黒岳・北鎮岳・鋸岳・比布岳・愛別岳
大雪山系・旭岳・トムラウシ
(北海道)
2025年09月10日(水)〜11日(木)
2日間
過去3年間で4回断念した愛別岳に登るのが今回のミッションです。
天候は晴天、風は強め、体調は鼻風邪中。
体力を愛別岳の登り降りにとっておくため、ロープウェイの使用とテント泊を先にセッティングすることで日没限界までの行動時間を確保して臨みます。
黒岳ロープウェイの始発に乗り、リフトを経由して7合目。テント泊の分、荷物がガサバっているので、スイスイとは登れず、黒岳到着後、直ぐに石室へ。テント場は強風だったので、いつもより頑丈にテントを張って、荷物を軽量化して
いざ、愛別岳へ!
ソロ登山なので、石室のスタッフの方には愛別岳に行くことを伝えておきました。
今日失敗したら、明日早朝から愛別岳へトライすることも伝えておいたので、万が一のときは行き先だけは明確にしました(ソロ登山なので、迷惑をかけないように)。
1日目で愛別岳へ登頂することを目標に北鎮岳も比布岳もゆっくりのペース配分で、12:00くらいに愛別岳分岐を目指しました。予定より時間が押してしまいましたが。
満を持して愛別岳のザレ場に足を踏み入れました。
想像以上に歩測のスピードが上がってしまいます。温存した筋力全開で足を踏ん張って降り続けます。岩場も斜度があるので、お尻をついてゆっくり着地する場面が2箇所ありました。すぐにスピードが出てしまうので、下降時は特に気をつけました。細い稜線のアップダウンを繰り返し、緊張感を持続したまま、最後のピークを迎えました。踏み跡を見失いどこから取り着いたら良いか分からず、正面の薄い岩が重なり合うところから登りました(失敗です、右側に巻いていけば踏み跡が見つけられます)。だいぶ登って右手側に登山道を発見しました。降りるよりも右へ右へと進路をとりました。やっと踏み跡のあるポジションに復帰しましたが、既に急な登山道となっておりひたすら3点歩行で登りました。中腹くらいで広いガレ場で下にも降りれそうな道がありました。ケルンがあったので、下山の時に間違いないように置いてあるように思いました。私は来た道を戻りたかったので、下山時は下に下がらず、横のハイマツの間を行くとインプットして上を目指しました。
山頂に近づくと登りやすい道となり、そのまま山頂に到着です。山頂は広くて平らで、びっくりしました。オプタテシケ山や美瑛岳みたいに狭くはありませんので、他に登山者がいても、ゆっくりできそうな山頂です。今回は誰もいなかったので、下山のお約束時間ギリギリまで写真やビデオを撮影することができました。名残惜しかったのですが、日没18:00までに石室に着く計画でしたので、下山を開始しました。
帰りの道のりも緊張の連続です。降りるときは断崖絶壁が視野に入るので、踏み跡を見失わないように、一歩一歩丁寧に歩きました。ケルンの場所も確認し、右横へ進路をとり、来た時の踏み跡に乗ることができました。もちろん最初に間違った、薄い岩だらけの場所は通らず、手前の踏み跡をジグザグに降りて、稜線に乗りました。帰りの稜線は行きよりも歩きやすく感じました。
白いザレ場を過ぎ、黒い岩の塊がある場所は要注意です。
大きな黒い岩をよじ登るところがあり、掴める岩と足の置き場を探しました。(中央部がいい感じで掴めました。行きでは、左端を選択してお尻をついて降りたところでした。ビデオで確認)最後の勾配は登りでも滑るので、片足を確実に確保したら次の足を出す冬山のような登りをして愛別岳分岐へ戻って来ました。
そこから石室には18:00に到着しました。今回の山行は1日目で目的を果たしましたので、2日目はゆっくりテントを片付けて、誰もいない黒岳で朝の静寂を楽しんで下山しました。黒岳の湯で体をリセットして早めの帰路につきました。
次回は愛別岳の山頂にもっと長く滞在できる登山計画を考えます。