09:43
23.2 km
2040 m
酉谷山(多摩百山・多摩100山・奥多摩・多摩の百山トリプル完登)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 (東京, 埼玉, 山梨)
2024.04.15(月) 2 DAYS
写真のコメントは下記ヤマレコを参照してください。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6666244.html 天候 15日晴れ 16日晴れのち曇り アクセス 利用交通機関 自家用車 東日原町営駐車場利用 MAPコード 979 005 536*42 一日一台500円(無人) 行き(15日) 自宅5:33発→駐車場7:30着(64.2㎞) 帰り(16日) 駐車場10:17発→青梅警察署奥多摩交番経由もえぎの湯10:43着(9.2㎞) もえぎの湯11:24発→うな幸11:51着(16.7㎞) うな幸12:13発→自宅13:35着(37.3㎞) 総走行距離:127.4㎞ コース状況/危険箇所等 総じて特に危険な箇所はないが、道迷いしやすい箇所が多数あり。 一石神社左の登山道取り付きから一石山(いっせきさん)までの500mの急坂が厳しい。一部バリエーション道。 金袋山(きんたいさん)・篶坂ノ丸(すずさかのまる)・ウトウの頭(うとうのかしら)までも延々と登りが続く。特にウトウの頭は急坂を上り、大京谷ノクビレ(だいきょうだにのくびれ)への急坂を下り、足場もやや危険な痩せ尾根。 大京谷ノ峰(だいきょうだにのみね)に登れば、タワ尾根分岐までゆるゆると登っていける。タワ尾根分岐から暫くトラバース道が続き、ラスボス酉谷山へは何度か偽ピークに惑わされる。 七跳山(ななはねやま)は分岐からのピストンが好ましい。バリエーションで山腹を登ることも出来るが、尾根道の方がずっと楽でピンテもある。 天目山(てんもくさん)は標識がきちっとあるので特に問題は無い。 滝入ノ峰(たきいりのみね)へはトラバース道から右手に取り付いて急坂を登るが、取り付き点はマーキング等無し、自分で判断しなくてはならない。バリエーション道だが踏跡は薄くある。手前に偽ピークがあり間違えて取り付いてしまった。ヤマレコアプリで自分の位置を確認しながら取り付くことになる。 山頂は一番奥にあり偽ピークが幾つもあるが、東京都水道局の標柱を参考に尾根を進むと到達する。巻き道への合流も尾根道だと随分先となり、途中アップダウンが少しある。この道はバリエーションで踏跡がとても薄い。 その他周辺情報 もえぎの湯 https://www.okutamas.co.jp/moegi/ リニューアルしたばかりなので期待して行ってきました。 基本的な構造は以前のままで、リニューアルという言葉のままです。 もえぎの湯名入りのタオルを記念に貰えました。 うな幸 目的のラーメン店がまた閉まっていたので、その先のうなぎ屋によって見ました。 https://tabelog.com/tokyo/A1330/A133003/13288894/ 店は綺麗で接客も気持が良いです。何といってもうな重並2300円がリーズナブルなのが嬉しいです。鰻は小振りですがご飯大盛は無料なのでこれで十分でした。煎茶がもの凄く美味しいお店です。 積雪が消えるのを待って、酉谷山に登ってきました。 「多摩百山」・「多摩100山」・「奥多摩・多摩の百山」を同時にトリプル達成することを目的にして登りましたが、無事達成することが出来ました。 さらにヤマレコ上は登っていることになっていましたが、実際に山頂を踏んでいない滝入ノ峰へも確りと登ることが出来て良かったです。 健脚の方はワンデイで周回されています。 七跳山(ななはねやま)や滝入ノ峰(たきいりのみね) へも巻かずに登りたかったので、余裕をもたせて避難小屋泊の一泊二日の計画にしました。 小屋に着いたときに、時間的にそのまま下山してしまうことも考えましたが、水も出ているし避難小屋泊の経験値を積みたかったので、泊ることにしました。 〇一石山(いっせきさん)標高1007m 関東周辺やまなみ歩き https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=11132 〇人形山(にんぎょうやま)標高1176m 関東周辺やまなみ歩き https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=11131 〇金袋山(きんたいさん)標高1325m 関東周辺やまなみ歩き https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=11334 〇篶坂ノ丸(すずさかのまる)標高1456m 関東周辺やまなみ歩き https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=3742 