神使熊山・三谷山・高野山 山岳寺院群を巡る
己高山
(滋賀)
2025年01月19日(日)
日帰り
今日の山行は、己高山系YAMAP的山頂未登録の神使熊山(こうずくまやま)・三谷山・高野山を巡るトレイルです。
雪の状況によっては己高山へと思いましたが、スタート時間も遅く、標高500mから膝下くらいの雪道をツボ足で進み、かなり体力を消耗したので、計画とおりとしました。
今回、己高山の一般登山口である古橋地区から登りました。神使熊山の根拠となる伊波太岐神社があるからです。
行って驚きました。伊波太岐神社は鶏足寺の別院法華寺跡にあるのですが、中央には長く幅の広い石段、その両脇には寺院や宿坊などがあったと思われる石垣、その規模からも大寺院であったことがうかがわれます。
また下山してから訪れた石道寺(しゃくどうじ)、鶏足寺(旧飯福寺)など圧巻の山岳寺院群跡、そのお寺には本尊として十一面観音があり(今回は見ることができませんでした)見どころが満載で、散策道も整備され、紅葉の頃には多くの観光客が訪れるところでした。
何故この古橋地区にこんな大規模な寺院が建てられていたのでしょうか。「己高庵」という宿舎に「己高山・鶏足寺の歴史」の案内板あり、以下のことが書かれていました。
「己高山(923m)にはかつて広大な山岳寺院が存在していました。『己高山縁起』によりますと、己高山は近江国の鬼門にあたり、古仙練行の秘窟といわれていたようです。…以下省略…」
簡単に言えば近江国の鬼門であったことから、寺院が建てられ鬼門を治めたということでしょうか。
十一面観音を本尊とした山岳寺院群…。南都仏教・白山信仰・天台宗の影響を受けていた…。
一大仏教文化圏が形成され隆盛を極めた往時の歴史…。石田三成にまつわる史跡や伝説…。
己高山山系は様々な歴史が織りなす浪漫溢れるところでした。紅葉🍁でも有名ですので、また再訪したいと思います♪
※令和7年2月18日、神使熊山が山頂登録されました。