竹寺からノボット
ヤマノススメ巡礼マップ(天覚山・大高山・子の権現)
(埼玉, 東京)
2026年02月14日(土)
日帰り
西吾野駅では数名が下車した。飯能駅の乗り換えでは赤い車両が待っていて得した気分。10年ぶりの西吾野は懐かしいが駅から歩き出すとほぼ何も覚えていない。朝の寒さに震える。
森坂峠へのルートに入ると少しだけ雪が残っているところがある。道は完璧に整備されており、さすが奥武蔵、これぞ里山だよなと感心する。
イモリ山に近づくと格好いい岩峰でこれに登れるのかと震えた。ときどき見える子ノ山が大きくて格好いい。歩きやすい登山道をいい気分で進んでゆく。
子ノ権現の周辺に来ると昔の記憶が蘇ってくる。子ノ権現の小屋番はこんなに無愛想だったかしら。裏手の巨大な白い手はまだあったのか。
どのルートもすばらしく歩きやすいため、立ち止まって休憩する言い訳が作れず、純粋なトレーニングになる。初めて竹寺に向かったときは大冒険だったなあとかつての新鮮な感情を思い出しながら歩く。
竹寺の鐘撞堂は日当たりがよく暖かくていい気分。竹寺もとてもきれいだ。福寿草があるようだが見逃してしまった。
竹寺を過ぎると送電線巡視路になる。仁田山峠を過ぎるとそこそこのバリ感が出てくる。繁茂しているのはシャクナゲだろうか。
このエリアのピークハントが目的だったが、延々と植林の海を泳いでいる印象で、どこを歩いているのかもよく分からず食傷気味になる。途中で1名とすれ違って会話できて救われた。
日影集落はのどかな田舎を想像していたが、意外に民家が密集している。龍谷山の尾根も同じく単調。
烏帽子(高谷山)は格好いいが、もうこの頃には飽きてしまった。登戸の読みがノボットなのかノポットなのか分からないのだけが楽しい。奥武蔵ロングトレイルの標識の距離の長さはすごい。トレランであれば爽快に走れて楽しいのかもしれない。
南沢山ルートから吾野駅までもうひと登り頑張ろうかとも思ったが、やる気が出ず車道を東吾野駅まで歩くことにした。長い車道歩きを覚悟していたが、畑中バス停で時刻表を見るとあと5分でバスがやってくる。バスを使わない方が美しいというこだわりを軽やかに捨てて乗ると本当に楽で最高だなと思った。
最後のバスのおかげか帰宅後も意外に元気があった。無意識だったが車道歩き用に体力を残していたということか。
田澤拓也「百名山の人: 深田久弥伝」は後半もべらぼうに面白い。荒島岳と雨飾山はやっぱり贔屓なんだろう。
翌日、最近購入した奥武蔵登山詳細図を見て山行を振り返った。短いコメントでうまいこと表現するなあと感心して作成者を見たらそういうことか!とこれまで気づいていなかったことがつながり驚いた。流石です。