08:00
12.6 km
1281 m
残雪期の洗練〜大白森山〜
二岐山・大白森山・小白森山 (福島)
2026年04月19日(日) 日帰り
今日は山友のozさんと共に、甲子山を経由して大白森山へ。私は残雪期の山が初めてなので、経験者の方と一緒はとても心強い。 甲子温泉大黒屋からスタートし、温泉神社で安全祈願をする。樹林帯を進むとすぐに九十九折りの登山道にぶつかる。ひたすら登っていくと、約1時間で最初のピーク、猿が鼻に到着だ。ここまで来ると、左手には三本槍岳と流石山の稜線が出迎えてくれる。今年は雪が少ないと言うが、所々雪渓が目に入り、白と緑、茶色のコントラストがとても美しい。 さらに標高を上げていくと、甲子旭岳が圧倒的な存在感を放つ。那須のマッターホルンとはよく言ったものだ。途中まで行ったものの、登山道入り口にはロープが貼ってあり、今回は安全を考慮して撤退。目的の大白森山へ行く。 今までと打って変わって、雪渓が私たちの前を遮る。今日は湿り気を帯びた雪に足を取られる。 かかとで雪を削り、一歩一歩、慎重に進めたり、つぼ足をしていくが、踏み抜いてしまう。登山の知識が改めて体験してみるとなんとも難しい。これが体を通すということか…。 山頂直下300メートルで雪に阻まれ迂回の薮こぎを余儀なくされる。獣道を慎重に登り登山道に復帰すると、山頂はもう目の前だ。山名板を見つけると思わず胸を撫で下ろす。360度開けたその先に見えたのは、関東や東北の名峰の数々。中でも飯豊連峰格別だ。今年は足を運んでみたい。 さて、昼食を済ませ下山。雪渓を進むのは計算の方がはるかに難しい。何度か尻餅をついたとき、トレッキングポールの1本が折れてしまった。大切に使っていた相棒なので、残念に思う反面、怪我につながらず良かったと安堵の思いとありがとうと言う感謝の思いの方が強かった。 今回の登山で得た教訓は、私の一部となった。山を好きなことが変わらないし、もっといろいろなことを経験したいと思う。残雪期の洗練は、私をまた次のステージに立たせてくれた。
