25:22
39.8 km
3148 m
未丈ヶ岳~毛猛山~裸山♪
毛猛山・太郎助山・足沢山 (新潟, 福島)
2026年03月20日(金)〜22日(日) 3日間
【気温】日の出(5:39) 日の入り18:04 【当日までの天候】 ・月~水:晴れ ・木:午前中雪 【コースタイム】 (1日目) 10:30丸山スキー場~14:05-25未丈ヶ岳~p15:48p1352鞍部~16:42大鳥岳~17:00p1318(泊) (2日目) 6:30p1318~6:55P1,239(1h10)~ 7:30P1,215~9:30毛猛山(P1,517/2h30)~ 10:25_55p1268鞍部~12:35-55p1176 ~14:40-48前毛猛山(P1,233/4h30)~15:57六十里越(泊) (3日目) 5:10六十里越~6:56-7:15南岳3h~8:10-20p1074~8:30吹峠~9:30裸山~9:30-10:00 裸山150m下~10:50-57P877.6~12:20稜線復帰p821~13:15-33国道~14:38大白川駅 【3日目エスケープルート】 ①浅草岳山頂経由9時間 5:00六十里越~8:00-20南岳3h~8:50-9:00鬼ヶ面山+30~11:20-12:00浅草岳2h20~14:00浅草岳登山口2h ②北岳下山6時間 5:00六十里越~8:00-20南岳3h~8:50-9:00鬼ヶ面山+30~9:15北岳+15~10:55(P1,045-P949経由)浅草岳ムジナ沢登山口1h40 【ルート検討】 ・未丈ヶ岳~毛猛山について、毛猛山スタートだと+430m獲得標高が多くなる。 ・六十里越~前毛猛山~毛猛山について、標高が高いほうから落としたほうが処理が簡単そう。 ・公共交通機関移動の場合、未丈ヶ岳をゴールにするとバスが16時まで、車利用でもゲートが18時までで時間制約が発生する。 ・未丈ヶ岳スタートにすると、計画が遅れた際に、エスケープルートが豊富で対応しやすい。 →未丈ヶ岳スタートで毛猛山。毛猛山から六十里越に超えるルートとした。 さらに、夏に登った裸山を浅草岳稜線とつなぎ、大白川駅まで戻れるルートを計画した。 【公共交通機関、道路、リフト】 ・6:22大白川駅~7:04小出7:10駅~7:19浦佐駅(電車720円) ・浦佐駅~奥只見丸山スキー場(バス無料:前日15時までにスキー場に連絡) ・リフト1回券380円×2=760円 ・奥只見シルバーライン3/19開通(6:00-18:00のみ通行可能:夜間は通行規制中) ※当日14時にHP更新される。前日に魚沼整備局に確認するも、まだ未定だった。 【泊地できそうなところ、電波】 ・未丈ヶ岳、1326(大鳥池)、1326(大鳥池)/1352鞍部、大鳥岳から少し下ったところ(今回利用)、P1,215、毛猛山と前毛猛山P1,100(最低鞍部)、最低鞍部~前毛猛山たくさんあり、六十里越(今回利用)、P1,125鉄塔、P1,383、吹峠 (電波)電波確認して、連絡できたところ ・未丈ヶ岳、毛猛山、前毛猛山、南岳 【装備】 ストック、冬登山靴、わかん、ハードシェル、手袋(薄手ウール・厚手・アウター)、ウール長袖、ズボン(ファイントラックメリノスピンサーモ+cw-x) 【テン泊装備】 モンベル#3、山用ダウン上下、ダウン靴下、サーマレストエアマット ※1日目爆風の中だと、エアマット+#3だと寒くはないが、暖かくもない。24時すぎると快眠するにはやはり少し寒さあり。 ※2日目放射冷却でテントが凍る。#0で寝ると暖かくて快適。よく寝れる。快適性とるには、寝袋の重さが500gから1kgと倍となる。 