歴史探訪②己高山周回
己高山
(滋賀)
2024.07.28(日)
日帰り
近江百山の己高(こだかみ)山へ。
小谷山下山後、少し休憩してから己高山へ向かう。己高山には、石田三成が関ヶ原の合戦後、洞穴に身を隠したという言い伝えがある。登山口までは沢沿いの林道を歩く。涼しいのでありがたい。登山口まで来ると、尾根ルートと谷ルートの分岐、となっている。赤線は尾根ルートだけだが、谷ルートもあるようだ。なお、分岐の標識には「高時小」とある。学校登山でもあるのだろうか。尾根ルートに取り付くと、しばらく急登が続く。暑さが堪えるが、それよりも蜘蛛の巣がひどい。何度も顔にかかりうんざり。先の広がった枝を盾のように持って進む。特に見所もないため精神的に辛いが、時々吹く風が気持ち良い。鶏足寺跡あたりが分かりづらいが、薄い踏み跡を追う。最後の急登をがんばると山頂だ。座って休憩するが、汗がぽたぽたと落ちる。ここから周回するが、こちらのルートの方が日が入り、明るく爽やかだ。ただ、蜘蛛の巣は相変わらずで、盾(枝)は手放せない。足元を注意していると蜘蛛の巣にかかり、蜘蛛の巣に注意していると石に躓く。我慢我慢で何とか下山できた。下山口には石田三成の辞世の句がある。この句にもあるように、己高山は秋の方が良さそうだ。