シューパロ岳には憂鬱が何粒詰まってる?
幾春別岳
(北海道)
2025年06月25日(水)
日帰り
21年6月・幾春別岳踏破後、次は更に奥のシューパロ岳登頂に意欲を掻き立てる
22年10月・幾春別岳と同じ奥芦別林道からシューパロ岳を狙うも、自転車のペダルが外れ撤退(同行者・雪多)
24年4月・残雪期で芦別岳本谷~芦別岳~南喜岳~シューパロ岳を狙うも、芦別岳の山頂で天候不順とタイムオーバーにて撤退(同行者・雪多)
25年4月5月・計画を建てるも、雪多と休みが合わず
この日は日高のテント泊登山予定で休みを合わせたものの、条件合わずでシューパロ岳リベンジを狙ってみる事にした。
(ランエボさんの記録を参考にさせてもらいました)
長き林道は自転車を使用して、車2台自転車を積み込み、それぞれで現地へ
4時スタートに合わせ、深夜から向かう
お互い仕事終わりで、ほぼ寝ずに現地に到着
あまりにも眠いので、車中で少し仮眠
寝坊してしまい、スタート大幅に遅れる
ここの林道崩壊が著しく、どこまで自転車が使えるのか?
とにかく熊の多い山域、無事に終われるだろうか?
期待より不安と憂鬱が増す
林道は以前に訪れていた時より崩壊・崩落・荒廃の進行が早く
泥濘・倒木・落石・草地は荒れに荒れ、自転車が全く意味を成さない
ニキロぐらい進んだ箇所で早々にデポ
そこから長い長い林道歩き
序盤に雪多が靴擦れ発生
プロノのスパイク靴は底が薄いらしく林道歩きには不向き?
下敷きの下にフキの葉を詰め込み対処
最後まで行けるだろうか
熊の糞と足跡が頻繁に目に入り、常時ホイッスル等で熊避けで進む
約四時間半を掛けて林道を歩き終え、そこから入溪
自転車使用出来ない誤算で、スムーズに終えても20時半ぐらいの下山予想
この日は芦別・富良野方面、33℃
やっと沢の恩恵で、涼みながら進み生き返る
穏やかな沢で順調かと思いきや、約8メートルの滝が現れ、直登は無理
記録では獣道あるとの事でしたが見当たらず、左から巻く
(ここで大幅にロス)
ずっと背負ってきたザックが重すぎる
涸れ沢から山頂までの距離も短いので、ザックデポして向かう事にした
これが裏目
涸れ沢にて
沢の恩恵が無くなり、急な暑さにヤラれてしまい、熱中症のような感じで足が進まず、水分や塩分補給が出来ない
急登がとにかく辛い、暑く、喉が渇く
更に時間ロス
ルンゼや草地をどうにかこうにかゆっくり進み、稜線に出た
すごい!
目の前に飛び込んできた芦別岳~南喜岳がとにかく素晴らしい!
辛い長い山中にて、感動する眺望
憧れの念願の山から見た景色は格別に尽きる
一気に元気になる
ニレシ岳(夕張マッターホルン)
奥に夕張岳の山並み
夕張中岳や崕山
この山域の最深部に到達した感覚で嬉しい反面、下山の事を考えると、不安と憂鬱が募る
とにかく無事に安全に下山
予想下山時刻は23時半頃と予想、頑張れば1時間短縮?
食料とビバークの準備はしているものの、この熊の多い山域でビバークするより、頑張って歩き続けるしかない
沢の下り、自分も靴擦れを発症し、フキ詰めて対処
復路の林道では新しい熊の足跡と糞があり、より警戒して進む
今宵の新月は、暗闇を更に増す
長い長い林道歩き
林道崩壊箇所は足元が見えにくく、慎重に進む
夜になっても蒸し暑い
長い長い林道歩き
クモの巣が常々、顔にかかる
虫除け対策も出来ず、蚊に刺されまくり
へッデン目掛けて顔に蛾や蚊に当たり不快感
たわいもない会話、気晴らしに歌を歌いながら
この日この山域で、自分達の存在に何頭の熊が気づいたのだろう
自転車を回収
ほとんど手押し
やはり残雪期の芦別岳~南喜岳の激下り~シューパロ岳の方が良かったかなと考えたりするも、やっとこの長い長い山行が終わる
車に到着!
はぁ~辛い、辛いわ~辛すぎた…
雪多も辛かろうに、満足感・達成感があったようだ
ダニのチェックほとんどしないまま、早く奥芦別林道を抜ける
憂鬱のタネを全部吐き出し、我々は念願のシューパロ岳を踏破した!