05:43
15.5 km
1152 m
猫山(古文書に見る新興寺境界尾根を歩く:後編)
用瀬アルプス (鳥取)
2024.03.16(土) 日帰り
先週に引き続き新興寺に有る案内板に書かれた尾根歩きの後半です。。 今回は「限西」に当たる花集落から尾根に取り付き、先週歩いたP534まで進みあとは猫山林道から猫山に向かい駐車場所まで尾根を下って行く予定です。車は下山予定地のみかど桜公園に車を停めます。猫山は以前歩いた事が有りますが山頂には立派な銘板が有り昔は別ルートで登山道が整備されていたのではないか?と思っていたので今日はそこも確認するために前回とは別の尾根を下ります。 みかど桜公園の近くには三角点が有るのでそこを確認後、破線のルートになっている谷を下り仁王堂まで進みます。ここにはイチョウの巨木が有り鳥取の名木百選に選ばれています。しばらく舗装路を歩き諏訪神社へ向かいます。仁王堂と同様にここにも鳥取の名木百選に選ばれている大タモの巨木がありかなりの迫力でした。 神社裏から尾根に取り付き支尾根まで進むとフラットで歩き易い尾根になりました。そのまま尾根を進むと地図上に有る道と合流します。ここはかなり深い切通になっているので巻いて下ります。切通から反対の尾根に取り付くと小さな社が祀られていました。社から尾根を進み小ピークまで進むと岩の多い広場に到着します。周囲を眺めると人工的な石組跡が残っているのでよく観察すると倒壊した五輪塔が転がっていたので残っている部分だけで組みなおしておきました。 五輪塔以降も歩き易い尾根が続きスムーズにP534に到着する事が出来ました。P534からP521.2まで戻りそこから猫山林道を歩き地図上の舗装路まで下ります。舗装路から猫山方向の林道を進みたかったですが、入り口付近が工事で作業中だったので途中の尾根から山頂方向に進みそこから林道に合流しました。 林道は途中までは轍が有りますが終盤は最近は利用されてないのか落石等が有り歩きにくい所も有りました。山頂が近づくと林道は別方向に向かうので鞍部から尾根に取り付き頂上を目指します。 山頂で少し休憩後みかど桜公園方向に下ります。以前登った尾根とは違いこちらは少し距離が有りますが終始歩き易い尾根で藪も有りませんでした。公園が近づくとルートが不明瞭になり薄い踏み跡を探しながら下って行くと丁度展望台の場所に降りました。 展望台は階段が老朽化していて立入禁止ですがこの一帯が公園の一部の様で、予想通り以前はここから登山道が延びていた様な気がします。展望台以降は整備された階段が有りそこを下って行くと丁度駐車場所に降りる事が出来ました。