白馬岳・小蓮華山(長野,富山)
2026年10月8日 (木)4日間
スタートはまだ真っ暗な新潟県の親不知。
親不知観光ホテル横から海岸へ下りられるので、せっかくなら海面タッチから始めようと思っていたものの、これが想像以上に怖かった。
暗闇の中から聞こえてくるのは、岩に打ち付ける日本海の荒々しい波音。
海岸もゴロゴロした岩場で、強い波が何度も押し寄せる。
「触りたい」より「これ、近づいて大丈夫か?」が勝つくらいビビりながらも、へっぴり腰でなんとか海面タッチ。
そこから海抜0mの山旅がスタート♬
今回、天気には本当に恵まれた。
10月の北アルプスとは思えないくらい穏やかな日が続き、最後まで最高の景色の中を歩くことができた。
太陽が出てからは、基本的にノースリーブ一枚で過ごせるほど。
当然、日焼けもやばいことに😅
初日は親不知から栂海新道へ。
海抜0mから一気に標高を上げるだけじゃなく、細かいアップダウンが延々続く。
テント泊装備と水4Lを含め、スタート時は約20kg。
距離以上に、この重さと累積標高がかなり効いて
栂海山荘まで着いた時点で、正直かなり消耗していた。
2日目は栂海山荘を早朝2時に出発し、朝日岳を越えて朝日小屋へ。
ここから一気に北アルプスらしい景色になってきて、歩いてきた栂海新道を振り返ると、海からここまで本当に自分の足でつながっているのが実感できた。
3日目も朝日小屋を2時にスタートし、水平道から雪倉岳を越えて白馬岳へ。
ここまで来ると、ようやく今回の大きな目標だった「日本海から白馬岳へ」が一本につながった。
白馬山荘に入ったあと、ザックをデポして杓子岳・白馬鑓ヶ岳へ。
正直、脚はもうかなり終わっていたけど、ここまで来たなら白馬三山までつなぎたい。
なんとか杓子岳、白馬鑓ヶ岳まで踏み、今回の「SEA TO SUMMIT」を自分なりに完成させることができた。
最終日は朝から旭岳・裏旭岳へ。
その後、白馬大池方面へ向かい、最後は蓮華温泉へ下山。
下山を始める頃から、それまでずっと晴れていた稜線に少しずつ雲がかかり始め、朝日岳や雪倉岳も次第に白い雲の中へ。
その代わり、今度は山肌の紅葉が主役になった。
何日も見続けてきた稜線が雲に隠れたことで、逆に目の前の紅葉に集中できた気がする。
蓮華温泉に着く頃には上は真っ白。
でも、その下には見事な紅葉。
最後まで違う表情の山を楽しませてもらった。
当初はテント泊の予定だったけど、累積標高と行動距離を考えて、結果的にはすべて小屋泊に変更。
「このテント装備、何のために運んでるんだ?」とは何度も思ったけど、それも今回の山行(笑)
それでも、小屋でしっかり休めたからこそ、最後までつなぐことができたと思う。
とはいえ、当日飛び込みで宿泊できたのは運が良かったこともあるが、朝の9時頃に山荘へ到着していたことも大きな要因だど思う。
そして今回、山の景色だけじゃなく、人との出会いにも本当に恵まれた。
栂海山荘で出会ったお兄さん。
朝日小屋では山好きの素敵なお二人。
白馬山荘で出会ったお兄さん。
さらに、YouTuber「登れ!マリナ」のマリナさん。
中でも白馬山荘で出会ったお兄さんとは、最終日に白馬大池で再び合流し、そのまま蓮華温泉まで一緒に下山。
しかも、お兄さんは蓮華温泉に車を停めていて、
「よければ親不知まで送りますよ」と声をかけてくれた。
下山後の長い電車移動を覚悟していただけに、本当にありがたかった。
糸魚川で海鮮丼を食べながら山の話をして、親不知まで送ってもらい、今回の山旅が終了。
山では景色だけじゃなく、こういう出会いも含めて旅なんだなと、改めて感じた。