御正体山・杓子山・石割山(山梨,神奈川)
2026.08.11 (火)日帰り
山の日に山梨県の杓子山へ行ってきました。杓子山は「富士山を眺める山」としてかなりおすすめです☝️ 標高は1,598mで、山梨百名山のひとつ。今回は鳥居地峠からの周回コースを選びました。
鳥居地峠は、いわゆる立派な駐車場があるというより、5台程度置けるスペースがある、といった感じです。山の日だったので満車を覚悟して向かいましたが、到着してみると停まっていたのは4台。最後の1台分のスペースに滑り込むことができました。この日の気温は24℃。しかも湿度も低めで、夏の山としてはかなり快適です。準備を済ませ、車の目の前にある登山口からスタートしました。
鳥居地峠から杓子山へ向かうこのルートは、かなり登山らしいコースです。最初はそれほどでもない普通の登山道なのですが、ほどなくすると斜面が一気に急になってきます。この日、一番キツかったのは間違いなくここ、高座山までの急登です。この日は晴れていて土も乾いていたので、足元をしっかり踏ん張りながらなんとか登ることができましたが、これが雨の後で土がぬかるんでいたら、とても登れる自信がありません。そんな急登にヒーヒー言いながらも、ふと振り返ると、そこには富士山の大絶景が広がっており、思わず足を止めてしまいます。急登で疲れた身体を富士山に癒してもらいながら再び登ります。途中には、草木が伸び放題になっている場所もあり、かなりワイルドな雰囲気。夏なので仕方ないとはいえ、なかなかの茂り具合でした。
そんな道を抜け、ようやく高座山に到着。ここでも木々の間から富士山をしっかり見ることができました。軽く休憩して、次へ向かいます。と思ったら、ここから一旦降ります。高座山が1,304m、次のポイントとなる大権首峠が約1,330mなので、最終的には少し高くなるのですが、その間にアップダウンがあります。せっかく登ったのに降りるのは、やっぱりちょっと辛いです。
大権首峠を越えて、いよいよ杓子山へ向かいます。案内看板には、大権首峠から杓子山まで約40分と書いてあります。標高差は約270m。距離の割には、ここもしっかり登ります。序盤の急登をこなし、その後のアップダウンも越えてきたところなので、すでに脚にはかなり疲労が溜まっています。それでも、山頂が近づいてくると不思議と頑張れるものです。そして、この区間でようやく他の登山者とすれ違いました。考えてみれば、ここまでずーっと静かな山歩き。山の日なのに、こんなに静かな山を歩けるとは思っていませんでした。
そして、ようやく杓子山の山頂へ。山頂はかなり開けていて、正面には大きな富士山。さらに360度に近い展望が広がり、とにかく気持ちが良いです。この日は天気もバッチリで、雄大な富士山はもちろん、南アルプスの名峰まで久しぶりに見ることができました。
山頂をひとしきり堪能したところで、軽めのご飯を食べて下山開始です。杓子山はルートがたくさんあるので、どこから降りようか選びたい放題。とはいえ、さすがに序盤のあの急登を安全に下る自信はなく、不動湯方面へ降りる周回コースを選択しました。こちらは林道中心のルートで、かなり歩きやすい。トレランコースもいくつかあるようです。途中、本来の下山ルートを少し変更して「近道」を使うなど、多少のカスタマイズもしながら進みます。この近道はYAMAPの地図には明記されていませんでしたが、多数の人が歩いた軌跡が残っていたので、それを頼りに進みました。案内もいくつかあったので、特に迷うことはありませんでした。
そして、ようやくゴール。
駐車スペース脇のゲートの奥には路肩に車を停められるスペースもあり、朝よりもたくさんの車が停まっていました。無事に下山したところで、次は近くの温泉へ。そして、お腹も空いてきたのでご飯屋さんを探していると、富士山に笠雲がかかっているのが見えました。やっぱり台風が近づいているようです。まだ青空は残っているものの、少しずつ風も出てきました。山中湖畔のご飯屋さんでお腹を満たした頃には、空もいよいよ曇り始めています。台風のルートを考えると、これから台風に向かって帰ることになるので、ちょっと覚悟していました。ところが、結果的には家に着くまで雨に降られることはありませんでした。
天気にも恵まれた山の日の杓子山。過去イチ級の急登に苦しめられ、富士山に癒され、山頂では雄大な富士山と南アルプスの山々に魅了されました。そして最後は台風の影響もギリギリ受けずに帰宅。久しぶりに「今日はツイてたな」と思える、ラッキーで楽しい山行になりました😊