ガチ急登の白沢→餓鬼岳→燕岳→中房縦走
燕岳・餓鬼岳・唐沢岳
(長野, 岐阜, 富山)
2022.08.14(日)
2 DAYS
お盆は餓鬼岳に行ってきました。
1日目は白沢登山口から餓鬼岳に登り、餓鬼岳小屋に小屋泊。
2日目は東沢岳・東沢乗越を越えて北燕岳、燕岳経由し中房登山口まで下りる縦走コースです。
もともとは別コースを考えていました。
が、台風&低気圧の悪天候予想で短縮化を余儀なくされてしまい、ふと目に着いたのが餓鬼岳です。
前から行ってみたいと思っていたので、すぐに小屋に電話しました。
電話での予約は最近は減っていますが、90歳になるという女将さんの電話に一撃でした。
上品でしかも愛嬌のある話しぶりは素晴らしいの一言。
「どうぞお登りくださいませ。」って言われたら登らないわけにはいきません。
丁寧に道の状況やタクシーの手配などもしっかり教えていただけました。
山小屋の予約でこれだけ感動したのは初めてです。
話が逸れちゃいました。
以下コースと小屋の状況を記述します。
天気がかなり悪かったので眺望的な話はゼロです💦
白沢登山口から餓鬼岳小屋・餓鬼岳までは、御存知の通りかなりハードです。
登山口から最終水場(1時間半)までは荒れているところもあります。
橋や梯子をむやみに信用しないことです。
最終水場より先は水場はありませんので、水を入れる容器は必須。
自分は3L追加しました。最終的に余りましたが、不安になるくらいなら重い方がマシです。
最終水場からはひたすら急登が続きます。
登りには自信はありますが、それでも体力がかなり必要です。
餓鬼岳小屋についてです。
餓鬼岳小屋は大広間一つの小規模な小屋です。
この日は私と70歳の方一人の計2人でした(この方は燕山荘から)。
つまりほぼ貸切状態です。
雨が降って温度が低かったのでダルマストーブ入れてあったかです。
ご飯もおでんと炊き込みご飯最高!
大規模小屋が苦手な方にはしっとりおすすめできる小屋です。
餓鬼岳小屋から燕岳方面の状況です。
東沢岳までは岩場が多く、キレ落ちた岩場の水平梯子などもあります。
わざわざ餓鬼岳行こうとする方なら注意すれば問題ありませんが悪天候時には要注意です。
道に笹や枝が張り出している箇所が多く、雨露がある場合には水でびしょ濡れになります。
そして、東沢乗越から北燕岳の登り返しは地獄でした。
急登&標高高いので酸素薄い&道は枝が張り出して歩きにくく&道も不明瞭箇所多い。
むしろ白沢からの登りよりもきつかった。
なんとか登り切ったところにはご褒美のお花畑があります。晴れてたら最高なんですけどね。
そこから先は、稜線歩き(ただし、この日はひどい雨風・・・💦)です。
あとは燕岳登って、イルカ岩見て、燕山荘の混雑ぶりを拝見。
燕山荘からは一気に合戦尾根を下りました。
昨日からの道に比べて超歩きやすくてルンルンでした。
今回は天候不良でいけませんでしたが、次回唐沢岳も目指したい!