三十三間山・三重嶽・武奈ヶ嶽(滋賀,福井)
2026.08.02 (日)日帰り
夏は森林限界の山に行きたい!
いつもの森森した山ではなく、パーッと360°見渡せる山に登りたい。
という大阪府在住の登山者は少なくありません。
とはいえ、大阪から気軽に行ける森林限界を超える山って無いんです。
マイホームマウンテンである金剛山の標高は1125mですが、もちろん森林限界を超えることなく、森森してます。
森林限界を超えることができないのは地理的事情から仕方ないにしても、せめて開放的な稜線を歩いて「非日常」を味わい、もって平素のストレスを解放したいのです。
そんな事を考えていたら、関西百名山にして、福井県と滋賀県との県境にある「三十三間山」のことを思い出しました。
この三十三間山と京都の三十三間堂との関連性は明らかではありませんが、開放的な稜線を歩くのは楽しみですね!
さて、午前2時に自宅を出発、滋賀県と福井県との県境に座する三十三間山を目指して出発しました。
滋賀県に入ると夜が明け、鯖街道を北進すると、国道ぞいに三十三間山の登山口を示す看板があります。
看板に従い国道から離れるとすぐにアスファルト舗装された登山者用の駐車場と水洗トイレがありました。
駐車場のスペースは20台前後は停められそうです。
その一枠にスーパーカブを停めて登山開始。
しばらくは杉木立の中の林道を歩きていきました。
8月に入ったばっかりの夏真っ盛りで、異様に湿気の含んだ生暖かい風が吹き、メマトイが顔の周りを飛び交います。
めっちゃ不快ですが、真夏の低山ですから仕方ありません。
滝を横目に登山道に入りますが、トレイルは明瞭であり、迷うことはありません。
尾根を登っていくと、吹き抜ける風からは涼しさを感じられるようになります。
樹相は杉の植林帯から自然林に変わりました。
立派な赤松が生えていたので、もしかして若いマツタケが採れるかもしれません。奥さん。
稜線に近づくと、残念ながらガスガスで眺望は期待できません。
とはいえ、この真夏に比較的涼しく歩けるのはなかなか快適です。
山頂までのルートは緩やかな登りで、木はほとんど生えておらずなぜか芝生が生えていました。
歩くと、無数の真っ黒い蝶が羽ばたきて飛んでいくのですが、白いガスの中を無数の黒い蝶が羽ばたくのはなかなか幻想的な光景であります。
三十三間山の山頂は針葉樹の林のなかにありました。
山頂よりその前後のほうが眺望が良いのは大菩薩嶺と似たような感じです。
帰りは轆轤山を経由して行ったのですが、ずっと開放的な尾根歩きであり、標高800m台の山とは思えない光景です。
それにしても、なぜ、標高が800m級の低山で、稜線が開放的なのか・・・
その答えは霧の向こうに見える害獣であるニホンシカのせいです。
霧が晴れた一瞬、轆轤山の山容が見えましたが、崩落しないように治山工事が施されていました。
そうなってしまったのもニホンシカの食害のせいかもしれません。
さて、このニホンシカ・・見た目は可愛いのですが、本当にムカつく奴です。その理由は最後にお話するとして、帰りは延々と林道を歩いて登山口に到着。
帰りに近江神宮で開催せれた京都カブミーティングに立ち寄ってから帰宅。
🏮🏮居酒屋わが家🏮🏮で一杯呑んでから就寝。
翌朝、目覚めてみると首すじが痛痒いんですよね。
何かなあ、と思って鏡を見てもなにか分かりません。
カサブタかなあと思って取り除いてみると、その茶色いカサブタに手脚があって、動いているではありませんか!
そう、マダニにやられたんです。
ヤマビルにマダニ、本当にニホンシカはムカつきますよね!
登山者の多くはニホンシカに対してネガティブなイメージを持っていることも頷けます。