【山ラン】三条の湯→飛龍山→熊倉山→丹波山温泉【トレラン】
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山
(東京, 埼玉, 山梨)
2025.06.21(土)
日帰り
ヤマレコに完全移行したので、たぶんこれがYAMAP最後の投稿になります。ヤマレコでもフォローしてやろうという奇特な方がいらっしゃったら、tanayukiで検索してみてください。
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鴨沢西バス停→お祭バス停→後山林道→三条の湯→北天のタル→飛龍山→前飛龍→熊倉山→サオラ峠→道の駅たばやま→丹波山温泉のめこい湯♨️
2000mを超える山は雲取山と大菩薩嶺しか登ったことのない自分にとって、飛龍山はずっと頭の片隅にはあったものの、雲取山から飛龍山を回って丹波山温泉に降りるルートだと、自分の脚力ではどう考えても帰りのバスの時間に間に合わない(17:48が最終って早くない?)ので、半分諦めていたんだけど、雲取山まで行かず、三条の湯から直接飛龍山に向かえば余裕じゃね?ということに気づき、行ってきました、飛龍山。
三条の湯までは9割方なだらかな林道を上っていくだけなので、走れるところはできるだけ走る(ゆっくりだけどね😎)。トレイルに入ってからは傾斜がいきなりキツくなり、頂上までその傾斜が緩むことなく続くので、ガマンガマン。ずっと森の中を進むことになり、眺望はごくたまにしか得られないんだけど、空が見えるたびに真夏の太陽に照り付けられ、体感温度がグッと上がるので、木々に遮られてなかったら、あっというまに干上がっちゃうな、逆にありがたいなと思った。それくらい暑かった💦
肝心の飛龍山の山頂も眺望はなく、えらくあっさりしたもので、続く前飛龍、熊倉山も大した登り返しもなく「え?ここがピークなの?」とビックリしたくらいで、縦走というより1つの山に登って別のルートで降りてきたという感覚。ただ2000m超ということで、登りも下りもどっちも長い。とくにサオラ峠からの最後の下りは、九十九折りの道を行ったり来たりさせられる割に傾斜もそこそこあり、路面もポロポロと崩れやすく、何度かズルッと足を取られて斜面にずり落ちそうになったりして、脚の筋肉がプルプル状態に。最後は祈るような気持ちで「早く着け、もういいでしょ」と念じていた。
今回はじめて導入したのは3点。
1つはチャオラスのスポーツてぬぐいで、汗拭き用と思ってたけど、登りの途中で小さな沢を渡ったとき、そこを流れる冷たい水に濡らして絞り、首に巻いたら、これが涼しい。水そのものの冷たさもあるけど、気化熱で温度を下げてくれるので、最後まで効いた。これがなかったら、もっと熱がこもっちゃって大変だったと思う。もちろん温泉タオルにもなるし。
もう1つはShokzの骨伝導イヤホンで、こちらはずっと前から持っていて朝ランのときに使ってたんだけど、ヤマレコ社長のまとやんさんがヤマレコの音声ガイドを聞くために使ってると言ってたのでマネしてみた。耳を覆わないオープンエアタイプなので、虫の鳴き声も風のそよぎも生き物が発する異音も、何もつけてないときとまったく変わらずに聞けるし、10分ごとに繰り返される標高や分岐などの案内だけ直に聞こえるので、聞き逃す心配もない。こりゃいいね。Shokzのオープンランは正直音質には限界があって、たとえばクラシック音楽などは聞けたものじゃないんだけど、一体型なので、雨が降ってきてフードを被るときも落とす心配がない。耳掛け式のセパレートタイプだとボロボロ落ちるんだよね。そのことに気づいてから、いまは雨の日ラン専用になってたんだけど、今回から山ランのお供にも昇格した。
最後は機内モードにしないことで、これもまとやんさんの忠告に従った。いまのiPhoneはもう3年近くたち、今年の秋に買い替えようと思ってるくらいなので、バッテリーの持ちがかなり厳しいし、トレランを始めた当初から節約のために機内モードにするのが習慣になってたんだけど、どうせモバイルバッテリーは欠かせないわけだし、いざという時のために位置情報をちゃんと残しておこうと。結果的に、走行中に1回充電しただけで済んだので、体感的には機内モードにしたときとほとんど変わらなかった。逆に、機内モードにしなかったことで、iPhoneにいざという時の衛星通信モードが搭載されてることに、いまさらながらに気づいた次第。思い込みって怖いね~、テクノロジーの恩恵に預かるためにも推奨環境って大事なんだなと思いましたとさ。