修験道極めた?初詣登山/修験業山・栗ノ木岳
三峰山・学能堂山・栗ノ木岳
(三重, 奈良)
2025.01.04(土)
日帰り
香肌イレブン⑩ 栗ノ木岳
栗ノ木岳は、若宮八幡神社に登山口がある。近く修験業山とモロ山の名前にもなってる事から、修験場なんだと思う。
京都で新しく1/3からの予定を考えている時に、「あっ。栗ノ木岳、神社スタートって初詣登山やん」と気付き、俄然行く気満々。
修験道(山岳で修行を行うことで、神秘的な力を得る)を極めるぞー😆
コース取りした時は6.5kmほどのコース。
ベリーショートなコース。局ヶ岳と2登山しょっと。何なら、昼からでも回れるかも。
と、超軽ーく考えてた。少なくても登山開始するまでは…。
1登山目の局ヶ岳のスタート遅らしたり、のんびり移動したりで、登山スタートが11時になってしまった。
スタートしても境内眺めたり、社務所で甘酒飲んだりでなかなか歩き始めない💦
さ、そろそろ行くかと社務所の横の登山口。登山者のための橋を渡ると山道突入。なんだけど、沢の水がびっくりするくらい透明できれいなのをしばし鑑賞。
橋を渡って、山道を登って行く。
ほとんど整備されていない山道に、「なるほど。修験場でバチバチに整備してるワケないよね」とひとりで納得。
登っていたはずの山道が降り出した。その先の崖にトラロープがたら〜んと河原まで。
「え?渡渉?」と見ると川向こうにピンテ。
ここから、右へ行ったり左へ行ったり。長い時間、滑る石に細心の注意して沢に沿って登って行く。
やっと沢から離れ登り始めたと思って見ると、めちゃめちゃガレ場。どこかでずっと自然にからんからんと落石してる音が聞こえる。
「うそっ。普通、これ程のガレ場はここを登ってはダメって看板あるヤツやん」と上の石が崩れてこない事祈りつつ登る。
ガレ場終わったら、超急登。ほとんど崖登り。
倒木もあちこちいっぱい。
修験道は厳しい道だ😱
尾根まで実に2時間、体感的には4時間分くらい神経消耗した。
尾根からはマシになるかと思ったが、容赦のない攻撃。岩ゴロゴロの細尾根やら、足元崩れるやら、一旦ロープで大きく降らしといてからの登り直しとか。
次々やってくる攻撃は、ひとつひとつ丁寧にクリヤーしていけば楽しいアトラクションなのだが、遅いスタートで日暮れ時間が気になる。
ここは、2登山とかじゃなく1日予定取るべきだった。甘いぞ、オレ😭
栗ノ木岳からの下山でも色々出て来るので早くは降りれない。周回の最後も長い沢の攻略がある。
沢の音が聞こえ出した。登りよりも更に慎重に沢を降って行く。
ほとんど下山した時点で日暮前だったのには、ホッとした。
さぁ、最後、沢を渡渉した向かいの崖を登れば神社の駐車場でゴールだ。
と、渡渉し出したら石がツルンッ。
全身で水の中にダイブ(ざぱーん)
防水のハードシェルを着てても、水中では意味なく頭から靴中、ザックまでずぶ濡れ😭
最後の最後に、後一歩で失敗するかよー💦
あっ、書くの忘れてたけれど、栗ノ木岳の山頂はそんなに景観ありません。だけど、生い茂る樹々を見るとほとんどシャクナゲ。今回は季節ではないがシャクナゲ咲く頃を想像すると、それはそれは見事なんだろうな😊
数々の道の面白さだけでなく、しっかりと花の美しさまで持っている栗ノ木岳、サイコーです。