05:58
4.3 km
592 m
熊野神社から水無山へ
綿向山 (滋賀)
2026年02月02日(月) 日帰り
綿向き山はここ2年表参道が工事中で入山禁止であるために、霧氷見学には行っていない。そこで、入山禁止でない東側の熊野神社から水無山を経て、綿向山に行こうとしたのだ。此処は無雪期のコースはなく、積雪期に小灌木を雪が埋めてくれるので、その上をスノーシューやワカンなどで歩いて行くのである。 何時もの日野町奥の音羽を越えて、蔵王ダム先の林道を熊野神社に向かうが、離合困難な細い道に薄っすら雪が残っている。恐々とクネクネ道を進むとT字路で左から広い道が来ているので、右に進むと熊野神社があり、除雪された広い駐車場があった。 スノーシューやワカンを持って奥に続く林道を進む。傾斜が意外とある林道には車のわだちが鮮明で積雪とタイヤ跡の段差が大きい上に、タイヤ跡の凍結した所は靴底が滑る。積雪とタイヤ跡を交互に滑らないように歩いていると、尾根の出っ張りのカーブに出ると、いよいよ雪の深い斜面へ踏み出す尾根の取付きのようだ。 杉植林と低い自然林が混ざった斜面に薄っすらと踏み跡が見えた。植林の中を右に左にと傾斜を少しでも少なくしながら上を目指すのだ。雪面からスノーシューは20cmほど沈むので、次のステップには足を大きく上げなければならず、一歩一歩が大変だ。 暫く高度を稼ぐと植林は自然林となって、馬酔木の背の低い葉にたくさんたまった雪は質が悪い。標高が高くなると北西からの風が強く、太陽も殆ど見えなくて黒い雲さえ出て来た。風の来ない少しくぼんだ場所で、正午を過ぎたので風よけランチだ。対岸の綿向南尾根が良く見える。ランチ場の周囲も馬酔木の樹だらけで、幸いと風よけではあるが、歩く時には邪魔な存在だ。 さあ、何処まで行けるやろうか?と立ち上がって馬酔木の樹に乗った雪をかき分けて、雪の中に突き進むのだ。立木の枝や葉をよけながら、右の谷へ落ちないように際際を進むと、水無山南峰985mの標識があった。目の前には綿向山がドーンとあって、大きなケルンと社の鳥居までが見える。その肩には雨乞岳がそっと覗いている。右には鎌ケ岳が見えるはずであるが、雲に隠れて見えないのが残念だ。急な斜面を下るとすぐ先に水無山本峰が見えるので、藪っぽい木々を分けて進むと、先ほどの標識に似た水無山990.7mがあった。 綿向山南尾根と今いる尾根の間の谷は熊野谷だが、大きく崩れた場所がある。ここが文三ノハゲのようだが、綿向迄はその文三のコルまで下降しなければならない。ここから往復すると2時間ほどかかりそうなので、帰路の時間を考慮して綿向は諦め、今日は水無山で退却とした。最近は何時も退却ばかりのような気がするのだが、体力の衰えが明確だからだろう。平均80歳に近いメンバーでは、無理は厳禁といいながら下山を始めた。下りのスノーシューは斜面によっては滑ってかなわないと、途中で脱ぎツボ足で楽になって下山である。 登り始めに履いたスノーシューを10mも進まない内に、左シューを置いたまま歩いていた。メンバーに忘れているシューを運んでもらって、再度履き直したものの、再び3~40m程で左足が脱げてしまった。踵の後から回して占めるバンド固定の戻り防止がなっていなかったからのようだ。戻り防止機能にさえすれば、何の問題もなく、下山迄オーケーであったのだ。ワカンの人に、『歩き始めたら、直ぐに脱げてしまうこともあるよ』と講釈を告いた人間がそれを実証したことになって、大笑いであった。 ”永”、”竹”、”長"
