三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812)
三嶺・天狗塚・石立山
(高知, 徳島)
2026年02月14日(土)
日帰り
2026年2月14日 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812)
【日時】 令和8年 2026年2月14日
【天候】 晴れ 曇り
【コース】 菅生 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812) 菅生
【記録】
いやしの温泉郷 発 3:31 --- 林用作業小屋跡 5:12 --- 1791m標高点 7:29 --- 菅生下山口標識 7:59 --- 三嶺 ( 8:26-8:45 ) --- 西熊山 ( 10:19-10:39 ) --- お亀岩 11:03 --- 天狗峠綱附森分岐 12:07 --- 天狗峠西山林道分岐 12:18 --- 天狗塚山頂 ( 12:42-13:01 ) --- 天狗峠西山林道分岐 13:24 --- 西山林道天狗塚登山口 14:33 --- いやしの温泉郷 着 16:20
【山頂】
■夜空 いっぱい 星がきらめく中 いやしの温泉郷を出発。
駐車場には雪がないが 登山道に入ると ウッスラと雪が残っていて、日陰ではトレースがあって 雪の上を歩く。
明るくなると 晴れ。
しっかり 踏まれたトレースがあるが 部分的には 自分なりに納得する ルートで 歩く。
標高1730mで日の出、剣山・次郎笈 見える。
1791m標高点から快晴のもと 三嶺山頂が見える。
上部では 積雪量も増えているが、風が強くトレースも消えかけて痕跡となっている 箇所もでてくる。
今日の雪質は ほどよく 締まっていて 春が近くなってきたような雪で 雪上歩きには とても歩きやすく 潜りも少ない。
■三嶺山頂「マイナス0.1度 南西 6.0-5.0m 剣山 次郎笈 天狗塚 牛の背 見える。遠くは 赤星山から 真っ白の 笹ヶ峰山系までは見えるが、石鎚山系は ボンヤリ。」(累計登頂回数 905回)
縦走路に向かうと 雪質は 比較的、締まっていて 潜りも少なく 踏み抜きなく とても歩きやすい状態。
ひところの刺すような寒風でなく、春がもうすぐのような 感じの 風が吹く。
縦走路では 快晴で眺望に恵まれて 快適な雪稜歩きを 満喫。
トレース痕跡も散見するが 風で かなり吹き飛ばされている。
積雪期限定の 西熊山への 雪稜 を辿るが 南面の雪庇の発達が著しく なっていて 雪稜の根本には クラックが 入っている箇所が いくつもあり 慎重にルートを選択する。
縦走路に残る トレース痕跡。
ところどころ 残っている トレース痕跡を拝見すると どうやらこの山域の 積雪期には 不慣れな方のようなのが推測される。
ので このトレース痕跡はあっても、あくまで 自分の判断で 自分のトレースで 進む。
目の前に 残っている トレースを ただ盲目的についていくのではなく その時、その時の より安全に配慮した適切な 自己の判断で 進むのが 雪山の 基本。
■西熊山頂「プラス1.4度 南西 11-7m 風強い。晴れ 三嶺 次郎笈 天狗塚 見える。遠くは 笹ヶ峰山系 見える。石鎚はボンヤリ。」(累計登頂回数 751回)
積雪期登山の 大原則は 他人のつけた トレースに頼らない 信用しないこと。
積雪状況は刻々変化する。雪質も刻々と千変万化。
トレース つけたときの雪の状況と 今の天候 ましてや トレースを付けた方の技量など わからない。
盲目的に トレースに従えば 大変危険な 状況になる。
実際 お亀岩から 天狗峠へのトレース痕跡は 天狗峠東面のカール状の雪崩地形に ついていた。
天狗峠 南面と 東面は 典型的な 雪崩地形で 積雪期は雪崩デブリが いつも堆積する 大変 危険な 要注意箇所。
この日 山頂での気温もプラスで この時期としては高温。
天狗峠東面 南面 ともに 直下には 不気味な グライドクラックが 視認できた。
いつ 雪崩れて 崩壊するかは 全く わからないものの、雪崩地形に グライドクッラクが存在するという事実は、大きな変化の予兆と判断し 雪崩地形の危険帯を避けるのが賢明な判断といえる。
くれぐれも 盲目的に トレース痕跡に従ったりして、無知なまま危険箇所へ 踏み込むのは 大変危険。
天狗峠付近のグライドクラックに注意しながら 天狗峠西山林道分岐へ到着。
牛の背までは チョット厳しいが 天狗塚なら 往復できる時間は 十分余裕あり。 天狗塚に向かう。
天狗峠西山林道分岐からは 今日 新たに つけられた 目新しい トレースあり。
■天狗塚山頂「プラス1.4度 南9.9-8.0m 晴れ。三嶺 剣山 次郎笈 見える。遠くは赤星山 梶ヶ森まで。」(累計登頂回数 833回)
天狗塚山頂で 今日 初めての登山者 1名にであう。
天狗峠にもどり 天狗峠西山林道下山分岐から下山。
林道に降り立つと 西山林道駐車車両 無し。ただし 車の轍 あり。
林道は 陽が当たるところは 雪が融けているところもあるが 日陰部分では 10-20センチ くらいの積雪。
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■山中で出会った登山者は
天狗塚山頂 1名。
天狗塚登山口 駐車車両 無し。
■ 令和8年 2026年2月14日現在 累計山行日数 2150日(内 四国 1760日)
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■林道阿佐名頃線 西山土捨場で 車両通行止
https://rindonavi.com/traffic.html?traffic_id=17174684271682
■いやしの温泉郷 及び 奥祖谷観光周遊モノレール 休業中
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【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720332047649/
【趣深山ブログ】
https://shumiyama.hatenablog.com/entry/2026/02/14/213000
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■天狗塚 天狗峠 周辺の雪崩について
https://shumiyama.com/kiroku-huyu/2006nadare.html
https://shumiyama.com/kiroku-huyu/2008tengpass.html
■天狗峠 東面の雪崩地形で 大休止する無知なパーティーあり
https://youtu.be/mGAh8R0AJCQ
https://shumiyama.blogspot.com/2010/01/2010124_24.html
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「つまり、雪崩地形に行っても何も起こらない。もう一度行っても何も起こらない。さらにくり返し行っても、まだ何も起こらない。そう、味をしめるのだ!
だが そこには決定的な事実がある。積雪は95%の確率で安定しているのだ。つまり 、雪崩についてまったく無知でも、20回に19回は何も起こらない。これは かなりの勝算だろう。だが 逆を言えば、20回に1回は、とてつもない恐怖、打撲、ケガ、あるいは死を味わうことになる。」
「雪崩リスクマネジメント」Bruce Tremper著 日本雪崩ネットワーク訳
2004年12月1日 初版 株式会社山と溪谷社
"STAYING ALIVE IN AVALANCHE TERRAIN" by Bruce Trenper
The Mountaineers Books ,Seattle ,WA..USA in 2001
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