長者峰・高嶺
高嶺山・長者峰
(長野)
2026年04月12日(日)
日帰り
コースタイム:
道の駅信州平谷8:27~8:41高峰登山口~8:48沢渡渉点(鉄の橋)~9:52林道と交差~
10:34林道と交差~10:49長者峰~11:24高嶺12:00~12:19長者峰12:38~14:09沢渡渉点~
14:17登山口~14:32道の駅信州平谷
所属山岳会で長野県下伊那郡平谷村の長者峰・高嶺に登った。
道の駅信州平谷の駐車場に集合し支度して出発した。道の駅は沢山の車が停められていて
賑わっていた。仲間を待っている間に何組かの登山者が出発する姿が見えた。中々人気の
ある山の様だった。
駐車場から歩き出すと大きなコブシの木に白い花が咲いていた。柳川の橋を渡り諏訪神社
の前を右手に進む。柳川の右岸の舗装道路を上がって行く。柳川は大川入山を源流として
平谷川、上村川、と名を変えて矢作川に合流する。矢作川は長野県下伊那郡根羽村の茶臼
山を源流として三河湾へと流れている。
舗装道路が終わると高峰登山口があり、しっかりした林道を上がると沢を渡る渡渉点があ
るが鉄の橋が架けられていて問題なく沢を渡る。そこから本格的な登山道となり、落ち葉
の積もった道を上がって行く。
樹林帯の中を道は登っている。しっかりした登山道だが国土地理院の地形図には記載が無
いが、地元の杣道なのだろうか。道は深い溝となっているから昔から歩かれている道なの
だろう。登って行くと道の少し下に大きなブナの木があり「高嶺のブーナス」と呼ばれる
ブナの木だった。周辺にも大きなブナの木があった。
舗装された林道に出会う。長者峰は車でも上がる事が出来る山なので時々車が上がってく
る。また道は樹林の中に入り3回林道を横切って登り切ると長者峰に着いた。広い駐車場
があり、右手に小屋がある。かつては道路建設のための管理小屋だったと言うが、今では
登山者も休憩できる施設となっている。内部は良く手入れされていて緊急時は避難小屋と
して利用できる。
広場の北側に「平谷高原 高嶺自然プラネタリウム」と台石に彫られてる。その上に円盤
に星座標が置かれていて夏の星座が表示されていた。そこからの展望は素晴らしく、北側
に大川入山が見え、その西側に恵那山が見えていた。南側は下に出発した平谷村が見え、
すぐ向かいの山の上には平谷高原ゴルフ場が見えていた。その少し東側には長野県と愛知
県の県境の茶臼山が見えていた。東側には南アルプス深南部の黒法師岳の尖った頭が見え
、近くの蛇峠山も大きく見えていた。
少し休憩してそのまま高峰に向かう。一台のワゴン車がやって来て少し先に停めて何やら
荷物を降ろしていた。そこはパラグライダーの出発地点で、パラグライダーを降ろして滑
空の支度をしていたのだった。
茶臼山山頂の四阿には寄らずに林道を進んで行く。林道なので平坦な道を行くと斜面を登
る登山道があり、そこを登って程なく高嶺山頂に着いた。「高嶺山頂1599」と書かれた板
があり、その下に「1585M」「1592M」と書かれていて全く消えていて読めないが、どこか
の山の標高と比べる様な表示があった。その奥に四角柱があり、「高嶺山頂標高1599米」
と書かれていた。四面に東西南北が書かれていて方位を表示していた。
山頂で休憩していると犬を連れたご夫婦、三人組などの登山者が次々と登って来た。皆さ
んは車で長者峰まで来てそこから歩いて来た様だった。高嶺山頂は北側が樹林に覆われて
いてその方面の展望は良くなかった。笹薮の中に踏み跡が北側に続いていた。この先まで
歩く登山者もいるのだろうか。
高嶺から西側は谷を越えれば岐阜県となり、見た目、ここより高い山はなく、伊勢湾まで
下っている様に見えた。空気が澄んでいれば伊勢湾を通る船も見えそうだった。休憩して
長者峰へ戻る。途中の樹林の切れ目から南アルプス北部の山が白い頭を見せていた。長者
峰の山頂の三角点広場からの展望も素晴らしく、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見
岳、悪沢岳、荒川岳、赤石岳、聖岳、上河内岳、光岳、蛇峠山が見えていた。
長者峰は大勢の人達で賑わっていたが、殆どは車で登って来た観光客の様だった。下山し
ようと下りかかると、上空にパラグライダーが飛んでいた。天気も良く、強い風は無く、
弱いながらも程よい風が吹いていたので絶好の飛行日よりなのだろう。何度も旋回しなが
ら高度を上げていた。
上りと同じ道を下って行く。岩も木の根もなく、歩き易い登山道なのでゆっくりと下って
行く。沢まで下り、鉄の網で出来た橋を渡って林道を歩くと程なく登山口へ着いた。そこ
に犬が一匹歩いていた。上りで麓に犬小屋があり、そこで鳴いていた犬だった。人懐っこ
い犬で道案内をしている様に一緒に下った。その犬小屋を過ぎても一緒に道の駅まで付い
て来た。
里山ながら山頂からの展望は素晴らしく、稜線も笹に覆われた気持ちの良い山頂だった。
天気も良く、大勢の仲間と楽しく登る事が出来た。