大雪山系・旭岳・トムラウシ(北海道)
2026年9月25日 (金)2日間
数年前からテント泊用の道具を買い進めていたが、実現しておらず、55Lザックの主戦場は音楽フェスのテント場への荷物運びになり果てていた。 天気予報が二日連続で晴れなので、金曜日に最後の夏期休暇をぶち込んで、とうとう黒岳石室へ。北海道はそもそも有人小屋があるテント場がほとんどない。登山口からテント場までがそんなに辛くない。水がもらえる。以上の理由で選定
リフト降り場から黒岳まで。ずっと直登なのは以前来て知ってるので、ゆーっくり登る。したら、大して疲れずに黒岳到着。絶景で風もなく、皆さんのんびり過ごしていた。ここから先は未踏の地。ナキウサギ撮影の方々が棒立ちしてる横を下って、石室についた。
テント泊一人500円(予約じゃなく早い者勝ち)、バイオトイレ使用500円(携帯トイレブースあり、無料)、飲用・調理用水あり(要煮沸)
テント場は真っ平らのところは少ない。平日で晩秋なこともあり、結局、私含めて4張のみ。夕方には気温はゼロ℃になり、外でのんびり出来ず。寝るときも地面からの冷えをエアマットだけでは防げず。全部着込んで、プラティパスを湯たんぽにしたら寝れた。フォームマットも要るね、絶対。
寝る前、周りは雲で満ちたので、朝日は見れないかと思った。睡眠を優先する作戦?に。 しかし5時前に起きて、一応テントの外を覗きみれば快晴ではないか!しまった!急いで準備して桂月岳に登り、絶景を堪能。
テン場に戻り、朝飯を食って、テント等を畳んでザックに収納。大ザックは石室に置かせてもらった。そこからは普段はフライフィッシングで使ってる小ザックをアタックザックにして、北鎮岳方面へ。旭岳は北鎮~比布岳間から見るのが一番格好いいと思った。一日目は雲に隠れていたトムラウシ山もバッチリ見えた。去年は、あそこに登ったなぁ。
比布岳について、帰りも長いので愛別岳は諦めようかと思ったけど、一応、取り付き部を見に行くことに。比布岳を降りかかったところで、ナイスな男女ペアが話しかけてきてくれた。
「愛別いくんですか?」
私「迷ってます(笑)」
少し会話をして、愛別分岐へ向かった。
愛別岳。かつてJRで稚内に出張するとき、旭川より北の車窓から大雪山がみえた。なかでも端っこにある綺麗なトンガリに魅力され、写真を友人に送ったら、愛別岳では?とこのと。そのときからいつか登ると決めていた。
分岐についたら、ザレ場は私の実力ではギリギリ行けるかな…という難易度だったので、行こうとしたら丁度ガスってきた。そこにさっきの男女ペアがこられ、「踏み跡あるし、斜度もこれなら行けるね。ガスもすぐ晴れそうだし、行くなら早いほうがいいね」みたいなことを会話されていた。その二人に背中を押され、私も腹をくくった。ザレ場は確かに急で、めちゃ怖かったが、加えて、山頂直下からは結構な距離をほぼ垂直の岩登り。帰りにはザレ場の登り返し。やはり難易度は高かった。でも、分岐から見るより、鞍部まで進んで見る愛別岳のほうがより格好良かったし、良い経験になった。ザレ場の踏み跡は二カ所あるが、帰りに使った奥の方が個人的には良かったかな。
初のテント泊登山だったが、奇跡的な天気で、行程も計画をすべて達成した。後は無事に石室まで戻って、石室で買ったコーラが最高で、重いザックに持ち替えて、黒岳を登り返し、からのひたすら下って登山終了。無事終わったら寄ろうと決めてたロープウェー山麓駅三階のカフェで一息ついて、上川町市街地の銭湯に入って帰投した。
絶対痛くなるだろうと思ってたけど、右膝は完全に無痛。かなり嬉しい
※なんと登山口でスタートボタンを押したつもりなのに、押されてなくログは石室からになった
※黒岳石室は小屋泊もでき、銀マット、シュラフ、毛布がレンタルできるから、気軽に小屋泊できそう
※北海岳~松田岳は爆風。御鉢の景色も飽きてくるので、北海岳だけでも良いかなと
※北鎮分岐までの登りが結構だった。平坦と思っていたので。想定外に体力使った
※北鎮~比布間はときどきルートが不明瞭
※携帯トイレですべての排泄物を持ち帰ったが、この体積と重さに、自分事ながらどん引き。人間っていいな。
※携帯トイレは山麓駅隣のビジターセンターに葬る箱があります