湯ノ丸山・湯ノ丸山(北峰)・小烏帽子岳・烏帽子岳
湯ノ丸山・角間山・鍋蓋山
(長野, 群馬)
2024.04.20(土)
日帰り
陽気は良くなり年度替わりもしましたが、何かと慌ただしい4月。
今年は珍しく、4月にも桜が残っていた静岡県でしたが、天気がイマイチで晴天には恵まれず、散ってしまった気がする今日このごろ。
桜を追い求めながらの北上してみますの何処かの誰かさん。(笑)
天気も良き良きの桜も満開。
💣で、見事でした💦
いっその事…
「湯ノ丸山、烏帽子岳」
登ります。(笑)
湯ノ丸山は群馬県嬬恋村と長野県東御市、上田市の境にあり、烏帽子岳や籠ノ登山などと共に、烏帽子火山群に属する溶岩円頂丘で、輝石安山岩からなる山です。
群馬県の山には少ないアルプス的風景が特徴で、駐車場からスキー場のリフトを使って行く事が出来るツツジ平は、6月下旬から7月上旬には60万株のレンゲツツジの大群落が山腹を染め、群馬県の天然記念物に指定されています。
亜高山帯でありながら、低山の植物から高山性の植物まで約1150種類が混生しており、まさに植物の宝庫です。
山麓には鹿沢温泉が湧くところから、古名を湯ノ元山といったらしいです。
鹿沢温泉は『雪山讃歌』(西堀栄三郎詞)発祥の地で、湯ノ丸山と共にスキー場としても知られています。
西に相対する烏帽子岳は三角形の優美な姿で、牛が寝たような湯ノ丸山と好一対を為しています。
2つの山頂からは、上州側と信州側の素晴らしい展望を満喫出来ます。
浅間山をはじめ、四阿山、根子岳も近く、北アルプスの屏風のような景色を望み、遠くに富士山までも展望出来ます。
本日は、湯ノ丸高原スキー場の駐車場へと駐車し、残雪のあるスキー場のゲレンデ斜面脇を登ると、ようやく登山道らしい笹原の中の一本道へと変り、東屋を過ぎ遭難防止の鐘が現れると湯ノ丸山への登りが始まります。
ひたすら笹原の中の開放的な登山道ですが、ほぼ直登に近く、中々傾斜はキツいです。(涙)
山頂直下の岩の急登を登り詰めたら、湯ノ丸山山頂となります。
山頂はかなり広く平坦で、ゆったりと休憩可能です。
山頂からは烏帽子岳の美しい稜線が印象的です。
その後、すぐ近くの湯ノ丸山北峰へと向かい、次の烏帽子岳へと向かいます。
ガレて浮石が多い急斜面を一旦下り、急な斜面を登り返します。
途中で緩む区間も有りますが、残雪が多く滑る為、注意は必要です。
そして、鞍部を経て烏帽子岳への登りが始まりますが、こちらは九十九折りの登りとなる為、湯ノ丸山の登りに比べれば多少キツさは穏やかとなります。
稜線に上がると一気に視界が開け、見事な眺めが目に飛び込み、気持ちの良い展望を望み、アルプスの様な軽快感のある稜線歩きが楽しめます。
ザレた緩いアップダウンで稜線をゴン攻めし、小烏帽子岳を経て、山頂直下の岩場に凹みつつ登り上げれぱ烏帽子岳山頂となります。
街を見下ろし、遥かに山並みを望み、遮る物の無い展望は気分爽快のハズでしたが、本日は残念。(涙)
帰路は、湯ノ丸山の山腹を巻くように水平道を行き、樹林帯を緩く下り、キャンプ場を経て地蔵峠のスキー場駐車場へと戻ってまいります。
上信越道の東部湯の丸ICを下り、立科、丸子方面へ直進します。
直ぐ先の東部湯の丸IC南の交差点を県道79号線(浅間サンライン)の高崎、小諸方面へ左折します。
高速の高架を潜り、別府の交差点で県道94号東御嬬恋線の嬬恋、湯の丸方面へ左折し、道なりに進みます。
駐車場周辺に湯の丸ビジターセンターや軽食やソフトクリームを販売するロッジ花紋があります。
湯ノ丸山の登山口となる他、湯ノ丸高峰林道を進むと池の平歩道の入口もあります。
500台駐車可能でトイレ完備です。