北岳・間ノ岳・農鳥岳(山梨,長野)
2026.08.09 (日)9日間
今年のお盆休みはいくつか選択肢がありましたが、
当初は台風15号が東北から日本海に抜ける予報だったので、
一番影響の少なそうな南アルプスに決定。
とはいえ天気予報はころころ変わりいつ出発するか決めかねていたところ、
8/9朝に確認したら8/15に光小屋のテント場の予約に空きが出て、
逆算すれば今日に入山すれば8/15に到達できると予約を入れて急遽出立。
予想以上の天候にも恵まれ風雨停滞を挟みつつ完歩することが出来、
忘れられない山行となりました。
1日目 8/9(日) 晴れ~曇り・夜に雨
JR特急あずさ 八王子 10:38 → 甲府 11:47
南アルプス登山バス 甲府駅 12:05 → 広河原 13:58
広河原→白根御池小屋泊
2日目 8/10(月) 晴れ
→北岳→間ノ岳→三峰岳→熊ノ平小屋泊
3日目 8/11(火) 晴れ・夜から小雨
→北荒川岳→蝙蝠岳→塩見岳→三伏峠小屋泊
4日目 8/12(水) 夕方まで小雨・夜から強風
三伏峠小屋停滞
5日目 8/13(木) 晴れ~曇り・夕方に小雨
→小河内岳→高山裏避難小屋→悪沢岳→千枚小屋泊
6日目 8/14(金) 晴れ~曇り・昼に雨
→悪沢岳→荒川小屋→赤石岳→赤石小屋泊
7日目 8/15(土) 曇り時々晴れ・夕方に小雨
→赤石岳→百間平→百間洞山の家→兎岳→聖岳→聖平小屋
8日目 8/16(日) 晴れ~曇り
→上河内岳→茶臼岳→易老岳→光岳→光小屋泊
9日目 8/17(月) 晴れ~曇り
→光岳→池口岳→池口岳登山口→遠山郷かぐらの湯
信南交通・遠山郷線 かぐらの湯 16:24 → 飯田駅前 17:32
高速バス・飯田新宿線 飯田駅前 18:40 → 中央道深大寺 22:33
初日は午後から雷雨予報があって稜線まで上がりたくなかったこともあり、
そもそもスタート時間が遅かったわけですが白根御池小屋泊。
水を殆ど持たないでいいので荷物を軽く出来たのも大きかったです。
結局夜遅くに降雨はありましたが、雷雨にはなりませんでした。
2日目は星空の下を登り、北岳肩の小屋で夜明けを迎える。
時間に余裕があるので小太郎山に寄ろうかとも思いましたが、
主に食料が重くて足が重いので体力の温存を優先してパス。
前回見損ねた間ノ岳からの富士山を見たかったのもあります。
間ノ岳からは三峰岳を経て仙塩尾根の未踏区間を熊ノ平へ。
好展望に恵まれた日で、予想されていた午後からの降雨もなし。
この日も水は北岳山荘で補給すればいいので荷物を軽く出来ました。
3日目も星空の下を登り、北荒川岳の先で夜明けを迎える。
コースタイムではギリギリになるのでどうしようかと思っていましたが、
好展望だったので蝙蝠岳をピストン。さらに塩見岳へ向かおうとしたところで、
TJAR応援中のnoriさん、yassyさん一行と出会う。
三伏峠小屋に下り、山小屋WiFiを利用して天気予報を確認したところ
台風の進路が変わり近くを通ることになっていてビックリ。
とりあえずいざとなったら鳥倉に撤退できるので、様子を見ることとする。
4日目は雨は朝方には止む予報でしたが、強弱を繰り返しつつ降り続ける。
この状態で稜線歩きはしたくないので停滞。
夕方にようやく雨が上がったらテンションが上がって三伏山と烏帽子岳に足を伸ばす。
しかし夜から強風が吹き続ける。
5日目はこの状態で荒川岳は越えられないと朝一で撤退して週末に仕切り直しをすることにして、
光小屋に予約キャンセルのメールを出して帰りの高速バスを手配。
しかし、朝方に風が止み星空が見えたので急遽縦走を続行。
小河内岳まではガスの中だったものの、高山裏避難小屋に下る途中でガスが晴れる。
ガレ場を登り終えた時には悪沢岳山頂が見えたものの、到着する頃にはガスの中。
翌日以降も今一な天気予報が続くので、椹島一時撤退も視野に入れて千枚小屋泊。
光小屋は長期縦走の場合は融通を利かせてくれて8/16への変更を許可してくれました。
6日目は小屋では星空が見えたものの、千枚岳ではガスの中。
諦めながら登っていたら丸山手前でガスが晴れ、悪沢岳では好展望。
結局ガスは抜けては吹き付けるを繰り返し、赤石岳はガスの中。
晴れるまで少し粘ろうと思っていたら、雨が降るということで
やはり椹島一時撤退も視野に入れて東尾根を下って赤石小屋泊。
7日目は小屋では星空が見えたものの、赤石岳ではガスの中。
百間平方面に下るとガスの下に出て視界が広がる。
この日は高所は駄目な日だったようで、ガスの兎岳・聖岳を越えて聖平へ。
聖平では日が射していたので、前日の雨で濡れたものを日干しました。
8日目は星空の下を登り、上河内岳で夜明けを迎える。
この日は好展望ながら、仁田岳の辺りでガスが上がってきました。
前日が少々きつめだったからか足取りが重い中、アップダウンの多い行程を光小屋へ。
この日も午後に日が射してきたので、濡れたテントなどを日干しました。
9日目最終日はテント場はガスの中だったので、時間も厳しいので早めに出立しようと
夜明け前から光岳に登ったら星が見えました。すんでの所でガスの上に出たようです。
イザルガ岳はガスの下だったので、光岳の展望地で夜明けを待ってから下山開始。
道はおおむね分かりやすいものの、急坂や歩きにくい箇所も多い。
池口岳は急だったり崩落地や岩場を巻いたり、空身でもきつい山でした。
後半は歩きやすい道でしたが、それでも登り返しも多くハードな道でした。
下山したら、林道と車道で大島バス停へ下り、さらに遠山郷かぐらの湯へ。
ここで食事と入浴の予定でしたが、お盆明けのために臨時休業。
仕方が無いので飯田駅周辺で食事をしてから帰路へ。
行動日は毎朝星空を見ていたということはガスはともかく空は晴れていたわけで、
また晩夏らしく夕方に雨が降ることはあったものの大雨とはならず、天候に恵まれて大変幸運でした。
台風の影響自体はたいしたことなかったもの、気圧差の影響か通過後に暴風が吹き荒れましたが、
もともと1日程度の停滞は織り込んでいたので予定を柔軟に変更して対応できました。
中盤は展望は望めない予報を覆して悪沢岳や上河内岳が好展望で、最終日も有終の美を飾ることが出来ました。
トラブルもほぼなく、最終日に靴下の踵に穴が開いて靴擦れになりかけたくらいです。
これは靴擦れパッドで応急処置して無事に下山できました。あとストックを片方少し曲げてしまいましたか。
特大のトラブルは最終日に道の駅がまさかの休業日だったことですが。
赤石岳と聖岳はいずれリベンジですね。