吾妻山・一切経山(福島,山形)
2026.09.05 (土)日帰り
ここのところ恒例の何処の山だったら週末登れるか。
週末に向けて毎日天気予報とにらめっこ。
予報もコロコロかわりましたが、
前線が南下するとのことで、条件が良さそうなのは、
先週に引き続き新潟、あるいは福島以北か。
晴れ時間で比較すると長そうなのは福島と山形の間にある吾妻連峰がいい感じ。
先月、安達太良山と磐梯山に登ったので、吾妻連峰を登れば、あのあたりの百名山制覇。
吾妻連峰といえば、NHK百名山を見るに、五色沼や一切経山あたりが良さそうですが、
さすがに縦走は厳しいので最高峰西吾妻山へ。他は、またの機会に。
西吾妻山への活動日記で多いのが、天元台のロープウエイとリフトでお手軽に。
ヤマップのモデルコースも、ほとんどが両方使うか、片方使うか。
でも一つだけ、別ルートがあって、コース定数や距離もまあまあ、登った感が得られそう。
そのコースは、白布峠(しらぶとうげ)を起点にピストン。
ただ、活動日記を見ると、ちょっと難ありらしい。
いつもの怖い物見たさで、行ってしまいました。
出発は、白布峠駐車場
福島県耶麻郡北塩原村檜原
37°45'03.1"N 140°05'30.2"E
マップコード:413 896 613*76
トイレ有り。
雨水と太陽電池併用して、飲めませんが水も出る。
雨の中、高速道路を進みますが、福島県に入っても雨は止みません。
猪苗代で一般道に降りても止まず。段々不安に。予報が外れたか。
西吾妻スカイバレーに入って、ようやく止み、青空が見えてきてほっと一息。
スカイバレー、大きなウイングを付けたスポーツカーや軽自動車でかっ飛ばす猛者達。
しかし、駐車場には誰もいない。
天気予報は遅くなるほど好転するので、ゆっくりめに到着したのに。
おっと、直後にもう一台到着。どうやら登山者らしい。
車の温度計で12度。涼しい。
[西大嶺]
今回のコース、藪漕ぎがあるらしい。
だとすると、朝は露が多いので、ゲイターだけでは足りず。
ワークマンで買った、丈夫そうで水を通しにくい化繊のズボンを重ね履き。
山メーカー品と比べると安価なので、穴が開いてもいいかな。
手袋は防水じゃないけど、晴れていればすぐ乾くので、まあいいか。
気温は低めだが、まだ虫は多いだろうと虫除けスプレー。
準備万端で駐車場を出発。
登山道に入ろうと進みましたが、雑草が繁茂して道がない。
いや、わかりにくい。
しばらくは0.5m幅くらいの舗装道路が続く。
左右の雑草の張り出しで、先が見通せない。
最初から草を掻き分け進む。
ほどなく、舗装が無くなると、道が泥濘みに。
途中からは、チョロチョロ小川状態も。
その間、ずっと左右からの旺盛な草に覆われる。
しばらくスカイバレーに平行して道が続く。
道路は見えないが、エンジン音がよく聞こえる。
ようやく、草が無い少し開けた場所に到着すると登山口。
ここからが本当の登山道らしい。
丸太の階段が続いている。草の張り出しは控えめになった。
しかし、進むと笹が優勢になってきて、先が見えない場所も所々。
藪漕ぎではなく、雑草がやや繁茂しているだけか、と思いきや、
上から見下ろすと全くルートが見えない場所も現れる。
道は、土と木の根の道。所々泥濘。
左右からの張り出しで、今一つ足元がよく見えない。
調子に乗って進むと、
泥濘や水たまりにボトン。
段差が見えずコケる。
仕方なく、ゆっくり、しっかり掻き分けて進む。
しばらくは、斜面に沿って、上下動を繰り返す。
往路は気になるような高低差ではないが、復路はちょっと嫌らしかった。
倒木も多し。上を越すか、下をくぐるか、迷うのが西大嶺まで3本ほど。
小川を越すために、登り降りが3箇所。
朽ちた木道や木の足場があちこち。濡れていてよく滑る。
トラバースのような区間が約3km。