【食料・水】 (1日目)水1L ・おにぎり2、煮卵1、焼き芋大1/2、干し柿2、チョコ2 (2日目)水1L ・ドーナツ1、煮卵1、焼き芋大1/2、饅頭1、カップラーメンミニ1、a米1、チョコ2、柿ピー1、ミニヨーカン1、アミノバイタル1、塩分タブレット1 (3日目) ・ドーナツ1、グミ1、チョコ4、大福1、カップラーメンミニ1、a米1、柿ピー2、ミニヨーカン1、アミノバイタル1、塩分タブレット1 【ルートの状況、感想】 (1日目)1日わかん着用 ◆ルートの状況(~未丈ヶ岳) ・行きでバス利用のため、リフト利用後のスタートが10:30と遅くなり、計画遂行のためリフト利用。 ・リフト終点~泊地までずっとわかん利用。リフト終点からわかんで10cm程度の沈み込み。 ・P1,288~未丈ヶ岳稜線までで、尾根上は雪が崩壊しており、落ちた雪渓をつたった箇所あり。今後融雪が進むと、徐々に厳しさも出てきそう。今は割れた雪渓が尾根に残っているため尾根上を歩けないが、雪渓が落ち切ると藪の尾根も歩けるようになると思われる。 ・未丈ヶ岳稜線に到着し、鞍部まで落とすまで、クラックなどの踏み抜き多数。 ・鞍部~未丈ヶ岳までは難しい箇所なし。 ◆ルートの状況(未丈ヶ岳~大鳥岳~泊地) ・特に難しい箇所なし。アップダウンしながら進む。 ・計画では大鳥岳に17時到着。16:40に到着し、ピークは風よけ地点がないため、風よけ地点を探しながら進む。 ・21~24時降雪予報。強風で風速24m予報のため、稜線から落とした上で360℃ブロックを積む作業も必要。雪渓が落ちないクラックを利用し、クラックの幅を広げ+ブロックを積み、1時間~1時間30分程度で寝床完成。 ・夜中は強風と雪降る中、テントが終始揺れはするものの、身の危険を感じるほどではなかった。ブロックやテントをはる場所も良かったよう。夜中の新雪は10cm程度。 (2日目)スタート~P1,001までアイゼン、P1,001~六十里越までわかん ◆ルートの状況(泊地~毛猛山) ・2日目の土曜日はお昼頃まで雲が残る予報。毛猛山山頂でガスがとれる時間を設定すると、六十里越までたどり着かないため、明るくなってからのスタートとすることに。計画を40分後ろ倒し(ガスで暗いと、進むべき方向が分からないため)。 ・幸いに、標高1,300くらいまでは先が見通せるため、コンパスなく進めた。 ・標高1,300~毛猛山までは視界数mだが、尾根上に進めばいいため、問題なく登れた。 ◆ルートの状況(毛猛山~前毛猛山) ・毛猛山山頂から60m標高を落として、前毛猛山に向かう尾根に曲がるまでが、全く見通しなく、進む方向が分からない。左右ともに雪庇やリッジのため、不用意に歩けない。 ・紙地図とコンパスで方向をきって、何とか進む。紙地図はやはり必要不可欠と感じた。 ・無事60m標高を落として、前毛猛山方面に尾根を曲げると、ガスも取れ始め、見通しが効く。ここまでのコンパス区間はかなりの緊張感だった。 ・見通しがきいたのち、P1,268からの鞍部付近で休憩。 ・P1,268~P1,001が岩場の細尾根で、今回ルートの最難関地点。 ・実際にも、尾根上に雪は残っていたり、大幅に落ちたり。尾根から落としてトラバースかなあと思いつつ、近くから見ると尾根上も歩けるように見え、結局尾根通しに。 ・何回も細かなアップダウン、岩場の繰り返しで、スタート時点には分からない難所もたくさんあり、トラバースが正解だったと感じる。1回尾根上に進むと、トラバース地点まで標高を落とすことも厳しくなる。今回は、リッジ通過などもあり慎重に歩けば、何とかなったが、雪の状況や残り方では歩けないことも想定され、次通るならトラバースを選択する。 ・歩いていると、難所の繰り返しで時間がかかったように感じるが、P1,268~P1,001までは1h40ほど。そこまでかかっていないが。体感は長かった。 ・P1,001~前毛猛山までは難所なし。 ・前毛猛山鞍部から毛猛山山頂への登り返しは、中盤まで藪区間もあり、脇の雪渓利用も厳しく、尾根の藪を歩く箇所も多い。 ・鞍部~前毛猛山までは、疲れもあるため、長く感じる。 ・ただ、前毛猛山に到着したときの、田子倉湖や浅草岳の景色などに感動する。ここまで来ることができたという充実感が強い。 ◆ルートの状況(前毛猛山~六十里越) ・上から見ると、微妙なアップダウンや雪が落ちている区間もあるが、実際に歩くと、踏み抜きはあるものの、難しさはない。あっという間に六十里越に到着する。 (3日目)ずっとアイゼン着用 ◆ルートの状況(六十里越~南岳) ・六十里越からP1,125反射板箇所までは、急登。放射冷却の影響でカチカチで、転倒するとずっと下まで落ちる。ピッケルも利用 ・P1,125反射板に来ると傾斜は落ち着く。南岳まで難所なし。 ◆ルートの状況(南岳~裸山) ・南岳からトラバースして、裸山方面の尾根へ。裸山方面の尾根に降りていくと風はやむ。 ・吹峠までは広い尾根で歩きやすい。p1074だけほんの少し藪が出たが、特に問題ない。今後やぶが出たときは、谷から吹峠まで歩くことも可能と感じた。どちらでも良さそうだった。 ・裸山直下から急登が出てきて、ピッケル使用。裸山までは、特に難しい箇所はなし。 ・裸山山頂からは、未丈ヶ~毛猛山、越後三山、後ろには守門~浅草岳など、展望抜群。 ・今回のメイン2つ目の裸山に無事登頂でき、嬉しい。 ◆ルートの状況(裸山~稜線復帰p821) ・P877.6までは難しい箇所なし。 ・P877.6~稜線復帰p821までが今回ルートの2番目の難所。前毛猛山と同じく、岩場の細尾根で藪が出ている。 ・尾根上は完全に雪なし。尾根から標高を100m落とすと雪も繋がっていたため、トラバースルートを選択。落ちていた雪渓も繋がっていたため、特段トラバースは難しくない。最後の稜線復帰の登りが、沈むためしんどいのみ。 ・昨日の尾根突破とは違い、精神的負荷、難しさがなく、昨日よりかなり楽に感じた。 ◆ルートの状況(稜線復帰p821~国道~大白川駅) ・p821から200m標高を落とした尾根分岐までは、雪が豊富になり難所なし。 ・尾根分岐からP518に左折するポイントからは、尾根上に雪がない。150m標高を落とすまでは藪こぎ。獣道なのか、藪の密度は低く、うるささはそこまでではない。 ・150落とすと、密藪になり、国道も見渡せる近さに、ここから尾根から数m落として、尾根に沿う形でトラバースして国道へ。雪も柔らかく、難しさなし。 ・国道~大白川駅までも、わかんなしで1時間。沈み込みも5cm程度。 【全体感想】 ・六十里越を超えてからの、裸山ルートはレポ0件。地形図を見ての判断のみで、本当に計画どおり歩ききれるのかと思いながらの3日間。2日目終えて、計画どおり進めたことにより、3日目の裸山行きが予定どおり決行となった。P877.6先の尾根上が進めなければ、国道という逃げ道もある。夏に裸山を登ったときは、ここの山が冬も登れるのか!?、すごく疑問だが、難しいところはなかった。 ・今回の3日間で、難しい尾根上の通過が2箇所あった。1回目は尾根上、2回目はトラバースという2パターンを試すことで、どちらが最適解なのか身をもって体感できた。 ・また今までの泊まり山行で、雪が降ること、強風となることとなる気象条件は体感したことがなかった。今回は2日目お昼には天気が回復するため、標高が低い山を選び決行した。どこでテントを張るのか、どの程度ブロック作りに時間がかかるのか、どのように遂行するのかなど、新たな経験ができた。 ・未丈ヶ岳~毛猛山、毛猛山~浅草岳のそれぞれ1泊の行程を、連続して2泊で歩けた天候に恵まれ、とても充実した3日間だった。最高なルートを歩けて嬉しい。
