05:26
13.6 km
846 m
妙見山(志子部神社)・伊呂宇山・千手院窟堂
遠見山 (鳥取)
2024.03.02(土) 日帰り
今季はもう積雪は無いと思っていましたが金曜日辺りから久しぶりに雪が降り平野部でも雪が積もり周囲は冬に逆戻りしました。今日は伊呂宇山に向かう予定ですがこの山域は先日歩いた時も積雪が有ったので登るかどうか悩みましたがとりあえず進んでみる事にしました。 丸瀬山(丸瀬城跡)・半柵城跡・城社山・鉢伏城跡・伊呂宇山・城山(隆平山・高平山城跡) https://yamap.com/activities/29743340 今回は志子部神社の有る妙見山経由で登る予定なので神社まで続く林道分岐に車を置きます。林道の有る才代集落辺りは15㎝ぐらいの積雪が有り、林道方向には轍も無いので車で進むのも躊躇する程です。分岐から少し神社方向には倒木が有り車では進めないのでそこから神社までしばらく林道を進んで行きます。 林道を進んで行くと徐々に積雪が増え深い場所では40㎝ぐらいになり新雪とは言えツボ足ではかなり歩きにくかったです。舗装路は地図にある道の場所で終点になりそこからは作業道歩きになります。作業道ですが道幅は広く林道の様で普段なら車で神社まで行けると思います。神社で小休憩後鞍部にある作業道分岐から尾根に取り付き三角点の有るP616.6を目指します。 三角点までは緩やかな尾根ですが積雪が多く中々足が進みませんでした。三角点以降は前回も歩いたので割とスムーズに進みます。今回の目的はもう一つあるので頂上からはまだ歩いた事の無い鉄塔ルートで下ります。鉄塔は峠に有るのでとりあえずそこまで下りました。ここには峠は「倉谷越え」と言う様でお地蔵さまが置かれており古くから往来として利用されていたことが伺えます。 鉄塔からは下山方向は分かりますがルートは積雪で覆われているのでそれっぽい場所を適当に下ります。地形を確認すると部分的にルートが分かる場所も有りますが途中から見失い、谷沿いを進んで行くと数メートル滑落して谷に落ちてしまいました。谷から鉄塔は上空に有るので急斜面を登り鉄塔方向まで戻りました。ルートが不明瞭なので高圧線に沿って下って行くとテープが見え何とかルートに復帰出来ました。 舗装路が見えてきたところで多くの石碑や墓石が見えてきました。石碑には「有本」の名が多く刻まれていてすぐ近くには有本神社も置かれていました。電力会社の杭の場所には「有本家墓地登山道」と言う石柱も設置されいました。この有本家と言うのは石碑から黒住教関係の人物だと予測されます。今日の目的は志子部神社ともう一つあり、鉄塔ルート入り口の傍にある千手院窟堂を見に行くことなのでお次はそこに向かいます。。 登山口には石碑が有りそこから雪で埋もれた石段を進んで行くとすぐに千手院窟堂が見えてきました。おそらく手掘りで彫られた石窟の中には梵字と数字が彫られた石が大量に置かれていていますが周囲は荒れていたのでとりあえず散らばっていた石を石窟の中に入れておきました。言い伝えによるとこの石窟から若桜にある不動院岩屋堂までトンネルで繋がっているらしいです。 今日は積雪で思ったより時間が掛かりかなり疲れましたが目的の場所が廻れて満足でした。