春が近い水後山・鎌ヶ峰 大日ヶ岳には届かず
大日ヶ岳・毘沙門岳
(岐阜, 福井)
2026年02月28日(土)
日帰り
大日ヶ岳と野伏ヶ岳を目指して白鳥へ。大日ヶ岳は冬季のみ、何度か登っているが、水後山・鎌ヶ峰からの縦走ルートは数年前になんしーさんとダリさんにお会いして以来。あの美しい稜線を再度歩きたいと思っていた。
金曜日の夜に家を出て、道の駅で仮眠して、早朝に桧峠へ。道路の凍結なし。檜峠では、除雪車両の奥のスペースに停めさせていただいた。仕事疲れか、眠くて出発時点でヘッデン不要であった。出発直前に、もう1台到着。同じ滋賀の米原から女性2名であった。
出発直前に雨が降り出した。雪ではなく雨。もう冬季ではない陽気。樹林帯の中をスキー場の駐車場へ歩く。つぼ足で大丈夫。駐車場からゲレンデへ。営業時間前なので閉鎖中だが、綺麗に均してあるので隅っこを登る。ここからゴンドラ終点まで1時間程度。ひたすら登るが、隣のゲレンデが綺麗だし、振り返れば雲が取れてきた山が綺麗だ。
ゴンドラが試運転されている。やがて、ゲレンデをボーダーが一人降りてきた。もう営業が始まったかと思ったら、パトロールの女性だった。「まもなく営業開始するので、(登るのは)そのラインでお願します」といって颯爽と去っていった。カッコよかった。
しばらくしてゲレンデの放送が始まった。営業開始してゲレンデトップにようやく到着。暗いうちにここまで登れたら良かったんだけど。出発が遅かったな。ここから登って目の前に見える尾根を目指す。トレースは数日前と思われる溶け始めた足跡が見える、枝や倒木が結構邪魔になる。細い稜線だけど、少し巻いて躱す。スノーシューのままではやりにくいが、これもトレーニングと割り切ってスノーシューのままで進む。時々、スノーシューの先を雪に蹴り込んでステッップを作りながら登る。急登すれば水後(すいご)山山頂。標識は頭だけ出ていた。文字は雪の下みたいだ。この先の鎌ヶ峰、更に先の大日ヶ岳も見える。ここまでちょっと遅いペース。
そこから一旦下って、雪庇の端に気をつけて歩くが、一部、クラックや雪が落ちた箇所もある。もっと早くに来るべきだったなあ。一部、尾根から左下に巻いて、樹林を頼りに登って稜線に復帰する。雪がずり落ちて、下の笹が見えている。これは滑りやすい。何とか急な斜面を登り切ると鎌ヶ峰に到着。細長い山頂。ここでなんしーさんたちと休憩したのを思い出すなあ。九州に移られて山登り便りを拝見する。九州の山にも行きたいな。
山頂から先を進むが随分、雲行きが怪しい。時間的にはまだ許容範囲なので先へ進もうとするが、雪庇のある細い尾根の下降となる。その下は見えない。最近、ここを通過したレポがなくて先が見通せない。ここはスノーシューで下れないので、アイゼンに換装したが、いきなり足がずぼってしまった。引き上げて進むが、雪庇が崩れそうな気がする。その先のルートをズームアップするとすでに雪が落ちて黒い地面が見えている急斜面。あそこは登り下りできるだろうか。何とか登って行けるかもしれないが、帰りには下って降りてこないといけない。落ちれば事故は間違いないので、ここで引き返そう。また、しっかり雪がついて、締まったコンディションで来れば良い。明日は山仲間との野伏ヶ岳が待っているので今日は無理しないことにした。まずは鎌ヶ岳まで来たので今日は良しとしよう。
スノーシューに戻して、帰り始めると駐車場でお会いした女性二人連れに再会した。お二人は先に進まれた。一人はワカン、もう一人はスノーシューをお持ちだったが、早々にアイゼンに換装されていたようだ。私も急斜面の下りになって、アイゼンに換装して下った。この方が気楽で歩きやすい。多少はズボっても下りなので体力ロスは少なかった。
ボーダーさんやスキーヤーが滑走するゲレンデ横の樹林帯をスノーシューで降りたが結構長い。行きで、こんなに登ってきたか。早めの下山後、満天の湯に浸かった。アルカリ泉で、すっかり晴れ渡った山々が見える露天風呂は気持ちよかったが、風が冷たくて、お湯から出るのを躊躇した。
檜峠に戻ると、女性2人のクルマは無かった。無事に大日ヶ岳まで往復されただろうか。私は、道の駅まで降りて、鮎雑炊をいただいて、翌日に備えた。
今度はもっと早い時期に、ブラックスタートで。体、持ちこたえてほしいわ。