初冬の池口岳〜光岳縦走❄
池口岳・加加森山・光岳
(長野, 静岡)
2025年12月06日(土)〜07日(日)
2日間
少し前に、せっかく長野にいるのだから、信州百名山を始めようと思いつく。
確認してみると、アルプスらへんは殆ど登っていて、60ちょいいっていた。
メジャーというほどじゃない山やコースタイムの短い里山が残っていて、それはそれで今まで登ってきた山と趣が異なって面白いと思う。
ということで、信州百名山64座目に選んだのが南アの南端に近い池口岳。
二百名山でもあり、タイムラインで時々見た記憶がある。
調べてみると光岳まで縦走出来るよう。
南アの百名山で唯一初冬や残雪も含めて雪のある時に登ってないのが光岳なこともあり、池口岳〜光岳を縦走することに。
池口岳手前からは破線だが、そこまで難しい感じでもなさそう、多分。
予定した12月上旬の週末、日曜強風だが天気はいい予報。
直前に雪が降ったものの、南アの南だしそこまで多くないはずとわかんは持たずにスタート。
池口岳までは先行者いるだろうという予想に反して人の気配はなく、光岳の避難小屋で易老渡経由の三人に会った以外は誰一人と会うことはないロンリーな山行となった。
思ったより早く雪は出てきたが、ザラ薙までは薄っすら程度でルートも比較的穏やか。
池口岳手前から多少雪が増え、ロープ付いた岩場や狭いトラバースが出てきてアイゼン装着。
ジャンクションに重たい荷物をデボして池口岳北峰に登頂し、まずはメイン目標達成。
ここまでは比較的順調だったが、今回苦労したのはおまけのはずの池口岳〜光岳間。
池口岳を過ぎると雪が増え、基本スネ、深いとこで膝位になった。
わかん持ってても使わない程度だが、1人で冬テン装備背負ってズボズボしながら初日約2300m登るのはかなりキツかった。
それに加えて苦労したのが、ルーファイ。
池口岳までは夏道が分かったが、そこからはかなり分かりにくかった。
トレースなく、踏み跡は雪で隠れ、藪や倒木は埋まってないので障害物を避けてるうちに方向が分からなくなる。
頻回にGPSを確認することになり、ズボズボと相まって全くスピードは上がらない。
挙句に光岳に続く陵線手前は、疲れた体に鞭ビシバシな急登。
締まってない雪は崩れやすくて、ピッケル刺して枝掴んで四輪駆動で上がっていくが、結構太い枝も枯れてて折れたりするので油断出来ない。
ようやく光岳に到着したときには、日も傾き始めていた。
光岳山頂は相変わらず眺望はないが、冬枯れしてることもあり近くから富士山や聖岳が見えた。
そして何より、今回初めてのトレースがある!
これで暗くなる前に小屋に着けそうと、ホッとした。
アーベンに周囲が紅く染まった頃、なんとか無事光岳小屋にたどり着く。
小屋の避難スペースは広くてキレイ、この日は私含め4人で広々。
夜間からは強風となりガタガタいう音が聞こえ、テントでなく避難小屋でよかったとありがたみを実感しながら眠りについた。
翌朝、小屋裏の高台で朝焼けの空を眺めてから、光石へ向かう。
光岳山頂と違い、光石からは展望良好。
ただし、日の出は方角的に見えない、、、ガーン!
というマヌケをやらかしたが、夜明けのビーナスラインはキレイで今回歩いたルートや池口岳もよく見えたのでよし。
下山はちゃんと残っていたトレースのおかげでルーファイ的には楽だったが、登り返しが思ったよりあって体力的にはキツかった。
降りて行くと昨日より雪は減り、後半は落ち葉ラッセルとなりつつ無事ゴール。
初冬に池口岳から光岳に縦走してきました。
完全1人旅で、ラッセル大変てほどではないものの、冬テン装備背負ってのズボズボ雪とルーファイには苦労しました。
それでもなんとか予定通り歩き切り、無事信州百名山64座目の池口岳に登頂。
深南部は奥深く、山にどっぷりつかった2日間でした。