我々はどう生きるか
左門岳
(福井, 岐阜)
2024年11月09日(土)〜10日(日)
2日間
⚠️⚠️⚠️警告⚠️⚠️⚠️
本レポートはクソ長くあなたの大切な人生の貴重な時間を無駄にします🗳️
興味なければ1DOMO振り込んで他の面白いレポでも楽しんでください🤦
大量の写真は一部マニアの今後の参考の為にほぼノーカットで掲載していますので予めご了承ください。
《林道ゲート~屛風山》
道の駅うすずみ桜の里ねおに4:00に集合して蠅帽子嶺下山口に車をデポ。
1台に乗り合わせて河内谷林道のゲートまで車で進んだ。
以前はゲート手前1時間歩く必要があったが土砂崩れを補修したらしくチェーンゲートまで車で進めるのは助かった。
屛風谷へ入りお釜ポイントまでスムーズに進んでこれからの水を給水する。
今回は2日間を想定したが到達できないことを想定し3日目の食料も用意した。
釜を鳴らして急登に挑む。
県境に出ると福井県側20~30m下に沢の音がする。
今回はこの沢の水場チェックもしたいと考えており、利用する人は少ないだろうが屛風谷から担ぎ上げるより20m下った方が楽な人の為に確認してみた。
沢の音が聞こえなくなるまで尾根を登り「この辺りが限界だろう」というポイントで谷へ下りると水を汲むのにギリギリの水量が流れていたのでほぼ源頭と言って良さそうだ。
山頂が見えてきてあと15分くらいかというところでザックの雨蓋に入れてあった手袋が目の前に落ちてきた。
「ん?」
ザックを降ろして確認すると雨蓋のジッパーが開いており、ヘッドライト、手袋、ポーチが無くなっていた。
「げ~!」
藪にジッパーの取手が引っ掛かり自然に開いたらしい。
ザックをデポして落とし物探しに再度戻る。
少なくとも水場の段階ではジッパーは閉じていたはずだ。
少し下りると予備の手袋が落ちていた。
更に降りるとヘッドライトが低木に引っ掛かっていた。
しかしポーチが見つからない。
今回のハードな縦走前にポーチの整理をしたので無くしても然程差支えはないがやはり気になる。
結局水場まで下りても無かったので登り返す。
相当上った付近、おそらくヘッドライトがあった場所の付近に落ちていた。
全て回収して山頂に立つと予定時刻より60分遅れていた。
相変わらずこの山は眺めが良いが一般向きな山ではないと実感する。
《屛風山~テント場》
屛風山山頂から距離にして約400m進み斜面を下るだけなのに60分を要すると思われた地獄の区間へ突入。
ツゲ、ナナカマドの様な小さな葉の細かい枝の灌木が兎にも角にも邪魔で下りるだけなのに進まない。
尾根芯を辿っているつもりだが次々左側に吸い込まれ、右へ回復するのに時間を要した。
全く進まないが時間だけは過ぎていく。
藪ランク8が延々と続き逆向きで屛風山へ登るのはほぼ不可能に近いと思われるくらい過酷だ。
そして尾根芯に登場する天然檜の巨木。
幹が大きすぎて迂回する方向も谷側か激藪かの選択に迫られる場所も多い。
登り返しは更に地獄だ。
ササッセルが子供の遊びに感じてしまう。
県境が90度曲がるムクロ谷源頭のピークで激藪から解放された。
ここは県境がなぜか複雑になった区間だが少しズレると激藪に悩まされ、危険な斜面のトラバースもあるので完全になぞるのはやめた。
やめて正解。少し下りるとまたもや激藪に悩まされることになる。
16:30頃にテン場に丁度良い場所を見つけた。
大垣山岳協会がテン場にしたポイントだと思われたがまだ30分は陽が沈まないと読んで進むことにした。
彼らはここで宿泊し、翌日の下山が22:00を過ぎる悪夢を味わったのだ。そうならぬよう、先を急いだ。
しかしこの決断が良くなかった。
進んでも進んでもテントを張れそうな場所がない。
陽も沈みかけ日没までに幕営したい。
なんとか一張り張れそうな場所を見つけるが狭いし灌木も邪魔だ。
しかしその先を見ると更なる石楠花藪が立ちはだかっていた。
この先進んでもこれ以上張れる場所の期待はできない。
灌木や笹を鋸で切断し整地して幕営した。
今回は最軽量化を図るためテントは1張。食事や調理器具も1セットにして各々の負荷を軽くした。
お酒を嗜み美味い夕食をとって眠りについた。
《テント場~P1095南峰》
屛風山~蠅帽子嶺までの区間にはP1095が2ヶ所ある。
その一つ目、ここではP1095南峰と呼ぶ事にする。
