兵庫 里山歩き:三室山
三室山・空山
(兵庫, 岡山, 鳥取)
2026年01月19日(月)
日帰り
恒例となりつつある雪の三室山を歩いて来ました。
登りは途中からアイゼン、山頂からの下りでスノーシューに変え歩きました。
三室山山頂へのトレースは有りますが、下りスノーシューのトレースなので、コースを確かめながら歩きました。
今日は月曜日なので誰にも会わず、静かな雪の山歩きでした。
ザック重さ:測定せず
【今回のコース】
竹呂山登山口
- 三室山
- 大通峠
竹呂山登山口
P.S.
積読から、ドリアン助川さんの『青とうずしお』を読みました。
ドリアン助川さんの本は今回で2冊目です。13年前、横浜での単身赴任時代に読んだ静かな本『あん』が何故か当時の私の中に入り込み、樹木希林さん主演の映画も印象が強かったもので、その後ドリアン助川さんの本を読もうとはしませんでした。
今回、淡路の人形浄瑠璃を題材とした話であるとの事で読みました。
兵庫県立うずしお高校のクラス担当だった”たぬき”こと中山芝右衛門先生(93歳)が危篤との知らせを、人形浄瑠璃部で共に汗を流した臼井から連絡があり、沢田圭介は四十数年ぶりに淡路へ行く。そこは、祖母と過ごし、高校時代に人形浄瑠璃部で過ごした圭介の青春時代の場所であり、圭介の人生をも決定した場所でもあった。
“たぬき”の生前に間に合わなかった圭介が、高校時代の人形浄瑠璃部とある少女との想い、淡路を去る原因となった事件を思い出しながら話は進んで行く。
父親と祖母の思い、高校時代の異性に対する想い、人形浄瑠璃への思い、友情や嫉妬、貧困状況の思い、色んな感情が織り重なる圭介の姿が読んでいて苦しくもあり、切なくなる。
話の中で、祖母”すみれ”の言葉が良いんですよ。「起きとうことは、なんでも受け止めたらええんよ。いややゆうても、運命はいろんなことを仕かけてきようから。・・・・・。そやけど、一度すべてを受け止めるねん。それで、笑うとったらええねん。あとはまじめに努力するだけや。そうしたら、だんだんとおもろなってくる。運命の方でも笑いだすんやな」
読後、P322から最後まで三度も読み返してしまいました。
ドリアン助川さんの2冊目の本も、私にとって大事な本です。
興味ある方は、是非一読を。