日和山周辺と須賀利池
日和山
(三重)
2026年02月14日(土)
日帰り
先週訪れた薄月池のことを調べてみたところ、三重県の東紀州地域には大昔に海が陸地に取り残されてできた海跡湖が点在するとのこと。そのうち、須賀利池は数千年前に形成された状態から良好に保存されている貴重な場所で、国の天然記念物に指定されていると尾鷲市や三重大のHPにありました。
これは是非に足を運んでみたいと、YAMAPユーザーさん方の活動日記を参考に行ってきました。
日和山は展望が無く、ついでに山頂を踏むという感じです。
ただ、せっかく高いところまで来たのだから、どこか海の見える展望の開けたところはないかと、北側南側の尾根へ。
北側の尾根は途中まで踏み跡が明瞭にあったものの、生い茂るシダに行く手を阻まれコースバック。
南側の尾根は青テープ、赤テープが付けられ、踏み跡も明瞭です。さて、どこまで行くことができるのか、東へ海に張り出した半島の先まで?
尾根が西へと屈曲すると熊野灘側の斜面は断崖絶壁、尾根自体も痩せて急な下りになってくるため、緊張感を味わいます。
結局こちらは急崖に阻まれて、ここで断念。
でも、展望の開けたところがいくつかあり、象の背のある便石山や大台の山並み、熊野灘の海とリアス海岸の島々が見られ、絶景ルートでした。
さて須賀利池ですが、小池の方は干上がりかけたノタ場のような感じで、泥臭い匂いが漂っていたのが印象的です。大池は見事な大きさ、水は緑色で濁った様子ですが、薄月池同様に流入する河川がないためこんな感じになるのでしょう。それでも水面に映る景色、水鳥の群れを目にすると、断崖絶壁の緊張感とは対照的に、心穏やかになれるのでした。
そして、圧巻は熊野灘に面した海岸です。紺碧の海に荒々しい海岸線、打ち寄せる波の姿に時が経つのを忘れてしまうほど。さらに進めば、眼下に見下ろす岩礁、洞穴のようなところへ寄せては返す波に、ガラガラと小石がぶつかり合う音が響き渡り、これまた見入ってしまう奇勝地でした。
南伊勢、尾鷲の山、距離はありますが、こうした魅力ある自然に惹かれてしまいます。
昨日は、本当に春。駐車地からすでにウグイスの声が響き渡っていました。山稜では熊野灘から吹き寄せる風がとても暖かく、行動中は半袖でもOKなくらいでした。