07:54
8.5 km
891 m
白森・沢渡黒伏・黒伏山·戦々恐々
船形山(御所山)・泉ヶ岳・蛇ヶ岳 (宮城, 山形)
2026年03月29日(日) 日帰り
白森・沢渡黒伏・黒伏山、 興味があって2年、やっと登れた。 この4年間の登山に、一番緊張した❗ 2年前初めて白森山·沢渡黒伏山の登山レポを目にして、なにこれ‼️とびっくり。 めちゃくちゃ細い尾根のアップタウンと蛇行、肩幅より狭い尾根と両脇の崖、牛の頚よりも、太刀魚の背中を歩く印象。 日が重なって興味が強くなり、週末の好天気、今年の最後のチャンス、行くしかない。 5:50時自宅を出たら、真っ赤の太陽。いいお天気となる予感。黒伏高原スノーパーク ジャングル ジャングル駐車場7時40分到着。トイレ🚻を借りる。ジャングルジャングルに車が続々。知らなかったスキー場だが、驚く程繁栄中。 駐車場P4から沢辺へ下る、本日一番目の難関。雪ブリッジは特になくなっている、濡れずに渡れる場所もなく、複雑なルートをたどり、レジ袋の力を借りて無事渡る。 沢を渡ったらアイゼン装着。いきなり急斜面を登る。 黒伏山↔️白森山、略して黒白分岐まではなだらかな林間歩きもあるが、斜度30%を超える急斜面がほとんど。 黒白分岐の岡は壁のように目の前にして、登れる気がしない。なんとか岡の上に立ったら、270度の絶景がご褒美。 振り返れば柴倉山が存在感あり、黒伏山は優しくお待ち、白森山は名前の通り、真っ白に聳える、雪庇の稜線が綿々と繋がって行く。 雪山の絶景を鑑賞し、一休み、白森山に向かって再出発。 尾根上クラック多数、避けて進む。 山頂直下まで気持ちよく歩けたが、山頂に近づくにつれ傾斜がきつくなる。 雪庇の反りが壁となり、突破するに壁を崩しながら這い上がる。ストックのスノーバケットを外して本日の第二難関をクリアする。 白森山頂までは1メートル幅の藪を超える必要がある。山頂に至ったら、もう今日はここ迄でも、十分過ぎるくらい、満足感と達成感がある。 白森山からの眺望はまさしく最高、360度の視野、どの方向も格好いい山、三方向に真っ白なきれいな稜線❗ 白森山頂で写真パシャパシャ、名残惜しく山頂にバイバイ、沢渡黒伏山へ。 白森山から沢渡黒伏山稜線に出るまで気持ちよく歩く。 稜線に出たら心拍数が上がる。 これか、伝説の細い尾根、、、、 アップダウンあるし、蛇行するし、且、綿々と長い❗牛の頚と言いたいが、太刀魚の背中に近い‼️ 足を止めて入念にコースを確認して5分、厄介な事を判明、雪崩れで尾根上2~3ヶ所、雪がなく、コースが木と藪で切られている。ようすに、コースは実線ではなく、部分的に破線状態!😢 気温が9度まで上昇し、雪融けが進み、腐り始めている。あの稜線上、足元の雪が崩れたら、左側も右側もあの世への入り口。 撤退するのが賢明だろうと、、、又5分、やっぱり諦めきれず、前に進む事に。 緊張感と共に、心拍数が一気に上昇、穂高の大切戸とジャンダルム登りよりも怖さを感じる。大切戸とジャンダルムは丁寧に昇れば、無事通過する事ができるが、ここはいつ足元の雪が崩れるのが分からない❗恐らく、今までの560座の中、一番怖かった‼️ とにかく、ピッケル風ストックを深く挿し、姿勢を低くして、三点確認して四点目を次へ移動の方法を徹底し、ゆっくりゆっくり移動するしかない。 コース観察時雪が見えなかったところ、やっぱり雪が腐って、空洞化している。 木の上から行こうとして、失敗!ヒヤリ‼️名実の通り仰天状態に。 立ち上がって木の下から巻き込み、再び稜線へ。 しばらくしたら、又も稜線上の雪が松の木を中心に空洞化。再度、稜線を下がって木の下から通過。通過後稜線へ這い上がろうとしたら、雪崩れ!深く挿したストックが15度曲げた状態に。 何とか膝から這い上がて、更に進んだら、沢渡黒伏山山頂下に。最後の登りも急斜面、アイゼンを蹴りながら登る。 山頂に近づいたら、僅かの残雪の雪ブリッジ。ブリッジの下は大きな空洞。山頂まで10メートルしかないのに、足を進む勇気がなくなり。 一旦足を止めて、一呼吸し、来た道を写真に納める?なにがあったら、これは私が見た最後の絶景だようと、残したかった。 写真を撮ったら、雪ブリッジに足を踏み、静かに通過。幸い、大丈夫だった。 沢渡黒伏山山頂に来たら、複雑な感情でいっぱい。 来たよう❗ 馬鹿だね、何で無理するの!❓ 撤退の勇気はどこに行ったの❓ 下山できるの❓❗ などなど、、、 決して嬉しさだけでもなければ、自分の無事登頂を誉める気も1mmもない。 人はギリギリまで、山を登るべくではない。 沢渡黒伏山山頂からの眺望も720度の絶景。 が、あまり絶景を楽しむ気持ちの余裕がなく、絶対無事下山する‼️と誓うばっかり。 下山は更に慎重、三点安定してから四点目を移動する事を徹底。長い細い太刀魚の背中を無事渡り、白森山と繋ぐ稜線待て戻る。 白森山を再度登る必要もないのでトラバースして、黒白分岐まで戻る。 ここに戻ってやっと心拍数が下がり、温かいカップ麺でエネルギーを補充。 黒白分岐から黒伏山山頂までも意外に急登、30分で山頂。 眺望は270度、隣の峰が驚く程険しい、屏風岩の如く。観ることだけにする。 黒伏山を下山、黒白分岐の岡の下を通ったら驚く👀、、、朝日何にもないあの急斜面に5ヶ所の大きなクラック‼️ そう、気温が高いので、積雪状態が刻々と変化し、崩れていく。 黒白分岐からの下山は急、登った時よりも斜度をきつく感じる。ところところ尻橇、たまにいきなり踏み抜き、膝上までに嵌まる。脱出に3分掛かる。 帰りの渡渉は思い切り沢水に入る。深さ15cm、転ばずに渡る。思った程靴に浸水量が少なく、100均の甘酒一杯分で済む。 P4駐車場まで上がったら95%の安心感。残りの5%は安全運転で帰宅後得る。 今日のペース、70%は登た時の慎重さと迷いを語る。 コメント&メモ: ·登山口は黒伏山スキー場、ジャングルジャングルP4 ·トイレはスキー場 ·ギアは終始アイゼン、雪が10~15cm沈むので、ワカンとアイゼンを併用するのもよい ·沢渡黒伏山と白森山はピッケルをお勧め、こちらはピッケル風ストック、 二本挿しの方が個人的安心、アイゼンは必須 ·渡渉はレジ袋の活用をお勧め ·沢渡黒伏山は今シーズンお薦めしない、雪腐りが進み、雪尾根が崩れる。来年にするのがよい ·白森山と黒伏山だけでも、十分登る価値がある。斜度がきつい分、鍛えられる。又、眺望は最高、高い満足感を得られる
