春山存分に ─── トムラウシ~オプタテシケ稜線を一望する
十勝岳・富良野岳・美瑛岳
(北海道)
2025年04月10日(木)〜12日(土)
3日間
天人峡温泉の涙壁250mさえなければ化雲~トムラウシの広々雪原で遊べるのに・・・どこぞに別ルートが潜んでいまいか、と目で地図をうんと歩いて見つけた辺別川沿いの林道=これがどこまで除雪されているかによっては三川台周辺の雪原に一日かからず辿り着けそうで。。。?そしてその山域に関して下山後に知った情報なのだが①扇沼山というピークは一応夏道がついておる良く知られた山のようだ・・・②三川台へ抜ける1675m岩稜帯は「兜岩」という名前がついておりトムラウシ山からかつて「あれ何だろ?」と眺めたサイの角のような大岩であった・・・
この冬まだ一回も日高の山を歩いていないが、日高よりは大雪山方面の方が2~3日の陽射しに恵まれそう。。。これを逃すとしばらく雪でなくて雨続きの予報で行先が定まらないままとにかく2~3泊の準備をしていた時にsyuさんが中尾山へ出掛けた日記を発見、例の辺別川沿い林道がかなり奥まで除雪されているという情報に背中を押され、とにかく石北峠を越えてみようと午前2時前には車を出したのでした。
急に決めた行先で少々勉強不足だっただろうか。行先をトムラウシ山・ツリガネ山として「俵真布第2ゲートより1668岩稜周辺で連泊。天気と雪質に合わせて稜線散策」とおおよその内容で登山届を提出したのだが ─── 道警のHPからの届け出が地元交番へうまく通知されなかったのか?3日目の夕刻下山した時に「遭難?それとも熊被害?」とちょっとした騒ぎになっており、「車輛とドライバーの無事および本人確認が現地にて必要」ということで至急交番出頭が避けられない事態であった ───
そんな想定外の結末にはなったものの、山の上では思った以上のお天気に恵まれ、トムラウシ・オプタテシケ方面の稜線を気まま散歩できた3日間の春休み。
初日: 林道も尾根も無駄なく稜線へ直進できる良いルート。しかし幕営地でこんな後悔をしたことはありません ─── 前日の風が残っていたことで中途半端な緩斜面を掘って設営。夕刻から最終日までの凪は予報通りでせっかくなら幅広稜線のド真ん中、表大雪・トムラウシからオプタテシケ方面の大展望地でお泊りしたかった。。。
2日目: 午後一時降雪ありという予報を素直に受け入れ、トムラウシは最終日にとっておくことにしてツリガネ山方面へ散策。しかし一向に雪雲は現れずコスマヌプリから谷をまたいでぐるっと帰宅。暖かな陽射しの午後1200mの谷まで下った時でさえ融雪に苦しめられることは無し。
3日目: 下山時刻を考えるとトムラウシで御来光を目指しても早過ぎることは無いのだが、さすがに22時起床0時出発では帰路ロングドライブでの睡魔が恐ろしく、2時出発の7時トムラウシ折り返しとして1日をスタート。。。月光散歩は楽しめたものの快晴の内にトムラウシへ到着すること叶わずちょいと残念な朝。下山時に心配していた融雪具合は大したことなく、若干スノーシューは重みを増したが予定通り明るい内に無事下山。
裾野の森も残雪しっかりしており非常に歩き易くハイマツ帯の雪上もほとんど春山踏み抜き問題無し。トムラウシの急斜面もアイゼン・スノーシューどちらでも可、ピッケル不要の3日間、ツリガネ山の最後雪渓トラバースのみアイゼン使用。今週の雨で森の雪がどの程度「春」に近づくかは気がかりですが、さすが大雪山、知床登山口周辺ではこんなもんじゃなかろうよ ───
(今回、扇沼山へ向かった尾根ですが、聖台貯水池のある林道から入るのがポピュラー、という情報を後日syuさんから教えてもらいました。北美瑛からの林道は入り組んでいるようで、どこがどの程度除雪されているのかが分からないと早朝の貴重な時間を駐車場探しできっと失うだろう。しかし辺別川の橋より882mへの急登を回避できるので要下見で有効代案、次回はこちらを試してみよう。)