05:13
14.7 km
1260 m
絶景哉🗻鈍った身体に鞭打つ大室山周回
大室山・畦ヶ丸・菰釣山 (山梨, 神奈川, 静岡)
2025.12.13(土) 日帰り
最近、何となく身体が重いなぁと感じる。 毎週登山しているとはいえ、初冬になり3時間前後の低山ゆるハイクに甘んじた後、たらふく食べて飲んでいたらそりゃぁ身体も重くなるでしょうということで、今回は少し骨がありそうな丹沢の大室山周回コースへ。 始発便のバスで西丹沢VCに到着すべく(やる気)、早朝の小田急線新松田駅に降り立つ。 フォローさせていただいている方から入手したお得情報に従って、割引価格のバス往復券(温泉券付き、現金のみ😢)をバス停前で購入しすぐさまバス乗車。 新松田駅の乗り換えが6分間しか無いため、ここは集中して小田急線改札を通過し、確実に券を購入し、バスに飛び乗る必要がある。 幸いなことにバスは9割がたの乗車率で立ち人なし🚌 西丹沢ビジターセンターからは暫く車道歩き🚶♀️皆、檜洞丸方面に向かうためつつじ新道に折れ、大室山方面に向かうのは私1人だったため、道が合っているのか心配になり何度もYAMAPの地図を確認。 登山道に入るとすぐさま噂の徒渉。 大室山といえば、フォローさせて頂いている方々他のログ上でかなり徒渉の頻度と難易度がプッシュされている印象。 正直、「ちょっと盛ってるよね、丹沢に他にこれといった危険箇所が無いからって」と斜めに見ていたところ、いざ徒渉ポイントに差し掛かり「あぁここか〜」と呑気に歩いていたら、既に踏み締めた紅葉の下が川になっているのに気づかず、左足が川に取られ、バランスを取るために突いたストックが川にボチャンし代わりに犠牲になってしまった。戦慄。先人の教えには素直に従うべき。 犬越路(いぬごえじ。読めなかったので道中ずっと「いぬがろ」と読んでいた)まではずっとしんどい急登。 犬越路を過ぎれば少し斜度が落ちて楽しい木道歩きのはずで、口コミによるとおおむね樹林帯のなかでときどき富士山が見えるらしい。が、晴れなのに遥かな山々の山頂のみガスがかかるという本日の天候のため、富士山は拝めず、目算は外れひたすら目の前の木道を見つめながら黙々と登る。 大室山山頂は聞いていたとおりのイマイチな眺望。苦労して登ってこれか…と思わず舌打ちしたくなる。早々に山頂から撤収。滞在時間5分。 無事ピークハントはしたのでお昼のフルーツサンドを山頂手前のベンチで食べていたところ、なんか急に寒いなー、と思った途端に雪がちらつき始めた。雪は明日からじゃ無かったのか…。 今日もう修行じゃんと投げやりな気持ちになりながら、寒いー、寒いー、と加入道山方面に下山し始めると、急に日が差し始め、ガスがふぁーっと晴れてなんと富士山が🗻 俄然、身体が軽くなり、眼前に広がる富士山に見惚れながら(先週も石割山で見たけど)、陽の光がキラキラする木道を、前大室、加入道山と縦走。 その後は用木沢出合に到着するまで延々と八ヶ岳の北沢のような道を下り続ける。落ち葉が降り積もっているのに細い急勾配の下山道が続き油断ならない。 14:40発のバスに30分の余裕をもって西丹沢VCにゴール。 犬越路前の急登のほかアップダウンが随所にあり、なまくらの身体にはなかなかに応える山行になった。 帰りはこれまたフォローさせて頂いている方々のログを参考に、初めて中川温泉に立ち寄り♨️ ついつい、バスの本数を考えると途中下車はめんどいなー、といつも見送っていたものの、こんな山奥にこんなに綺麗な温泉宿があるの❓(失礼)と思いたくなるようなお宿の日帰り温泉を利用させていただく。 帰りは新松田駅にバスが到着するなり猛ダッシュして地元の酒蔵中沢酒造直売所に駆け込み、蔵の限定酒を売ってもらう。 バスが遅れていたのでもう間に合わないかと諦めかけたが、ダメもとで走って良かった。 閉店17時の5分前に走り込んで来て、酒を買っていく登山者にお店の方はビックリされたと思う。 〈移動〉 小田急線新松田07:19着 富士急モビリティバス07:25発 西丹沢VC08:36着 西丹沢VC14:40発 中川温泉入口14:54着 中川温泉入口15:54発 新松田16:50着 今日は西丹沢VC14時台発のバスも15時台発のバスも空席ばかりの混雑度だったものの、他の方の日記を見ると日により差がある様子。