面河山・面河の頭 愛大避難小屋泊
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森
(愛媛, 高知)
2026年01月03日(土)〜04日(日)
2日間
【1日目】
石鎚山面河ルート。
登山口へのアクセスの悪さ、それに伴う利用者の少なさ、行程の長さ、道の細さ、おまけに前日に雪が降り、積雪があったため難易度が高いルートである。
しかし道中に愛媛大学山岳部が設営・管理している無人の愛大避難小屋がある。
中には毛布や畳、薪ストーブ、トイレなど素晴らしい設備が整っている。今回の目的の半分はここに泊まること。
もちろん薪ストーブを使うために、自分の荷物に加えて5.5kg薪を担いで登る。いつも飯野山歩荷トレをしているから朝飯前である。
当日、登山口はくるぶし位の積雪量だったが、次第に膝の高さに積もっていく。思った以上の積雪量に想定の倍の時間がかかる。
避難小屋に着いたのが14:30。1日目に石鎚山のピークを取る計画だったが、この調子で行くと小屋に戻るのが夜20時を廻り、あまりに危険なため、そのまま小屋泊になった。
火おこしに成功すると山小屋は暑いくらいに温まった。
地図を広げて翌日のルート会議。小屋の地点で、雪はお腹くらいの高さ、やはり石鎚山までは通常期の往復3時間の倍以上6時間程度かかると仮定すると、下山までも危うくなるため、断念。
かわりに北西に進んだところに面河の頭というピークがある。登山道はないが、雪山なので登山道に縛られず直登出来るため、そこに登ることになった。
火の番をしながら、明日の天気に期待し、眠りにつく。
それにしても、雪山、電波なし、密室、ミステリー映画のようなシチュエーションだった。
【2日目】
朝、快晴。
腹までの雪をラッセルで交代しながら登っていく。
振り返れば、昨日見えなかった石鎚山の西壁が大きく見える。
雪竜巻。雲海。樹氷。プチブロッケン現象。白と青の世界。
自分の世界観が更新されていってしまう…
面河の頭は通常機は道がないので、むしろこの雪の時期に行けて良かったかもしれない。
雪山の稜線、登山道に縛られず自由に歩けた最高の山行だった。