【深南部】合地山〜千頭山〜池口岳|柴沢小屋泊・ダルマ崩れを越える2日間
池口岳・加加森山・光岳
(長野, 静岡)
2026年05月05日(火)〜06日(水)
2日間
■ 概要
兵越峠から中ノ尾根山へ登り、合地山を経由して柴沢で一泊。
2日目は千頭山へ登り、ダルマ崩れを越えて池口岳へ。
池口岳登山口へ下山しました。
念願だった柴沢小屋と千頭山。
深南部の奥深さを存分に感じた、濃い二日間でした。
■ YAMAP計画情報
・コースタイム:21時間2分
・距離:31.0km
・累積標高:+3,502m/-3,590m
■ この山を選んだ理由
・深南部シーズン到来
・千頭山へ登りたかった
・念願の柴沢小屋
・昔の光岳登山口を歩いてみたかった
・一泊二日で何とか射程圏内
■ コース状況・注意点
【兵越峠~中ノ尾根山】
・朝日山までは比較的歩きやすい道ですがアップダウンが多いです
・朝日山以降は不明瞭な区間が増えるため方向注意
・平森山は森、白倉山は笹、笠松山は苔の森と雰囲気が変わります
・三又山手前は藪っぽい急登
・ドーム前後はガレの淵に注意
・中ノ尾根山は笹原を直登
【中ノ尾根山~合地山~柴沢】
・合地山までは不明瞭なアップダウンが続きます
・合地山から柴沢への下降は急で倒木も多く苦戦しました
・柴沢直前は尾根が細く切れている箇所もあり注意
・寸又川左岸林道への下降は安全のためロープを使用
【柴沢~千頭山】
・前日の雨で沢が増水し、渡渉は厳しいと判断
・吊り橋を利用しましたが、傾きと一部板欠損あり
・ワイヤー上を歩く箇所があり注意
・崩壊したトラバース箇所は四足歩行で直登
・古いテープや階段跡あり
・不明瞭な箇所は基本的に高い方を目指しました
【千頭山~ダルマ崩れ~池口岳】
・急なアップダウンと細尾根が続きます
・ダルマ崩れはライン選択で難易度が変わる印象
・自分たちは谷側へ下りながら安全そうなラインを探しました
・目印のやかん下付近で尾根へ復帰
・池口岳南峰まで急登が続きます
・南峰〜北峰は痩せ尾根急登で注意
【池口岳から下山】
・小ピークが多く地味に登り返します
・分岐や尾根方向に注意
・番号標識あり(30まで)
■ 池口岳登山口 駐車場
https://maps.app.goo.gl/9em6KckZH14FznCDA
■ 兵越峠 駐車場(トイレあり)
https://maps.app.goo.gl/jTkam4UcMYLkMHG77
■ 振り返り
念願だった千頭山と柴沢小屋へ。
ついに歩くことができました。
今回は池口岳登山口へ車をデポし、兵越峠からスタートです。
兵越峠へ向かう道路沿いでは、勢いよく流れる湧水。
「水量すごいな」と思っていましたが、後で大変なことになりました。
まずは中ノ尾根山へ。
何度か歩いたことがある道ですが、テント装備だとやはり重い。
朝日山までは長く感じました。
笹原やバイカオウレンに癒されながら進み、
目指す中ノ尾根山が見えると元気が出ました。
三又山で少し休憩しながら残りのコースを確認しますが、まだまだ長い。
何度歩いても素敵な中ノ尾根山。
ここから合地山を経由して柴沢へ下ります。
前回はイワカガミロードでしたが、
今回はバイカオウレンロードでした。
合地山へ到着した時は、
「これで後は下るだけ」と少し安心。
……でしたが、
倒木、横に広い急斜面、痩せ尾根など
ここからが大変でした。
無事に下り立ててホッとしました。
……と思ったら次の問題。
沢の水量がかなり多い。
前日の雨の影響で濁流になっており、
翌日の渡渉は厳しそうでした。
柴沢小屋で作戦会議。
選択肢は、
・危険な吊り橋を渡る
・光岳方面へ変更
・合地山へ戻る
どれも簡単ではありません。
とりあえず吊り橋を確認へ。
簡易ハーネスで確保しながら、
翌日は吊り橋を渡って千頭山へ向かうことに決定。
この日は10時間近く眠ることができました。
翌朝。
やはり渡渉は難しそう。
覚悟を決めて吊り橋へ向かい、渡りました。
昔の道跡を辿りながら登り、
ついに千頭山へ。
到着できた時は本当に嬉しかったです。
そしてここからが今回の核心部。
ダルマ崩れの通過です。
現地で安全に歩けそうなラインを二人で相談。
慎重に歩いたおかげか、
思っていたほどの危険感はありませんでした。
ただ、一歩ずつ間違えられない場所。
かなり緊張感がありました。
尾根へ乗った時は本当にホッとしました。
その後は急登を登り続け、
池口岳南峰へ到着。
池口岳北峰で休憩し、
長い下山へ。
疲れもあり、
少し判断力が鈍っている感覚。
視野が狭くなる感じもありましたが、
何とか無事に下山できました。
深南部の奥の奥を歩けたことに感謝です。
素敵な山時間をありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。