天竜川分水嶺 その39 あららぎ〜恩田大川入山(恵那山敗退)
恵那山・大判山・神坂山
(長野, 岐阜)
2025年03月22日(土)
日帰り
・中アなどに行きはしたものの、マイナーな部分は1年以上停滞気味だった天竜川分水嶺一周プロジェクト。残った区間は、南アルプスの主稜線を除いて、一筋縄では行かなそうな藪区間と、鋸、鎌崩の2大崩壊箇所が残ってしまいました。藪区間のうち大川入山から恵那山の稜線と、中ア深南部の摺古木山から大平峠の区間、および中ア北部の経ヶ岳から牛首峠の区間は、経験なく、踏み跡も乏しそうで、行くとしたら、雪のある季節、それもできるだけ締まった春の季節に限られるだろうと予想します。そこで、意を決して、雪が多かった今年、まず恵那山から南の区間にチャレンジすることにしました。行ってくれそうな会のメンバーに声をかけたら、最近入会したバリエーション大好きなSくんと、例によってOさんが手を上げてくれました。屈強なお二人なのでメンバーとしては申し分ありません。当日は、またとない好天続きの予報でしたが、東京にも雪をもたらした数日前の寒波で積もったのであろう新雪が数十センチ乗って南信の3月にしてはかなりのアルバイトを強いられました。パワフルなSくんが終始トップでガンガン道を切り拓いてくれたのですが、恩田大川入山到着が計画の1時間20分遅れ、おまけに情けないかな、リーダの足の不調のため、そこより先の核心部の突っ込むのを断念し、あららぎへエスケープ。泊まり装備を担いでの恩田大川入山の日帰りラウンドとなってしまいました。
【メンバー】 3名
5:45頃 広河原登山口P集合
Sくんは、予定の5:30にちゃんと到着していて、遅れること15分ほどで全員集結。以前
はもう少し奥まで行かれたのだが、今は、通常のPの1.5kmくらい手前の林道分岐のと
ころで冬季通行止となっており、そこに臨時Pがある。すでに3台恵那山に向かうので
あろう登山者の車がいた。1台デポし、もう1台で旧あららぎスキー場に向かう。
6:50頃 旧あららぎスキー場第4P着
一番上の駐車場への道には雪が残っていたのと、その下は、林業の作業場となっていた
ので、一番下の第4Pに停める。稜線には雲がまとわりついていて、風も強そうでちょ
っと気になる。
7:02 同発
テントをどうするか悩むが、Sくんがツェルトとスコップを持っており、野熊の池の避
難小屋に着けなくてもビバーク可ということで、テントは車に残置。気温も高く、とり
あえずアウターは着ず。今回は学生時代から使っている40年以上昔の古いLOWEのザッ
クを引っ張り出してきたが、いきなりウェストベルトのバックル破損。しばらくキスリ
ング状態。肩だけで背負うのは今となってはなかなか辛いものだ。
7:23 ゲレンデ下発
かつてのゲレンデは、草が茂ってきてはいるが、まだ滑れそうバーンは残り、雪も残っ
ていた。旧ゲレンデハウス前でさっそくワカン装備。
7:41 登山口通過
ゲレンデトップ近く左手に大川入山への登山道入口がある。そこから夏道通りに入る。
7:58 1350m尾根上着
8:48 1520m着
現在の登山道と破線道が交わるポイントで小休止。ここまでが大川入山へのあららぎル
ートのなかで比較的急な登り区間で、ひとまずホッとする。ウェストバンドに、チェス
トバンドのストラップを外してつけて、バックルを代用。長さが微妙に長いが、ないよ
りは、ましになった。
9:58 1724.5m岩灘三角点着
いつのまにか、稜線にまとわりついてた雲も、すっかりとれ、展望もよく、風は強い
が、春山登山日和と言っていい。ようやく左手に大川入山が見えるようになる。
10:50 大川入山分岐着
夏道の分岐標識は見当たらないが、それらしいところで小休止。条件が揃ってしまった
のか、金属ワカンに雪が張り付くようになってきた。今日は装備に苦しめられている。
まあ自業自得。
12:10 恩田大川入山手前1230m着
計画より1時間20分遅れで恩田大川入山に着いた。野熊の池到着は17時半となるだろ
う、と予想するが、日も長くなったし、ここからアップダウンはあるものの下り基調な
ので、計画通り、野熊の池を目指すことに決める。
ところが、出てすぐ左大腿四頭筋が攣ってしまった。1921.6m恩田大川入山三角点手前
でのこと。数分安静にしておいたら収まりはしたものの、二人には申し訳ないが、ここ
からあららぎへエスケープの尾根を下ることに決める。
12:45 同発
12:48 恩田大川入山通過
北へ少し下がると、恩田大川入山の小さなプレートがあった。
13:48 1758.1m三角点着
エスケープの尾根は下り始めがやや急で、最初尾根が明瞭でないが、今日は視界がよく
目指す尾根がよくわかる。1800m屈曲点付近は、展望がよく気持ちのいいところ。そ
の先も比較的視界のいいなだらかな尾根が続く。ここから、1458mまでやや地形が複
雑。小さな尾根の分岐を見逃さないように進む。ところどころに小さな赤テープもある
ので、見逃さなければ大丈夫。
14:39 1458m標高点着
ここまでくれば辿る尾根は明瞭。
15:29 1330m付近
ワカン外す。
15:44 あららぎカントリー帰着
まだ除雪しておらず営業前のゴルフ場に飛び出る。
16:00 P帰着
そのままゴルフ場の作業道をたどり、車に辿り着く。
16:50頃 広河原恵那山登山口P
解散。久々にグッとくる山行だった。