ないと思うが・・・少なくとも光岳より上河内岳の方が満足度は高いと自分は思う。この山にとって不幸なのは隣が聖岳だったということになるかと思うが、それは兎岳も同じでその三山の並び立つ姿も美しく見応えのあるものだ。兎岳に対して上河内岳は聖平の山荘が近くにあるため、それが大いに助けになることだろうと思う。 🔵南岳 上河内岳側については肩からの下りこそ勾配がキツく感じるが、そこを下ってしまえばハイキング感覚の緩やかな丘という感じ。だが、聖平に向かう西側は切れ落ちた崩落斜面でちょっとしたスリルとドキドキが味わえる。 🟣聖平〜西沢渡 昨年尾根の崩落で通行禁止になったので、苔平の下の方の狭い悪路が改修されたのかなと期待したが、そこはあまり手が入った様子もなく、どこか変化があったのだろうかと思うくらいだった。 西沢渡の名物・ゴンドラはもちろん健在だったのだが、古い方のゴンドラ側に桟橋が取り付けられており簡単に沢を渡ることが出来た。 西沢渡の先も立体構造の階段など取り付けてくれていて、そこは目を見張るものがある。 🟨駐車場まで この区間は重複するため、ルートについては触れない。往路は暗闇だったこともあり、色のない道を歩いたが、実は紅葉盛り🍁彩り豊かな林道歩きは疲れた心身を癒してくれた。 南アは山深いから林道歩きをにネガティヴに捉えると・・・特に帰り道は苦痛でしかないと思うから、遠山川の美しい渓流を見て楽しむ余裕が持てると芝沢ゲートも悪くないなと思えるだろう。 🔺ある意味、芝沢ゲートまでの道中が嫌という人も多いことだろう。下栗の里までの狭く入り組んだ道。そこにまた人が暮らしているからすごいと思うのだけれど、その人たちの暮らしがあるから、道もまた繋がっていると言えるだろう。 この行きにくさが、逆に人が押し寄せることを防いでいるとも言えるから、自分としてはそれもありかなと思う。北アルプスのそれは手軽さもあるが、毎度、駐車場問題に悩むのもどうかと思うからだ。 ひとつの解決策として、しらびそ高原を経由して芝沢ゲートに向かう方法がある。日中は観光客も多いのでどちらにメリットがあるのか分からないが、少なくとも道迷いするリスクはない一本道。 自分は帰り道、登ってきた稜線を眺めたくて、しらびそ高原ルートを使っている。 ※ スタートしてしばらくしてからYAMAPを起動させていないことに気付いたので、実際は31キロ、累計標高差3000mという行程になる。
