18:33
28.2 km
2077 m
堂岩山
白砂山・堂岩山・八間山 (群馬, 長野, 新潟)
2026年03月14日(土)〜15日(日) 2日間
今月2回のボッカトレの後、本チャンのテン泊 野反湖までの道路は冬季通行止めの為、入山は鏑木毅氏プロデュースのトレラン大会「スパトレイル〔四万to草津〕」のコースとなっていた根広尾根から入る。(今は大会は行われていない) このコースはYAMAPの地図にルートはないが、大会が行われていただけあって道はしっかりしていた。 リックの重さは22キロほどでボッカトレより4キロほど重くなってはいたが、トレーニング時に気づいた重さのかかる腰の位置調整や各調整紐の緩みを締めるなどリュックの調整をしっかりしてきたおかげでかなり背負いやすくなり、ストックを突いての歩行も安定し、かなりいいペースで登る事ができた。 野反峠でこれから登る八間山を見上げると、標高差は大した事はないと感じた。このペースで行けば予定している幕営地の堂岩山までも予定通り行けるだろうと思っていたが… 登りにかかると、日射による雪面の緩みでワカンを付けていても一歩一歩踏み抜いたり、ワカンが団子になったりと気温の上昇に伴い登山道の状態が悪くなってきた。 悪雪に苦しみながらジリジリと標高を上げてはゆくが次第にリュックの重さが肩に堪えてくる。 八間山登頂は計画の倍以上かかってしまった。 この先のルートの全容を見ると、ここからは雪庇の張り出したうねるような尾根が続いている。 雪団子の足元と肩に堪えるリュックでこのまま突っ込んでゆくか、ここをベースにサブザックでピークを取りにゆくか考えると、あっさりここで幕営とココロの声が聞こえる(笑) 尾根の凹地を整地して早々とテントを張った。 リュックの重さで体は疲労していたので、今日の工程はここまでとしてカップに酒を注ぐ。 日没までゆっくりと周りの展望を楽しんだ。 翌日は0時に起床し、コーヒーとパンをかじって1時過ぎに出発。 疲れていた体もだいぶ回復し、サブザックなら体も軽く、意外に歩ける。うねる雪庇の上をヘッデンの明かりを頼りに進むと、南の空にはスピカとカラス座、東にはサソリが輝いている。 榛名山と赤城山の間は開けていて、沼田の奥に関東平野の赤く爛れた夜景が広がる。 町の明かりなど見えない所だと思っていたが、意外に人の住む都会が近くにあって驚いた。 堂岩山までの道では小ピークを越えた後下りる尾根を間違えたり、鞍部から広い尾根に乗るのが分かりづらかったりとYAMAPのGPSで何回もルートの確認をした。 堂岩山へは2時間ほどで到着。到着が早ければ当初予定していた八十二山まで行きたかったが、15時までに帰宅のリミットがあったので今回は無難にここまでとして引き返す。 帰りも登り返しのラッセルはなかなかペースが上がらず苦しかった。 次第に空も明るくなり始め、テント到着後は朝食を作りながらご来光を待つ。レトルトを温めている間に丁度陽が昇ってくる。皇海山の右側辺りからだった。 朝食は大盛のビーフカレーにほうれん草のスープ。腹いっぱい食べると元気が湧いてきた。 後片付けを済ました後にテント撤収、お世話になったお礼を山にして下山にかかる。 空は巻積雲が広がり、印象的な風景となっていた。 昨日苦しめられた野反峠までの悪雪は締まっていてほとんど踏み抜きはなく助かった。 帰りの根広尾根も割といいペースで歩け、12時過ぎには集落に到着する事ができた。 民家の庭先には福寿草が咲き、越冬したヒオドシチョウが飛んでいる。 穏やかな春の日差しが心地いい里の春を尻焼温泉までゆっくり下った。
