【伝付峠・蝙蝠尾根】新倉から塩見岳へ
憧れの蝙蝠尾根と仙塩尾根へ。 今年はあまり天気には恵まれない山行が続いていましたが、会心の天気、最高の山行でした。ただ体力も落ちていたのか思ったよりも足が進まず、蝙蝠尾根の登りは想定より苦戦しました。 伝付峠はアプローチで使うには登りの負担がそれなり。崩壊地の道が良くなればニ軒小屋方面からの山梨への脱出には使えそうなのですが…。 ○初日:新倉〜伝付峠〜蝙蝠尾根取付 甲府前泊し、下部温泉駅から始発便の奈良田行きバスへ。平日だからか、登山者は案外少なく数名。七面山登山口で大半が降り、奈良田方面残ったのは二人だけ。伝付峠入口バス停で降りたのは当然私の一人だけ。 伝付峠への林道はリニアの工事車両が頻繁に通行していました。入口で声を掛けられましたが、特段止められることも無く。ダンプに会釈振りまきながら進みました。 広河原から少し入ったところで登山道に。石河原を抜けると急登の取り付きです。奥に東電の施設があるため、ピンクテープやガイドロープは手厚め。途中、崩壊地際の通過&トラバースします。ロープもあり、登りではそこまで問題にならないかもしれませんが、下りでは個人的に使いたい道では無いな、という感想です。 小屋跡の峠(尾根越)を越えてからは渓流沿いに東電小屋まで進みます。道ははっきりとしていますが、歩きやすいかと言われるとやや難あり。不意に視界が開けると東電小屋です。 東電小屋過ぎてからの橋は渡らず、橋を背にして進む。途中、斜面上部にクマ🐻の姿を見かけました。距離にして20m無いくらいでしょうか。互いに「あ、クマ(ヒト)だ」くらいの雰囲気で警戒しながらすれ違いました。聞くところによるとどうやら縄張りにしている個体がいるようです。クマとすれ違ってすぐこの日、この区間で唯一、下ってきた人とも遭遇。 カラマツのつづら道に入ると伝付峠まで道は安定。水場💧も安定して美味しいです。 伝付峠からニ軒小屋も初めての区間でしたが、しっかりとした道が付いています。 ニ軒小屋はリニア工事のため休止中。作業員宿舎が並んでいました。水💧をニ軒小屋近くの沢から汲みましたが土臭いので体力があれば伝付峠で組むことをオススメします。 大井川沿いに奥地へ。しばらく整備された林道になりますが、蝙蝠尾根取付手前で寸断されています。人が歩くには特別問題無く、そのまま取付前の広場で幕営⛺。対岸の滝に秋鹿の声が聞こえ風情のある場所でした。 ○2日目:蝙蝠尾根〜塩見岳・塩見小屋 行程に余裕があると思い、明るくなった6時スタート。結果からすると悠長でした。 中電施設まで急登。それ以降に時折二人用テント⛺までなら張れるかな、くらいのスペースが出てきます。道は全線明瞭。 蝙蝠尾根上の水場💧は徳右衛門岳直下の水場のみ。ガレ場の石の下から水の音が聞こえる旨のレポが散見されますが、そこを掘り返すよりももう少しガレ場を下ったところに普通に水が流れています。往復で15分程度。 四郎作ノ頭で森林限界突破…とともに体力限界。南アルプスの雄大な景色とともに休憩。少し補給が足りなかった感じでもありました。 ここからは快適な稜線歩き。塩見岳を間近に見ることができて感動です。 蝙蝠岳は意外と人がいて、塩見岳方面からピストンしているようでした。360°大展望です。 北俣岳付近はやや険しめで転落注意。分岐からもヤセ尾根があります。分岐からも近くて遠い塩見岳でした。 4年ぶり2度目の塩見岳はまだ記憶の通りでした。前回は若干ガスにもまかれましたが、今回は大展望。翌日歩いていく仙塩尾根とその先の間ノ岳、仙丈ヶ岳、更に遠くは白馬の山々までくっきり見えました。 この日は塩見小屋泊、要予約です。16時近くなり反省。宿泊者は水💧、トイレ、充電無料。立地的に小屋としては狭く、自炊場は小屋前スペース、寝床も蚕棚で荷物置き場も手狭なので荷物の整理は外の方がやりやすかったです。 ■後(塩見小屋〜仙塩尾根〜北沢峠) https://yamap.com/activities/51901655