〇ウトウの頭(うとうのかしら)標高1588m 東京百名山 関東周辺やまなみ歩き https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=3384 〇大京谷ノ峰(だいきょうだにのみね)標高1602m https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=13116 〇カラ滝ノ頭(からたきのあたま) https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=13435 〇行福のタオ(みょうふくのたお) https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=11517 〇酉谷山(とりだにやま)標高1718.3m 関東百山 多摩百山 多摩100山 東京都の山(分県登山ガイド) 日本の山岳標高1003山 日本の山1000 奥多摩・多摩の百山 東京百名山 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=1331 〇七跳山(ななはねやま)標高1651m https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=3022 〇天目山(てんもくさん) / 三ツドッケ 標高1576m 多摩百山 多摩100山 東京都の山(分県登山ガイド) 大多摩30座 奥多摩・多摩の百山 埼玉県の山50 東京百名山 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=3018 〇滝入ノ峰(たきいりのみね) / 大蛇居 標高1310m 多摩百山 東京百名山 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=3741 ●酉谷山避難小屋 水が涸れていないかが心配でした。 確りと水が出ていて安心して泊ることができました。 記録ノートを見ると、水が涸れているときの対策で、ノートの下の非常用スチールケースにはポリタンクに水がキープされていました。 5人位は泊ることができます。 トイレがあり、臭くなく蠅もいなく快適でした。トイレットペーパーもありましたが、使った紙は便器に落とさずに自分で持ちかえるシステムです。 小屋には3人分くらいのシュラフマットと毛布がありました。 4時頃にもう一人到着された川越のMさんはエマージェンシーシートのみだったので、寒くなった朝方に毛布を使ったようです。 今回は二人だけでしたが、一人より寂しくなくて良かったです。 私の到着時点の午後2時の外気温が22℃、小屋内気温が15℃でした。朝方も小屋内は10℃くらいはあったようです。シュラフでダウンパンツなし、ダウンソックスだけで十分暖かかったです。 調理場(調理用テーブル)も一箇所あります。 小屋は水場も含めて清潔でとても整備されている綺麗な避難小屋でした。これで無料なのは最高です。維持管理対応されている方々に感謝です。 小屋の中から窓を開けると、大岳山や御前山、鷹ノ巣山、七つ石山、そして富士山も見えます。 残念ながら酉谷山は見えません。鷹ノ巣山へ続く稲村岩尾根が見え、稲村岩まで見えます。私が登ったタワ尾根も良く見えました。ウトウの頭のアップダウンがよく分かります。 感謝の気持で、記録ノートに少しだけ書いてきました。 ●バリエーション混在ルート 一石神社からの取り付きがバリエーションです。間違えてタイヤの柵(塀)の上へ登ってしまったため、一寸大変でした。登山道に復帰しても急登が続き、喘登を強いられました。 一石山から先も、踏跡やピンテが少なく、尾根を外さないように登ることを心がけました。 ウトウノ頭から大京谷ノ頭までのアップダウンも痩せ尾根なのでキツいです。 ●忘れ物発見 篶坂ノ丸とウトウの頭の途中で、何とザックの忘れ物がありました。 日帰り程度の大きさのザックが中身もあるような状態でうち捨てられていました。 遭難者のザックの可能性があるので、下山後に青梅警察署奥多摩交番に届け出ましたが、ザックを持ってきて貰わないと我々ではそこに確認に行けないし、貴方が撮った画像を我々のPCに取り込むことはできないということで、私の善意は何の役にも立ちませんでした。 ザックをまるまるを持ってくることはとても出来ませんが、中身を確かめて所持者が分かる情報だけでも持ってきてあげれば良かったです。でも触るのも気が引けたので写真だけ撮りザックの中を開封はしませんでした。 ●奥多摩の山々に抱かれた酉谷山 奥深さは雲取山以上だと思います。 どの方向にも奥多摩の各ピークが見え、奥多摩を代表する山だと思いました。 長沢山から芋の木ドッケ経由雲取山に行ったときも感じましたが、長沢背稜こそ本当の奥多摩の登山道だと思いました。 これで奥多摩の山々に一区切りが出来た、そんな感慨を抱きました。