茶臼岳、聖岳からの周回叶わず
聖岳・大沢岳・光岳
(長野, 静岡, 山梨)
2025.05.03(土)
3 DAYS
どこもかしこも混むであろうGW。それでも人がいない山行を目指して、南アルプス南部へ。希望は沼平から茶臼、聖、赤石岳の距離50km、累積標高5,000mに及ぶ大横綱の大周遊。
バックアップ案として茶臼、聖の周遊を予定していた。
登山日前日の金曜は下界では大荒れの天気。山でもがっつりと新雪が積もる😭
駐車場は沼平利用、けっこう埋まってはいるけど、今の時期はまだ満車になることはないかな?
沼平までの道のりも大変なこと😅 道が狭い故に辿り着くまでにも疲れてしまう。公衆トイレは沼平20km程手前の「てしゃまんくの里」が最後。静岡から向かう場合、羽鳥のコンビニ🏪がラスト!ご利用は計画的に
沼平の登山指導センターでは、核心部であるラクダの背は誰も入っている様子がないから、赤石岳を回る周遊は辞めて欲しい、と静岡県警からお願いされる… 人がいないのを求めているから好物ではあるんだけど、県警の方に言われたらさすがに自重😅バックアップ案の聖からの下山も残雪期のトラバースで核心部があるとのこと。こちらは何とかなるかなと見積もっていた。
初日は茶臼小屋の冬季利用。とても綺麗な小屋🛖。冬季トイレは存在するんだけど、雪が積もっていて利用できない状態…シャベルと時間があれば掘り返せるんだけど…という状態だった。
小屋だけでは物足りないから、茶臼岳へ。雪を被っている上河内、聖がかっこいい。富士山🗻も
この日の小屋利用は10名ほど。自炊しながら談笑したが、皆地元の人。こんなところで母校の話をしたのだから面白い🤣
2日目、朝から雲の中、視界はなし。茶臼小屋宿泊の人もみな下山するようで聖平への稜線へ向かうのは自分のみ。天気予報の通り、稜線は爆風。身体が持っていかれるけど、厳冬期の風と比べたら暖かいな、と感じるものだった。体力は削られるけど、厳冬期と比べたら命の危険を感じるものではなかった。
金曜の新雪もありトレースなし、人影なし、頼れるものは自分のみ、という求めていたコンディション!稜線上は右を歩けば雪庇、左を歩けばハイマツの踏み抜き、と大変だった。
南岳を過ぎ、あと1時間で聖平というところでテントにくるまっているソロの人を見つける。ただごとではないよな、と思い声をかけると自力で動けない様子… あと少しで聖平目的地だったが茶臼小屋へ一緒に戻ることに。目的地まで行けなかったのは残念だけど、人助けができたのは良いことかなって考えておく🥳
午後からは天気が急回復、茶臼岳おかわりしてゆっくりご飯食べて、☕タイム、昼寝をして過ごす。すごく気持ちよかった🤩
3日目、再び聖平へ向かうオプションもあったけど、予備日もなくなっちゃったし下山することに。ソロの人に先に下山してもらって、2日間お世話になった冬季小屋の掃き掃除と空気入れ替えをしておく。とても綺麗な冬季小屋で快適、お世話になりました。下山するだけの最終日、時間もあるので沢に入って遊んだり(真夏でないし、寒かった!)渡渉できるよね!?と思いルートから外れて大井川渡渉してみたり、冒険しながら下山してみました😋ごちそうさま!
帰りの運転は対向車も多く、行きより辛かった… 長野行ったほうが楽だと思ってしまう🤣
特に井川から接阻峡の市道 閑蔵線は悪かった。自分の車幅を知らないアルファードには辟易…