03:56
6.6 km
540 m
半国高山
十三石山・釈迦谷山・沢山 (京都)
2023.01.11(水) 日帰り
京都北山では中核とも言える山の1つ、半国高山へ行って来ました。 北山と言えば皆子山、峰床山、雲取山、桟敷ヶ岳、天ヶ岳などが挙げられますが、半国高山は魚谷山や貴船山と並んで次のクラスに数えられると思います。 ところが最近ヤマップの活動日記を見ていて疑問に思っていたのですが、初訪の方が口を揃えて迷う所もなく、いかにも簡単な山のようなメッセージを発信しているのを見て、「ほんまかいな」という疑惑の念を抱くようになり、この蛭のいない時期にいろいろなルートの中で一番はっきりしていると思われる旧若狭街道(西の鯖街道)の拠点でもある供御飯峠(くぐいとうげ)ルートで検証してみました。(以前縁坂峠からチャレンジした事ありますが結構分かりにくい道で時間の関係もあり途中断念)。 結論から申し上げるとこのルートについては距離こそそれほど無いもののポイントに指導標やテープが充実しているからこそ迷わずに歩けるコースでそれらを全部外したとしたら進路を間違いやすい所が何ヵ所もあるという北山らしい山だという事が分かりました。(外しませんけど) 『京都北山と丹波高原』の著者森本次男は「京都北山と丹波高原の山々は、静かな山旅を好む人、数多き小径を迷って楽しみたい人、週末の一日、静かな山旅を送りたい人に向いている」と述べているそうですが、この半国高山はまさにそれが体現できる山だと思います。