北岳・間ノ岳
北岳・間ノ岳・農鳥岳
(山梨, 長野)
2025.10.11(土)
3日間
Yamapで調べたら4年前に鳳凰三山を夜叉神峠から広河原まで歩いたのですが、その時とってもいい天気に見舞われ白根三山 特に北岳が本当に目の前に見えていたんです。 その時いつかは登ってやるぞ! そして逆に鳳凰三山を向こうから見てやると思っていたのです。
その思いが今回叶いました。
しかし出発の前の晩、天気予報があまりいいとは言えない。
明日土曜日は、雨予報、日曜日曇りでちょっと晴れるかも、月曜日は雨。
日曜日のちょっとでもいいから晴れてほしいと思いながら翌朝出発をしました。
1日目
やっぱり天気良くない。 まあ昨晩の予報を思い出し、翌日の天気予報はかなりの確率で当たるからなと思いながら明日(日曜日)の天気好転を願い、雨の中を歩いて登りました。
今回白根御池から草すべりコースを選択。 ここは本当に急登で、標高が上がるにつれ、息が上がるし、疲れも出てくる。 雨と強風に吹かれ何とか肩の小屋へ到着しました。
北岳に行くときは肩の小屋に泊まりたいと思っていたのです。
なぜなら、ここのご主人がチヒロさんというのです。 私とおんなじ名前。 チヒロは、女性に多い名前で男性は今まで一人の方しかお会いしたことがなかったのです。
これも何かの縁だと思っていたのでした。
受付の際にご主人とお話させて頂きました。
昼飯を小屋でしてお土産を買うことに、数日前に発売になった限定のチヒロ Tシャツを購入。 お願いしてご主人にサインを書いていただきました。
2日目
昨晩からとても強い風と雨が降っていましたが朝方には止んだようで雨は降っていません。
でも完全なガスの中状態。眺望なし、風は強し。
そんな中 出発、とにかく北岳には登ろうと。
北岳山頂に到着。 もちろん眺望なし。
でも今日は天気が良くなる予報。 ゆっくり歩いて居れば天気が絶対よくなると信じ間ノ岳に向かいました。 が途中猛烈な風。 風に煽られるので、間ノ岳を断念することも少し思いましたが、とりあえず慎重に進むことに。
北岳山荘の辺りに来たら猛烈を通り越えた風。 風速20mは大いに超えているであろう風の強さ
この辺の登山道は危ない箇所がないので危険度は少ないのですが、とにかく風がやばい。
すれ違う女性が風に煽られ転ぶほど。
北岳山荘から間ノ岳には、難所はないのでとにかくゆっくり慎重に進むことに。
この辺りに来たら雲が取れ始め景色が見えるようにもなりました。
その後は最高の景色を堪能しながらの一万尺の稜線歩き、富士山はもちろん振り返ると日本で2番目に高い北岳、前を見れば3番目に高い間ノ岳、見渡せば鳳凰三山、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、中央アルプス、御嶽などなどなど。
間ノ岳を登り北岳を登り返す頃には、また天気が悪くなってしまいました。
3日目
朝食後、外に出て朝日を見ようとしばらく待っていたのですが、日の出は見る事が出来ませんでした。 しかし夜のうちに雲が取れ、最高の眺望が小屋前から見ていました。
富士山も近いのですが、ここから見ると富士山より北岳の方がでっかく見えるな~と呟くと、隣にいた方も納得されていました。
この日は下山だけなので、小屋でのんびりしていて出発が6時20分ごろ。 下山に4時間を予定した居たので、広河原のバスは11:00発のにしようと思っていました。
ところが、白根御池に降りてきて時計を見たら8時少し前。 これなら10:00発のバスに間に合うと、休みそこそこに下山を開始。 結局9:45分ごろ下山。 乗合タクシーにて10:00よりも早く芦安に向かうこととなりました。
日帰り湯:金山沢温泉 850円