残り2kmになると、道がガレてきて、急坂に。
時々大きな岩や石が立ちはだかるようになる。
いずれも濡れているか、苔むしているか、よく滑る。
木の根や周囲の笹の枝を掴み、滑らないように確保して登る。
2箇所ほど古いロープが垂れているが当てになりそうに無い。
厄介なことに、この急登区間でも、突然目の前が笹藪に。
踏み跡を探して、枝を掻き分け進む。
ルートは右に左に直登を避けているため、
このつづら折りの折り目から外れないよう、藪漕ぎ区間は迷わないように。
もう、蜘蛛の巣があろうが、虫がいようが関係なくひたすら掻き分け進む。
ずっと、木々の中を進むが意外と日が差す場所が多く、気温は低くても暑い。
藪が途切れる場所もあるので、時々水分補給しないと、
アスレチックな登りもあってなかなかに厳しい。
ただ、嫌らしい笹藪、下りは逆に手がかりに使える。
笹や灌木の枝を掴みながら降りると、石で滑っても、段差で躓いても大丈夫。
お陰で、下りでは完全に態勢が崩れる前に踏ん張れた。
行きは何回か躓いて転倒しましたが。
ようやく、西大嶺山頂に到着すると、展望が開けた場所。
あいにく山々は雲がかかって遠くは見通せないが、
久しぶりの青空の下、気持ちがいい。
しっかり雲が抜ければ、位置的に磐梯山が見通せたはずだが残念。
[西吾妻山]
西大嶺から、西吾妻山へ。
ここからは、道が見通せる。
多少広まったり狭まったりするが、1m程度の幅で草や灌木の間に道がある。
最初はややザレた急斜面を下り。
尾根からやや降りて、斜面を横切るように進む。
この区間は、ガレた浮き石の多い道。割と平坦。ずっと日当たり良好。
ずっと両側にガイドロープが張ってあり、道外れ無し。
登り上げると、木道が現れて、西吾妻小屋がみえてくると周回分岐到着。
周回は木々の間の土と木の根の道を進む。
ここで、人の声が聞こえ、本日初めてのすれ違い。
無線で話ながら降りてくる。
途中、眺望がきく場所もあるが山頂までずっと林の中。
西吾妻山の山頂も眺望無し。
休むような場所もないため、即下山。
ここで、団体に遭遇。
どうやら高校の行事らしい。
先生らしき人が、先頭と最後尾について、無線でやりとりをしながら進む。
ちょうど、木道の広いところで、1斑30人くらいだろうか。
端に避けて、2斑分見送り。
天狗岩に着くと、視界が開けて周囲が見渡せる。
蓼科山山頂ほどではないが、大小の岩がゴロゴロ。
あいかわらず、やや離れた山は雲の中。
西大嶺はきれいに見通せる。
下山を開始すると、先ほど周回コースで見送った団体が木道に座って休んでいる。
先生が気を利かせて通してくれた。
西大嶺に戻る間に、団体以外も何人かスライド。
白布峠からか、デコ平からか。
西大嶺山頂に着くと、一番最初にすれ違った人が。
相変わらず無線で話している。どうやら、この方も先生らしいと気がついた。
再び笹野原に突入して下山。
途中、誰にもすれ違わず。
駐車場に戻ってみると、車が増えてバイクや自転車も数台。
自転車のトレーニングの基地になっているらしい。
散策している人もいて増えた車が全て登山者ではないようだ。
着替えている間にも車や自転車が出たり入ったり。
天気がいいので観光にはちょうど良い。
着替えていると、脱いだTシャツにたくさん植物の種?
あのくっつく奴の小さいの。
ザックや化繊でツルツル表面のズボンは大丈夫だった。
このコースは雪が降る直前で草の勢いが衰える頃がよかったかな。
帰宅途中にも、急坂を登る自転車に数台すれ違い。
車の温度計で17度くらい。でも暑そう、登山より辛そう。
東北道に入り南下していると、電光掲示板が宇都宮と鹿沼間で雨注意喚起表示。
やっぱり関東は雨かと思ったら、栃木に入ってもずっと良い天気。
多少雲が多いかなくらい。
もしかして、遠征しなくても青空に会えた日だったか。