07:10
11.3 km
1089 m
四阿山・根子岳
四阿山・根子岳 (群馬, 長野)
2024.04.20(土) 日帰り
さて、本日は、四阿山にお世話になりました。 GWから「いよいよ南アルプス、八ヶ岳を目指すで〜」と、息を巻いておりましたが「その前にやらねばならぬ事がある‼️」のリベンジ山行であります。 まずは、懺悔と反省文から認めさせて頂きます。 遡る事、4月の初め。 ここのところ、雪山のショートの山行を重ねてましたので、ここいらで、長めの雪山にチャレンジしてみよう。と検索しましたら、四阿山周回なるいい感じのコースを見つけ、「これは登らねば」と、04/06土曜日に進撃致しました。 この日は、絶好の登山日和で、まずは根子岳を目指し、踏み抜き地獄の中、無事登頂。山頂から、北アルプスの全容、剱岳様までご登場‼️戸隠連山や、妙高まで、雲海の上に鎮座されてる様は、苦行からのご褒美かと感じ入っておりました。 そんな感動に酔いしれていた直後、事が起こったのです。 根子岳から四阿山への道は、いきなりの痩せ尾根でしかも、穂高のジャンダルムか⁉️ばりの巨岩が立ち塞がっておりました。 新参者としては、巻道など分からずトレースを追いながら進みますと、2m程の岩場の切り落としが。 「これ降りれるんかぁ?けどトレース付いとるしなぁ」とバックステップで足を下ろしますと、軽アイゼンが岩肌に引っかからず、そのまま後ろ向きに滑落してしまいました。 幸い、落ちた所が雪深い樹林帯だった為、無傷で這い上がる事が出来ましたが、その際、命より大事なスマホを谷に落としてしまいました。 山行はいつもYAMAPさんのアプリ頼りで紙の地図は持っていないのと、生活や仕事で欠かせないスマホの為、すぐに撤退。家の近くのソフバンに飛び込み、新たなスマホに切り替えたのでした。 もし樹木で止まらず、そのまま谷深く滑落し、怪我や意識を失っていたならば、救助要請も出来ず、、、と、今思えばゾッとしております。 落ちた時の宙に浮いた感覚やバク転した時に止めてくれた樹木の感触は、一生忘れないでしょう。 反省として、岩場なのに軽アイゼンを外さず、面倒がって進んだ事と、「やばい」と思ったら、一旦引いて、巻道等を探す事を怠った自身の油断と慢心だと思い、今後の山行の際、この教訓を忘れない為に、ココに反省文として晒させて頂く事をお許しください。 長々と御託を並べてしまいましたが、本日の山行は、前回の反対周りで、四阿山から進めましたが、個人的には今回の方が断然良いと思いました。まず、根子岳がめちゃ美しい。主役を食ってしまうぐらいです。 且つ、根子岳からの下りが、北アルプスの全容を観つつ下れるのが良いと思いました。特に冬の晴天時は最高かと。 あと余談ですが、前回の山行からヤマテンさんの予報を使わせて頂いてますが、精度が凄い。今朝の暴風や止む時間、お昼からの曇りがピタリでした。 これからも、「安全慎重」を呟きながら登ってますので、お会いされた方は、怖がらずに声などお掛け頂きましたら幸いでございます。 これにめげず、山にチャレンジしますので、宜しくお願いします。