面白山・神室岳・大東岳・雨呼山(山形,宮城)
2026年9月12日 (土)2日間
夏の間登山はお休みにしていました。今回二ヶ月半ぶりの登山。負荷の小さいプランを立てていたのですが、街中で自転車がパンク!急遽、仙山線沿線で小屋泊出来そうなのが樋の沢避難小屋くらいだったのでこの計画となりました。
久しぶりの登山のせいか朝早く起きたのに出発は13時半頃、おかしい。乗った電車が面白山高原駅に止まらず山寺駅で一時間以上待たされたので昼飯を取ってからのスタートと相成りました。
面白山高原駅から登って面白山コスモベルグを通ります。丁度コスモスが満開で綺麗。ここで人間に会うのは最後です。今回登山者に関しては一度も会う事はなかったです。
南面白山までは基本登りでちょっとした藪を越えながら長い岩場も登って行きます。実は南面白山をこちらから登るのは初めてだったりします。南面白山山頂までは割とハイペースでした。問題は猿鼻山から!
道はあります。でも、熊笹がみっしり埋まっていて道とは思えない!仕方ないので根本の方から右、左と笹を丸ごと避けると道が現れるのでそれをひたすら繰り返します。雪山のラッセルを彷彿とします。これが無駄に体力と時間を浪費するんですよ。ちなみに左右の笹をきちんと避けないと笹がクロスして進めなくなります。道があるからと足元の感覚頼りで歩くと予期せぬ倒木や石で怪我をします。ひたすら掻き分けるのが吉。
時たま、倒木があり道が迂回するせいで道をロストするんですよね。そういう時は道があるところまで戻って周囲をうろうろして道を見つけるしかありませんが笹の背が高いと大変です。本当にしんどい。下りは足元が突然急坂で転んだり、鞍部は笹の背が無駄に高くて酷かったり、登りはラッセルと登りで倍疲れたり、本来の1.5〜2倍の時間が掛かりました。
猿鼻山山頂は少し薮が少ないかな?くらいで何も無し。
小東峠の時点で日没を迎えたので小東岳は省略しました。ヘッドライトで薮漕ぎは嫌だったのですが時すでに遅し。樋の沢避難小屋への分岐の四辻が熊笹のせいでただの曲がり角になってます。何回も確認して一度突っ込んでみて無理っぽいので戻ったんですが、地図を確認するとここしか樋の沢避難小屋へ行くルートは存在しなかったので、日没後の薮こぎ続行となりました。
最初のうちは背の高い熊笹だけですが、そのうち枯れ沢になりました。ヘッドライトを点灯してGPSを睨めっこしながら枯れ沢を下っていくとなんか道が怪しい。どうやら枯れ沢から登山道に切り替わるポイントを見逃した模様。沢は水が出て来たり消えたりですが、段々水の流れは大きくなって来ます。広葉樹の薮が出て来た時点で危険を感じ等高線沿いにトラバースしてどうにか登山道に復帰!登山道って歩きやすいですね!涙が出て来ます。あのまま広葉樹の薮をつき進むと崖や滝に出会いそうだったので怖かったです。
小屋に着くまでにヘッドランプが点滅して焦りましたが二台目があったので安心です。流石に明日はヘッドランプは使わないでしょう!
最後の大きな渡渉をしたら樋の沢避難小屋が目の前でした。最後の沢が樋の沢でしょう。
避難小屋は貸切でした。軽く掃除をして食事をしてお休み。明日は日が登ってから動こう。当然電波は来ませんでした。
翌日は明るくなってから樋の沢で水を汲む。今回浄水器デビューです。朝食を食べて小屋を掃除してから出発。暗い内だと掃除も適当になりますしね。
二時間ちょっとで大東岳山頂へ。弥吉転ばしの辺りから雨が降って来ました。山頂は本降り。結構寒いのでカッパをきっちり着ました。しかし、沢下りに差し掛かる頃には晴れ間が出てくる始末。今度は暑くなってカッパを脱ぎます。それでも権現様峠までの沢下りは石が濡れていて神経を使いました。
権現様峠までの道はいつも不明瞭です。分岐にはきちんと立て看板があるんですけどね。
奥新川峠までの道は格段に歩きやすくなりました。でも、ピークの一つの付近はまだ薮が多かったですね。
奥新川峠まで至り昼食としました。そろそろスタミナが切れて来ましたよ。峠道の稜線歩きは意外とアップダウンが多かった。奥新川峠から面白山、面白山高原駅までは刈り払いされていて何の問題もない登山道でした。宮城側は刈り払いしなさ過ぎ。
奥新川峠から長左衛門平もピークが一つ二つとあり疲れた体には応えました。長左衛門平をこえて中面白山の稜線になると登山道が単純になります。長い直線が多いんですよ。
そしてこの辺りから雲が散って晴れて来ました。気温も上がり直射日光を受けて暑い!気温の変化に対応出来ずに登っていたら熱中症の予備症状か頭が熱っぽくなって来ました。こうなると頭を少しでも冷やしながら歩くしかありません。10分歩いたら熱を冷ますと言うスローペースになりました。最終電車に間に合うかやばい感じ。
中面白山と北面白山の最後の登りをスローペースながら何とか登り切りました。天気は良いけど誰も居ない。15時半を過ぎてますからね。下りならペースを上げられるかと思ってましたが頭の熱は全然下がりません。長命水で水を補給して頭にぶっかけながら水冷で熱を冷ましてペースを上げました。人が居なくて良かった。
本来のルートを天童高原経由に変えて水冷式にしたおかげでペースは通常に戻り、何とか日没前に面白山高原駅に着く事が出来ました。最終電車にも間に合い一安心です。
後日、左右の足首に謎の損傷が発覚しました。打撲のように腫れていて、皮膚は損傷。薮漕ぎの時に気づかず足を打撲したのか、久しぶりの登山でハイネックの登山靴が擦れたのか謎です。二週間ほど過ぎた今では大分かぶれも治って来ましたが余計なケガでしたね。