南アルプス深南部への誘い⛰️池口岳〜光岳ピストン テント泊
池口岳・加加森山・光岳
(長野, 静岡)
2026年05月16日(土)〜17日(日)
2日間
これまで“あえて”避けていた南プス深南部。
なぜなら、ここには「何もない」から。
ブランド(百名山・百高山)も、SNS映えも、観光登山者も、整備された道も、山小屋も、スマホの電波もない。何もない。
だが、“ない”からこそ生まれる「価値」を確かめたくて、池口岳から光岳を目指した。
◼︎概要日程: 1泊2日(テント泊)
ルート: 池口岳登山口 〜 池口岳 〜 鹿の平(幕営) 〜 加加森山 〜 光岳往復 〜 池口岳登山口
水分持参: 4.5L(水4L、酒0.5L🍺🥃)
◼︎day1 池口岳
5:40、駐車場から静寂の中をスタート。
「黒薙まではウォーミングアップ」という他人のレポを恨むほど、初っ端から汗だく。夏が来た🔥
最初のテント場を素通り、以降は破線ルート。
池口岳直下では深南部が牙を剥く激坂を越え、まずは池口岳北峰二百名山✌️11:00
ザックデポして双耳峰もう一つの耳、南峰へ。
復路のトラバースで泥濘で足が滑り、危うく滑落しかけて肝を冷やす、ルートから外れていた。
本日会った登山者はわずか6人。少なっ!
以降、池口岳〜光岳の稜線は誰にも会わず🥲
今夜の幕営地「鹿の平」の手前、水場下降点。
フィールドメモでは「枯れている」とあったが、自分の足で確かめるべく下降。30m下る→水なし。
諦めずYAMAPの足跡最下点(標高2,115m、下降点から70〜80m下)まで意地で下りると、水がジャブジャブ湧き出ていた!
思わず「よっしゃー!」と声が出る😆
水にケチる山行が一転、本日消費した1Lを補給、南アルプス天然水の飲み放題山行になった。
顔も頭も洗ってさっぱり!
トラバースを抜けると立ち枯れ木の先に広い尾根が広がり、ここが最低鞍部のようだ。
そう、天空の楽園「鹿の平」に到着した。
どこにテントを張っても最高のロケーション。
担ぎ上げたビールとウイスキーを開け、手に入れた水をケチることなく飲みまくって最高の夜が更けた。
◼︎day2 光岳
3:50にヘッデン灯して出発!したものの、、直後に広大な尾根で即ロスト💦
この日は新月、暗闇を五感と第六感(要するに勘)で進むうち、気づけば加加森山⛰️4:30
日の出を迎えるもルートは不明瞭を極める。
ダミーのピンクテープに騙され、謎の谷底へ引き込まれそうになり、半ギレになりながら進む💢
倒木や数多の藪に長袖長ズボンだが全身ビンタされ、トレランシューズは雪渓と泥でぐしょぐしょ。
ヒーヒー言いながら登り切ると、突如として残雪をまとった聖岳・赤石岳・悪沢岳の大眺望!
ふげー!😆凄いの最上級が飛び出した!
6:40、2年ぶりの光岳山頂、独り占め✨
撤退基準(8:00)に大幅に余裕を持っての登頂✌️
前回の一般ルートで来た時とは比べものにならない、剥き出しの達成感に包まれる。
光石からは昨日必死で登った池口岳を振り返る。その先にも延々と峰々が続く。なんて山深いんだ、登ったことがある山は一つもなかった。
「南アルプスはそこそこ歩いた自負があったが、まだまだ歩く道がある」と深く知らされた。
光岳からの復路もまた苦労した。10m進んでロストを繰り返す終わりのないルーファイの洗礼。
ヘロヘロで戻った鹿の平、テントを撤収し、天空の楽園に別れを告げた(10:00)。
ジャンクションから下降中、本日初めて人に会った、光岳まで行ってきたと話すとヘンタイ扱いされたのは秘密です㊙️
長い長い下山路を無心でひたすら下りきった(13:30下山完了!)。
◼︎振り返り
はたして、深南部には何があったのだろう。
ないものをあげればキリがない。
ただ、山と1対1で対峙する濃密な時間に、最初から最後まで包まれていた。
これだから登山はやめられない。
また山に登ろう!
🅿️池口岳登山口 無料,📶1本,🚾無,7-8台
ラスト1kmはダート路
💧ジャンクション〜鹿の平の中間の
水場降下点を谷に70m下る 標高2,115m付近
https://yamap.com/memos/1030503
⛺️鹿の平 モフモフ芝生,📶あり
◼︎その他ざっくり所感
•ヒルはいなかった、これ重要☝️
•電波📶 山深いが、意外と電波は通じた
•鹿の平はフカフカの芝生、気持ちいい
•加加山〜光岳は薄い踏み跡を追う
•ピンテは本物と偽物(林業用?)が混在
写真にもコメント載せております。
だいたいくだらないので読み飛ばし推奨です。
ウェア、ギアのリストは最後の写真に記載。
◼︎過去レポ
・光岳 2024.6.1-2
https://yamap.com/activities/32220646