05:12
8.3 km
600 m
高尾山~高山~柳平
高山 (京都)
2022.11.11(金) 日帰り
★アクセス ブナハウス内山に駐車場&トイレあり。5~6台分 ★コース状況 ブナハウス内山→高尾山は一部区間がジュルジュル。ハイカットブーツでギリギリ歩けたくらいなので靴を汚したくない方はレジ袋等をおすすめ。他に危険箇所等はなし。 高尾山→駒倉峠は最初の峠から先ほぼ全線がヤブコギ。踏み跡もほとんどなし。一部地形も複雑なのでログを参考のこと。駒倉峠へ下りは尾根の先っぽにロープがある。 駒倉峠→高山は良く整備された登山道。所々で南西斜面が切れ落ちているので注意。 高山⇔柳平はほぼ全線が胸丈のヤブだがごく一部をのぞいて踏み跡はあるので見落とさないこと。迷わない程度にはテープもある。 高山→ブナハウス内山は最初がそこそこ急な下りだがロープはある。危険箇所はない ★感想 前回の三久安山に引き続き、黄葉を求めて京丹後にやってきた。天気予報はバッチリだけど、かなり緯度が高いのでブナの黄葉はもう終わっているかもしれないが、それならそれで京都府339山の未踏峰2座を登れるので良しとする。 高山には2015年5月30日に山の会で登っているが、その時はカキツバタとブナの新緑が美しかったことを覚えている。今回は1人で車を走らせていると、ブナハウス内山ってこんなに遠かったっけ? と不安になった頃、やっとこさ登山口に到着した。大宮町五十河の集落を抜けてからが長かった。 身支度を整えて歩き出す。今日は少し気温が高めだが気持ちいい。府道を少し引き返して分岐から府道655号に入る。府道からながめる黄葉は美しく天気も上々。ルンルン気分で歩いて行くと、他の人の記録にもあったジュルジュル地帯が現れた。今日の状態は比較的マシだったようで、ハイカットブーツでギリギリ歩けたがミッドやローカットでは確実にソックスまで泥に漬かるので、レジ袋等はお忘れなく。ジュルジュル地帯を抜けると分岐の峠に到着。まずは左に折れて高尾山を目指す。こちらの森の黄葉もなかなかきれい。似たような写真を量産しながら30分ほどで高尾山に到着。展望は乏しいが、北に金剛童子山が見えた。 来た道を戻ると15分ほどで峠、ここから東の谷に突入する。谷の真ん中はジュルジュルなので、少し北に寄ってササの生え際を登っていく。この辺りの地形は複雑で緩いところも多い。歩けそうな地面を選んでササヤブを泳いでいくと目的のコルが見えたので、そこそこ急な谷を詰めて稜線に乗った。尾根に乗ってもササヤブは続く。明確な踏み跡はなく、獣道をたどる。小ピークから先は地形がややこしいが、先人のログをアップロードしたヤマレコは無敵だ(笑 駒倉峠への下降で少し早めに尾根を外れたので壁のような法面を下る羽目になったが、ここは尾根の先っぽまで下るのが正解。ロープが設置されていた。 駒倉峠から高山へ登り返す。なかなかの勾配だが今までの道と比べたら高速道路だ。40分で高山に着いた。展望は北方向のみ。権現山~太鼓山、岳山が見えた。 少し休憩して柳平を目指す。大ブナ分岐を過ぎて少し行くとまたササヤブが現れたがヤブの中に踏み跡はある。根っこや石ころにつまずかないよう、足で踏み跡を探りながら歩く。緩いアップ/ダウンを繰り返しながら40分ほどで柳平に到着。ササはうるさいけどここまでのブナ林は見応えあり。天気が良かったら映えた写真が撮れたろう、残念。 展望もないのですぐに引き返す。大ブナに寄り道して東谷コースを下っていると年配のご夫婦に追いついた。あいさつをして先に行かせてもらう。この頃になって少しお日様が顔を出してくれた。東谷ブナ林のきれいな黄葉に見送られてブナハウス内山まで戻ってきた。 天気予報には裏切られたが、広大なブナ林の黄葉は見応えじゅうぶんだった。来年の黄葉に時期にもまた来ることにしよう。ただし、高尾山はもう良い(笑