晩秋、冬枯れを踏みしめて【赤谷山・波佐利山】
赤谷山
(兵庫, 鳥取)
2025年11月30日(日)
日帰り
【コース状況】
戸倉峠〜赤谷山
登山口の取り付きがやけに急登な事以外は危険箇所は無い。登りは迷う要素は無いと思うが、下りだと落ち葉の影響もあって踏み跡が不明瞭に見える箇所があった。
赤谷山〜波佐利山
危険箇所は無いが、迷いやすいポイントがある。実際に今回2回ルートミスをしており、往路は戸倉スキー場への分岐を分けてからの藪漕ぎの途中、南東の1162ピーク方面への尾根に行きやすい。復路は波佐利山北東の1166ピークから東に行くべきところを北側に行ってしまった。
藪漕ぎは前述の一箇所のみで、距離も短め。
【本文】
赤谷山は気になっていた山の一つで、波佐利山も宍粟50名山なのでいずれはと思っていた一座。その二つを繋げてピストンする記録はちょくちょく目にしていたので、自分もそれに倣うこととした。一応バリエーションルートにはなるので、今回は先駆者の記録をいつも以上に参考にさせてもらった。記録を残してくれて感謝。
ルート上は全体的にルーファイ能力が試される箇所が多く、赤谷山までに限っても踏み跡ははっきりせずフィーリングで進んでいく感じ。こまめな現在地確認が必須と言える。
赤谷山は開放感のあり展望良好で、これから行く稜線の先に三室山がよく見えた。波佐利山は……まあ、山頂に期待して行く山ではない。
稜線上は紅葉はとっくに終わり、冬枯れの装い。朝方は霜柱を踏みしめながら登った。殺風景と言えばそうだが、この寂寥感のある季節の山歩きは嫌いではない。特に巨木が葉を落とし幹と枝ばかりの体で思い思いの姿勢をとっている姿はユーモラスで好きだ。
この日は快晴で絶好の登山日和にも関わらず、宍粟の山らしく山行中は誰にも会わない一日となった。戸倉峠を挟んだ向かいの氷ノ山はきっと賑わっていただろうに、随分対照的な話だと思う。
長丁場でもすれ違う人がいると、会話の中でモチベーションを保てたりするのだが、今回はそういったイベントの全く無い純度100%の自分との戦いだった。こういう山行は正直当分の間はやりたくない(マイナー低山を歩いていると往々にしてあるが……)。