秋のエサカムと札内岳の探訪記🐑
9/22-9/25の3泊4日でエサカムと札内岳の日高どっぷりプランに行ってきました。2025年10月のカムコイ、2026年3月の幌尻に続き日高の核心部へ。好きな山域は?と聞かれ、日高山脈と言い続けていますが、やっぱり好きな山域はとことん歩きたくなるもので、ワクワクが止まらずやってきました!今年の北海道は8月から晴天の日が続いていて、9月末には本州は秋雨で長雨の中、北海道に逃げるように晴れを求めて行ってきました。 9/22(初日) びれい橋から沢を遡行し、北東カール、そして札内JPまで。下山口にレンタカーをデポし、タクシーでトッタベツ林道を進んでもらいました。冬はここも全部歩いたな、、車は速いと思いながらも、なかなか狭めの道をタクシーに進んでもらうのは本当に申し訳ない気持ちもありつつ、とても親切に奥まで進んでもらいました。ありがとうございました。登山口に着くとタクシーは帰っていくわけですが、帰路もお気をつけて、と思いつつ準備を進めました。程なくすると、一台の車がやってきて、「タクシーとすれ違ったよ!、縦走するの?」と声をかけていただきましたが、少し会話をしてアッと驚き、なんとふうろさん!!!いつも北海道の山行を楽しみにしている自分からすると嬉しすぎてついついたくさん話しかけてしまった!いつもすごいなー、おもしろいなーとレジェンドにあった気分でいきなり紅葉のなか高揚してました! 林道は笹やぶやら、蕗やらで冬の景色とは一変してましたが、エサオマントッタベツ林道に入り、入渓まで程なく40分ほど?だったかな。沢の遡行は日高では当たり前のように水量もほどほどにどんどん遡行。北東カール手前は300mほどの滑滝を上がります。私たちは縦走に備えて、ラバーソールで進んでましたが、苔も多くなるこの時期はやはりフェルトの方が無難ですね。沢の端を枝を掴んだり、へつるように登り、ここを下らなくていいのかと安堵しながら源頭まで進んだところで行程の水を一気に汲みました。私は7L、相方は6L汲みました。もともと持ってた飲み水や酒やらも含めて10L近くは担いだか。ふうろさんも到着されて北東カールで暫し夢のような時間をいただきました。日高はたくさんカールがあるので次は途中でカールに下りて補給するスタイルを伝授いただきました!ありがとうございます! 我々はカールを登り、荷物を担ぎ上げ、札内JPの特等席テンバにテントを張り、エサオマンに行ってきました!何の名山にもなってないのが不思議なくらい素敵な山でした!ガスの切れ間からカムエクが見えた時の存在感は凄まじかった。 9/23(2日目) 4日間で1番天気の良い日に札内岳のピストン、藪漕ぎなんて、何と贅沢だったんだろう。。笑 当初の予定では、往復7時間くらいかなと踏んでましたが、結果的には11時間くらいかかってしまった。。逆目のミックスブッシュで思うように歩けず、体力も時間もかなり浪費してしまった。。頂稜部の両サイドに鹿道が走っていることが多々あり、これをうまく活用すればもう少し早く歩けたなと、勉強になった!札内岳は黄色に色づいており、ハイマツと格闘中にも秋を感じさせてくれた。積雪期が圧倒的に登りやすい中、この時期に行ったのは、山頂の標識が見たかったからで、楽しみにしていたが、8月末まであったものが、消えておる。。 ヒグマなのか、風なのかよくわからんが、頑張って藪漕いできたのに悲しい悲しい。。何でなくなってしまったのだろう。。 まあ、でもいつもサウナでお世話になっている札内川の水風呂を生み出す山に挨拶ができて、それだけで満足である。 帰りのハイマツも相変わらずうるさいが、長期戦を制し、日没ほど無くしてテントに戻ってくることができた。この日のビールが1番美味かったかも! 9/24(3日目) いよいよ、エサカムである。カムコイとどのくらい違うのか楽しみだった。前日に少しカムエク方面に寄せておきたかったが、叶わず、尚且つこの日は夕方頃から雨になる予報だったので、目標をカムエク山頂ではなく、1917峰として、8時間歩きテントを張る計画に変更!ここの方がカムエクを綺麗に拝めるので案外よかったのかもしれない。最初のピーク1760峰に向けて下ってゆくが、いきなり藪漕ぎと思いきや、十勝側にハイマツを避けられる鹿道があり利用、途中道がなくなり、頂稜部に戻る。ナメワッカ分岐まではハイマツとの格闘がメイン!だいたい4時間ほど。展望は良い!ナメワッカ分岐に到着。カムエク、ザンクと来て、いつかナメワッカに登りたいと淡い目標を立ててから1番ナメワッカ近くに来たことになる。もう1日あればここにテントを張り、ナメワッカのピストンもありだったか、、きっとまたもやハイマツ漕ぎなんだろうな。。今回はそっと気持ちを閉じて、次回の楽しみに取っておくことにした。ここから1917峰までは岩稜帯を行く。左は十ノ沢カールである。野村さんや陽希さんはここを冬歩いたのか、とキレッキレの稜線を慎重に歩きながら、でもハイマツより歩きやすくて少し嬉しかった。歩を進めていると春別岳に到着した。1791を超え、めっちゃ急な1917峰への登り返し、一部ハングってる岩もありつつ慎重に登り返し、何とか雨の降られる前に1917峰に到着した。風はかなり強くなっていたので、十勝側に少し下った辺りにテント。色々と整えてテントに入ってすぐに大雨となった。 9/25(4日目) この日はカムエクを目指し、札内ヒュッテへ下山予定。夜のうちに雨は止み、風も落ち着き最高の朝となった。 あんなに遠くに見えていた山が一つの谷を挟んで目と鼻の先だ、、、すごいな、、。 ここからみるカムエクを楽しみにしてたということもあり、抜群のカムエクに感謝した! カムエクまではおおよそ5時間を見て出発した。 1732のコルまで下りると九ノ沢カールはすぐそこだった。昔墜落したセスナの機体に手を合わせてその場を後にした。そこから1900m付近まで登り返し。今年の冬にこの尾根を利用してカムエクを目指そうと思っているので夏の雰囲気を確認できたのも収穫だった。ここまでくれば、下って250mくらいを登り返せばカムエクだ!なのだけど、この登りもちゃんとハイマツがうるさい。一歩一歩着実に登る。ヒグマのフンもこの辺りは多かった。。どれくらいだろうか、1時間くらい登るとカムエクの山頂が目の前で、山頂のテンバまで来ると八ノ沢からの夏道が一級国道のように敷かれていた。去年も味わったこの感覚!歩きやすい!!!道の整備ってすごいな! 去年はカムエクスタートが今回はカムエクがゴールとなった!去年の方がしんどかったような気がした。。ここからは何度か歩いた道なので安心感もあったのだろうか。カムエクを後にし、ピラミッドを見ながら下山した。途中、東京から来られている方との嬉しい出会いもあり、久しぶりに人と会話をして元気をもらった!八ノ沢カールまで下りると、山頂付近はガスが取り巻いていた。意外ともう終わりなんだなと感傷に浸りつつ、八ノ沢を下りた。ここまで来れば懸念していた水の心配もなくなり、むしろ初めに担ぎ上げた水でここまで賄えたのは意外だった!最後に三股にて冷たい水を補給して帰路につく。 あっという間だったエサカムと札内岳の日高山脈縦走旅。これだから山はやめられん。 相方にはいつも助けられております。今回も苦楽を共にできたのはとても有意義でごさいました。 ありがとうございました🙏