急な登りではないが石楠花藪が酷く、この枝分かれのしかたは❝さすまた❞と同じだと思った。
周囲をさすまたを持った警察官に囲まれている様に石楠花の枝に挟まれ身動きが取れない。
いかに藪の少ない場所を見つけて相手の弱点を攻めるかが攻略のポイントだが同行者🤖のパフォーマンスが悪い。
私の歩き時間と同じだけ🤖待ちの時間があり、焦り始める。
確かに藪漕ぎは早くない。それ以上に遅かった。
とは言え、置いて行く訳にはいかないので待ちながらP1095南峰へ到達した。
それにしても暑い。
水の減りが早く、このペースでは3日目の水は不足しどこか水場を探すことになるだろう。
《P1095南峰~P1095北峰》
P1095南峰からは藪ランク1〜3のスッキリしたブナ林が続く。
檜と石楠花は相性が良いらしく、檜が並ぶ場所は決まって石楠花の激藪だ。
先の稜線を見ると青々した檜が見えるとゾッとする。
940m鞍部から登り返すとまた石楠花藪が現れたので福井県側へトラバースしたら
掴んだ枝がすっぽり抜けて7〜10mほど滑落した。
幸い怪我もなく活動再開するがこの最深部で怪我したら一体どうなったのであろうか。
P1095北峰に近づくにつれ、ブナ林に変わり腰高の笹藪になり歩きやすくなるが🤖の動きは錆ついている。
P1095北峰に到着し話を聞くと脱水かも。
というので私の持っている水を大量に飲ませた。
《P1095北峰~P1026》
笹藪になると鹿の生息地となるようで鹿道が福井県側に続くようになる。
鹿道を利用して歩く速度が速くなっていく。
そして熱中症だった🤖がいつものパフォーマンスを発揮ししっかり付いて来るようになった。
眺望があっても山座同定している余裕はなく、今日中に下山出来ないと水不足で遭難するのが確定していた。
三等「中高」の肩のピークからP1026への尾根探しは苦労し、岐阜県側へ下りてしまったが為に灌木の激藪をトラバースして県境へ復帰したが福井県側は大した藪もなくスッキリしていたのは驚いた。
《P1026~蠅帽子嶺》
遠くには能郷白山と手前の苅安山〜越山〜蠅帽子峠の県境稜線が見えている。時々蠅帽子嶺と思われるピークも見えだすと安心感が湧き出す。
途中のピークで目処がたち、3日目のエネルギーとして取っておいたチョコレートを体内へ入れた。
P1093の肩の手前は細い稜線が続き、終わった途端にまたしても藪ランク7の激藪に対峙する事になる。
しかし、長くは続かず鹿道のルートが現れる。
県境の芯はタコ足灌木が占拠し続けホントの芯を歩くのは難しいだろう。
蠅帽子嶺の三角点が見えると「着いた!」と叫び今日の下山が確定した。
前回蠅帽子嶺に来た時に仲間が設置した山頂看板の標高が間違えていたので補修して下山に取り掛かった。
《蠅帽子嶺〜蠅帽子登山口》
ここは以前歩いた区間なのであまり心配していなかったが段々暗くなりだし不安になってくる。
しかし見上げると紅葉最盛期で今が1番の季節であろうか。
無事渡渉ポイントまで下りて核心部の渡渉へ。
大きいゴミ袋を足に入れて挑戦するも袋状になった場所で水を大量に受け止めて流されそうになる。
「ヤバい!流される!!」
足を動かせずそこで立ち止まる事しか出来なかったが袋に穴を開けて水を貫通させて何とか渡り切る事が出来た。
これを受けて素足に靴で挑んだ🤖は水の抵抗に逆らえず立ち止まる。
徐々に下流側に押されて来たのでそこにあったロープを投げて掴む事は出来たが握力が足りず開放。流れてしまう。
20m流されたが岸の岩に引っ掛かり、助かった。
2m崖の下だったが手持ちのロープでザックを引上げ、自力で這い上がり事なきを得た。
《総括》
屛風山〜蠅帽子嶺の区間は県境杭しか人口物がなく、ピンクテープなど皆無。
歩いた人も僅かしか居なく相当な覚悟が必要。
屛風山~ムクロ谷源頭ピークの区間はテントも張れる場所もなく一気通貫で行くしかない。
ヘルメット、保護メガネ、があった方が良い
ザックの通らない藪に対峙するときも多いので剪定用鋸も推奨したい
それでは楽しい山旅の様子をお楽しみください。
わらびーず(危険な思想を抱く非営利組織)として岐阜県境を少し歩きました。
該当区間❝屛風山~蠅帽子嶺❞
《議事》
ぎふ百山 屛風山 46/124
~三角点調査~
二等三角点 0・0・1・0/1
三等三角点 0・0・1・0/1 調査済み